わたしはわたし

小5の娘はまだ一人で寝られない
私の寝かしつけが必要な甘えん坊さん。
大変ではあるけど
寝る前のお話タイムは私の楽しみではある。

娘が習い事に行ってる間に愛犬を散歩させてたら、
近所の公園で、娘の同級生に会ったときのことを娘に話した。
「ムスメのママだー!ムスメに似てる!!」と言われたよー、と。

うちにはもうひとり娘がいて。
中1になる長女とこういう話をしたときの反応はだいたい想像できる。
「えーやったーーー!!(^^)」
ありがたいことに、まだまたママ大好きっ子の長女の反応はこれだとおもう。
だから、次女である娘の今回の反応もだいたい似たようなもんだと思ってた。

が、
「えぇ!やだーーー!!!」
娘の第一声はこれである。
正直、ショーーーーーーッッック!!!!
まさかの反応、、、



だが、ショックを受けたことを悟られないように
なるべく平静を装って聞いてみた(心は号泣)


(ちなみに、
次女は長女に輪をかけてママっ子である、、、)


「どうしてそう思うの?なんでやだ?」


小5だし、反抗期に片足突っ込んでるし、
どうせダメ出しされるんだろうなーと思っていた私。
しかし娘の答えは意外なものだった


「だって、ムスメちゃんはムスメちゃんなの!
他の誰でもないのに、誰かに似てるとかすっっごい嫌!!!」


なんだそうだ。


確かにそりゃそうだよねーーーー!!
ムスメちゃんはムスメちゃんで他の誰でもないもんね!
なるほどなるほど、、、


と返答しながら、
内心、二度目のビックリ!
ムスメにこんなに強い自尊心を見たのは初めてで。
他の誰にも代われない、唯一無二の自分。
そういう自我がしっかり育ってることに驚き。


次女に生まれた彼女は長女と比べられることも多かったと思う。
そのせいなのか、
それに反抗してなのかはわからないけれど

でも、そこまで自分を強く持てるっていいなーーーと母は思ってしまったよ。
小5でそれをちゃんと口に出せるあなたをとても羨ましく、
誇らしく思ったよ。


私が思うよりずっと早いスピードで大人になっていくんだなーと少し寂しくも感じたけれど


あなたのその気持ちを折ることのないように 
だいじに大事に育てていきたいな。

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