#山田涼介誕生祭2022。
嵐の活動休止を境に、1ジャニオタである私はnoteから遠ざかってしまった。
大晦日のライブ含め、書きたいことはたくさんあり…でもあの時に感じたことを表すには、どうにも語彙が追いつかなかったのだ。
その時から今日までで1番大きな変化は…自担が増えたこと。
ということで、今日はその方のお話をさせてください。
山田涼介さん、29歳のお誕生日おめでとうございます。
ありふれた世界なら君はいない。
嵐以外のジャニーズにそこまで詳しいわけではなかった私が、突如Hey!Say!JUMPを追い始めた理由は…はっきりとは覚えていない。
何かのファンになると、ファンになる以前のそのものに関する記憶がおぼろげになる、とどこかで耳にしたことがある。おそらく、私も例外ではないのだと勝手に思うことにしている。
ただ、「私は山田涼介さん(以下、山田くん)のファンになるのだ」と認識した瞬間だけは、はっきりと覚えている。
YouTubeに載っていた、「Fab-ism」のライブ映像。
の、落ちサビ。
先述の通り、当時嵐以外のジャニーズにそこまで詳しくなかった私は、大学の履修登録に追われるうちに配信ライブを見逃し、円盤も手に入れられず…という、今思えば人生最大の後悔に近い言動をかましてしまっていたわけだが、重要なのはそこではなく。
「ありふれた世界なら君はいない
誰もが皆意味を抱えている」
この世界の煌めきを全て集めたような美しさで、山田くんがそう歌っていた。
その通りだなぁ、と思った。
私の存在にも意味があるのかもしれないと、心底思えた。
夢を現実にする人。
山田くんは完璧なアイドルだと言われる。
ある人は彼を「絶対的エース」と呼び、ある人は「全方位完全無欠男」と呼び、YouTubeでは「自発光」の名がつく。
それはなぜなのだろう、とふと考える。
お美しさももちろんある、もちろんあるのだが…それだけではないはずで。
山田くんは、夢を現実にしてくれる人だからだと思う。
「なんて素晴らしい世界なんだ あれもこれも君も」(ファンファーレ!)
「君のため 歌うよ 愛を」(Your Song)
「たった一人 君を選んだのさ」(Last Forever)
愛、夢、そして生きること。
何の覚悟もなしに口にしたら陳腐に聞こえてしまい、聞き流されさえしてしまいそうな言葉が、山田くんを通すと本物になるような気がする。
実在はしないと言われていたおとぎ話の王子様が、立ち現れてくれるような感覚、といえば正しいだろうか。
するとなぜか私も、実在はしないと思われるはずのヒロインに、少なくともそれに近いだけの居ずまいの美しさをもった人間に、なってみたいと思えるのである。
それは役者としても同じこと。
山田くんの演じてきたお役に対し、テレビやスクリーン越しに別れを告げる機会が…なんだか、途轍もなく多い気がする。
大きな使命を背負い戦いに赴く姿を見たり、命がこれ以上ないくらい燃えて、尽きてしまう瞬間を見たりする。
この世界の理不尽を目の当たりにしているようで、水分全てを持っていかれるくらい泣く。
でも、彼の演じるお役を見ていると、「でも、生きよう」と思えるのだ。
途方もない運命に遭ったとしても、それと対峙し、時に抗い、時に受け止めながら生きている姿は、この上なく尊くて、美しいものなのだと。
それはまた、山田くん自身が、私たちに示してくれている生き様でもあるのだろう。
Hey!Say!JUMPという場所。
言わずと知れた山田くんの所属グループであり、彼の魅力を語る上で必要不可欠な居場所。
JUMPの中にいる山田くんは、いつも本当に本当に楽しそうにしている。
ファンに向けるものとはまた違った質の笑顔をメンバーに向ける、その瞬間が途方もなく好きだ。
何だかその瞬間、「偶像」の意を冠したアイドルが、一人の人間になるような気がする。
人間ってそこまで口角上がるんだ。
そこまで「愛おしい」という情を込めた顔をするんだ。
日々多くの幸せをいただくファンという立場にありながら、メンバーには敵わない、敵いようがない、と痛感する瞬間が本当に幸せで、矛盾しているようだがファンになってよかったと思う。
今日(2022.5.9)の誕生日サプライズ動画でも思ったけれど…こんなにも愛と笑顔とに溢れている空間って、なかなかない。
誰かを思うことまでは出来るけれど、それをあれほどまでにまっすぐ表現することは、なかなか出来ないような気がする。
それが出来る人が8人も集まっているJUMPが作り出す空間はやはり多幸感に包まれていて、彼らが歌う友情や恋は美しくて…実在を一瞬疑ってしまうくらい、素敵な現実だと思う。
そして、山田くんがこんなにも愛を受け取っているのは、日々彼がそれ以上のものを周囲の人に届けているからに他ならない。
以前、V6の岡田くんが「本当に強い人は、優しくなれる」と仰っていたと聞いたことがあるのだが…その時真っ先に、山田くんの顔が思い浮かんだ。
周囲の人への愛情深さゆえに、どこまでも強くあろうとする山田くんと、
そんな山田くんのことを誰よりも理解しているメンバー。
山田くん自身が「やってみたいこと」を聞かれたとき、いつもそこにはメンバーの姿がある。
そして、JUMPだったら、皆で気球に乗ることも出来るんじゃないかな、と素直に思う。
生身の人間に永遠を願うことは、とても業の深いことだけれど……
どうかこれからも、メンバー全員が笑顔でいますように。
私にとって、煌めく永遠の王子様であり、
芯が強くて、愛情深くて、心から尊敬する人。
そして、心から幸せを願わずにはいられない人。
これからも、大切な人たちとともに過ごす日々に、たくさんの愛がありますように…
29歳のお誕生日、本当におめでとうございます。
ずっと応援しています。