きょうは何の日

今日は松田優作さんの命日
1ヵ月後はウチの母の命日

優作さんの命日が来ると
「あ、お母さんのお供えの手配しなきゃ」ってなる、親孝行でちょっぴりバチ当たりな娘です

「探偵物語」はもう何度も見た〜
知ってるよ~
何を今更ってなるだろうけど

あ・え・て

やらせて!おねがーい!

皆さんはどの話が好きですか?
聞いておいてアレですが、
私もどれが一番かと聞かれると
う~ん…てなります

最終回近辺の話は悲しいけど、どれも好きだし
水谷豊が出た回も好き
倍賞美津子(マサ子ちゃん)がメインの話もいいし
清水健太郎のも捨てがたい
などなど

どれもこれも好きなのですが
女子的に

12話「誘拐」

を推したいと思います


「家出した娘のマヤを探して欲しい」という父親からの依頼が来る。
マヤの行きそうな場所などを教えてもらい、案外すぐに見つかったが、家に帰りたくないとゴネるマヤを一晩だけ探偵事務所に泊めてやることに。
朝起きると朝食が用意されていたり、新婚気分を味わう工藤ちゃん。
ここで情がうつったのかなと思えるほのぼのした場面。

マヤは「家に戻る前に、ホテルにある自分の荷物を取ってきてほしい」と工藤ちゃんに頼む。
しかし、その部屋は誘拐事件の身代金の受け渡し場所になっていて、服部さんたち数人の刑事が待機していた。

実は父親役の男、家出娘のマヤ、後で出てくるマヤの恋人の3人は誘拐犯一味で、はめられた工藤ちゃんは知らないうちに身代金の運び屋にされてしまったのだ。
部屋で待ち伏せる服部さんたちは「え?何で工藤が」と困惑気味。
人質のこともありその場は取り逃してしまう。

身代金とは知らず、マヤに荷物を渡して帰る途中に服部さんたちに捕まってしまう工藤ちゃん。

その後独自の捜査で嵌められたと知り、マヤを探し見つけ出した。

男2人を裏切り金を独り占めして逃げようとするマヤ。
追いかける工藤ちゃん。
もちろん逃げ切れるはずもない。

まだ薄暗い夜明けの街。
捕まえてもまだ暴れるマヤに
「脱獄ちゅう手があるから。」
工藤ちゃんが言う。

マヤ「匿ってくれるの?」
工藤ちゃん「大歓迎」

ギウウウウゥゥと抱き合ってキス
松本くんが来て二人を引き離しマヤを連れて行く。

工藤ちゃんに話しかける服部さん。
キスをした直後の口を拭って服部さんのコートで拭う工藤ちゃん。

ハイ!ここ!

キスしていた口を拭った手を服部さんの上着で拭う

このラストシーンが観たいがために、この話を何度も観ているのですよ、私は。

工藤が自分を騙したマヤに対して、生き方を諭したり、脱獄しても匿ってやると言ったりする姿はハードボイルドそのもの。
その後のキスシーンに、胸を熱くしてしまう人も多いのではないだろうか。

講談社「松田優作DVDマガジン」Vol.6 冊子より

ほらほらー
ねー

次回予告も毎回優作さんが考えていたそうで、いつもいつも面白かった。

オープニング、エンディングを自前(私が歌う)にしようかと思ったけど、私の声では全くカッコよくないので止めました。

お読みいただきありがとうございます
ではまた〜