すげえイベントだった。。。トウホグ蒸祭
2023年9月9日、夏の暑さが幾分落ち着いたこの時期に蔵王高原坊平にある「高源ゆ」さんを舞台に第4回トウホグ蒸祭が開催された。
トウホグ蒸祭は2021年11月から開催されており、各地域の様々なサウナや名産を味わうことができる魅力的なイベントである。
会場は開催前からすでに熱波を浴びたような熱気に包まれていた。
外から香るサウナストーブを焚いている匂いを香ばしく感じるのは著者だけではないだろう。
今回は各地域の様々なサウナが参加しており、どこに何時にどのように入るかを計算するだけで楽しい。
今回は著者が入ったサウナの紹介と感想を以下に記載していきたい。
①SAUNA FREEZAR(ウェルビー)
今回のイベントでも最も人気のあったと言っても過言ではないのがこのサウナフリーザーである。
この特徴は大型トラックにキャパ6名程度の木のサウナが設置してあり、サウナが終わった後は、0℃を振りきれている程(マイナス30℃程度とのこと)の温度の冷凍室で涼むことができる。
マイナス30℃と聞くと凍傷してしまうのでは?
とビビってしまうかもしれないが、意外に中は快適である。
空冷ファンが常に中に風を送っており、サウナで温まった体を一気に冷やしてくれるところが最高に気持ちが良い。
②山梨サ活倶楽部
こちらはテントサウナであるが、椅子ではなく床に座るスタイル「座サウニングスタイル」で人気を博している。
中は4名程度のキャパで、暗く瞑想ができるような雰囲気の空間である。
サウナの温度は今回イベントの中でもトップクラスであり、暗さと熱さを楽しむことができる。
セルフロウリュも可能であり、ヴィヒタが浸された水をサウナストーンにかけることで芳しい香りがテント内にいっぱいに広がって心地よい。
③月山朝日観光協会
山形県西川町にある話題沸騰中の水沢温泉館「サウナ月山」がある「月山朝日観光協会」が参加している。
西川町は町長自らサウナを推していることもあり、サウナ文化の発展が著しい。
そういった後押しもあってか月山朝日観光協会の方々は明るくサウナのような熱がある人達でそれだけでもサウナーとして心強く感じる。
サウナはテントサウナで、かなり熱い。
そして最大の売りはフレーバーである。
ロウリュの水には慶応桜等の芳しいフレーバーが入っており、かけただけでものすごく気分が良くなる。
何個かテントサウナがあり、それぞれ違うフレーバーで楽しめる。
④やまびこの湯(びこパーク)
仙台民には御用達のサウナ施設「やまびこの湯」よりテントサウナが参加している。
ここもテントサウナであるが、アミューズメント性とサウナ温度はトップクラスである。
熱波師が音楽をかけリズムに乗ってロウリュを行なっていく。
その温度は130℃になることも!
あまりに温度が上がりすぎて、サ室を出ていってしまう人もいるほど。
だが、それを耐え抜いた時の爽快感は半端ない。
水風呂を最大限に楽しむには、熱いサウナが必須だということを改めて教えてくれる。
個人的に待っているときに中の人が熱さに耐えかねて
「アーーーー!」
という悲鳴をあげているのを聞くと少し楽しくなる。
タワー・オブ・テラーに並んでいる時の感覚と言って伝わる人がいれば嬉しい。
今回は4つの参加団体の感想を記載したが、まだまだ魅力があるため、それも余すことなく伝えたい。
涼しくなったとは言え、気温はまだ30℃台。
暑さに熱さで立ち向かう!
そんな感じでまた書いていきたい。