初夏と早朝
初めましてこんにちは。ウメダ(UME/ダ)です。
私は週に3日、近くのスーパーでバイトをしています。今日も行ってきました。
朝8時に起き、準備をして9時前に家を出ます。田んぼ沿いを歩いて向かいます。
カッピカピの田んぼ。象の皮膚みたい。
先週は水が張られてたんですけれどね。そういう時もありますよね。
さあ、今日の仕事はエビの殻剥きか、ネギトロのパック詰めか、どっちかなー、と考えながら歩いていると
「ピチ…ピチ…」
え?
「ピチピチ…ピチ…………ピチ………………」
なんだ?!なに???!!!怖!
湿度ゼロパーの田んぼから、水音らしき何かが聞こえてきました。
ざっと見渡しても、何かが動いている様子も無い。なんの音だ…?
「ピチ…ピチピチピチ…」
聞き覚えがある気がする。何か、こう、小魚が跳ねるような…
メダカくらいの小さな生き物が、泳いでいるような………
あっ
オタマジャクシだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
小さなオタマジャクシが、僅かな水たまりを生き場(いきば)にしていました。な~んだ。
…でもこれ、大丈夫なの??明日になったら100%干からびない?期日迫ってない??諸刃の生き場(いきば)じゃない????それ。
そもそもなんでまだオタマジャクシのままなんだ。もう6月だよ?あっちの田んぼで、カエルの鳴き声したよ?
貴方達、もうカエルになっているべきなのではなくて?
ねえ
ヤバいんじゃないですか!!!!!????????!!!!!
絶対もう逃げられないって!!手足が生えてれば脱出できそうだけど、全然めちゃくちゃベイビーだし!
もう終わりだ…。どうなってしまうんだよ…。
次の日私がバイトに向かう時、オタマジャクシは生きているのか。それとも…
また明日。