フェブラリーS予想
いよいよ迎えた今シーズンの初G1フェブラリーS。今年は初の外国馬参戦が話題になっているね。
Twitterにも書いたけど、今回外国馬の初参戦があった背景には、東京競馬場内に国際厩舎が出来たことが大きいと思う。
今までは、白井に入厩→調教→輸送→本番だったのが東京競馬場に入厩→調教→本番と参戦までの過程がよりスムーズになった。これのメリットはいくつかあって、①本番と同じ厩舎に慣れる時間がある②本番と同じコースで調教が出来る③入国してから輸送がない等。
外国のホースマンにとっては所有馬の力を発揮させやすくなる魅力的な環境に映るだろうから、今後も東京競馬場の国際競走にはたくさんの外国馬の参戦が見込めると思う。
そんなフェブラリーS。このレースにはいくつかの傾向がある。
まずは『武蔵野Sと根岸S好走馬が強い』。
これは理由があって、フェブラリーSは前半から速いラップを刻み、直線に入ってからもさらに加速する能力が求められることが多くて、そのラップ傾向に近くなるのが武蔵野Sと根岸Sだから。このラップ傾向はもう一つの傾向を生み出していて、実は中距離実績のある馬の好走もまた多いんだよね。
そしてもう1つが『内を通った馬が強い』。これは先に挙げた傾向とリンクしていて、速いラップが続けば当然すべての馬が辛くなる。ただでさえ辛いのに距離ロスまでしたら他馬に遅れを取ってしまうから、この傾向が生まれてるんだと思う。
この2つの傾向を意識しながら考えていきたい。
で、根岸Sのふりかえり記事を読んでくれた人は、もう本命馬が分かっていると思うけど、本命はレモンポップ。
これは根岸Sが終わった時点で決まっていて、なぜなら
『根岸Sを1.23.0を切って勝った馬はフェブラリーSも勝つ可能性が大』
だから。
さらに傾向に挙げた『武蔵野Sと根岸Sの好走馬』にも該当していて、調教も良い、鞍上も良いとなればもはや死角無しとまで言えるんじゃないかな。
じゃあ相手は何かと言うとそこが難しい。
メンバーを見てみると、ジャスパープリンス、ヘリオス、ケイアイターコイズと短距離の先行馬が揃っている。ためることは考えにくく、この3頭が前に行くとなるとペースは速くなるはず。なのでハイペースに向きそうで、かつ内を通れそうな馬をピックアップしていく。
まずはシャールズスパイト。初参戦の外国馬を挙げたい。知っての通りブリーダーズカップマイルの2着馬でハイペースが普通のアメリカトップクラスのレースで2着している事からペースは向きそう。調教師が言うようにキックバックを受けた時の反応が不安だが、ダートの走りを見ると芝の走りとフットワークが変わらないので力を発揮できそう。
次はケンシンコウ。前走根岸Sでの末脚が素晴らしかったし、前半マイペースで行ければさらに良い脚を使えそう。元々中距離で走っていた事からスタミナがあり、ハイペースになっても耐えられそう。
そしてオーヴェルニュ。好走レンジの狭い馬で、良い時と悪い時の差が激しいタイプだが、今回はペースや展開が向きそう。
次にメイショウハリオ。帝王賞を勝っているダート中距離のトップクラスで、走りが軽くてさばきが速いのでマイルも合いそう。調教もよく動いていて非常に良い。
次がショウナンナデシコ。マイルから中距離までこなす馬で逃げても控えても競馬が出来る。ハイペース逃げが武器だったサルサディオーネと何度も走っている事からハイペース耐性はあり面白い。
そしてテイエムサウスダン。前走4コーナーで手応えが怪しくなり惨敗したが、調教の動きはよく、集中できれば力はあるので上位に来そう。
あとソリストサンダー。これもマイルから中距離をこなせる馬で、息の長い末脚を使えるし器用に立ち回れるので展開一つで突っ込んできそう。
最後にセキフウ。とにかく気まぐれな馬だけど、ユニコーンSでペイシャエスと接戦してるように力はある馬。調教の動きが良く、気持ちがハマれば馬券内に来るはず。
これらを組み合わせて
馬単1着付け
7 - 2,3,5,6,9,10,11,12
とレース条件がどハマりした時のために
馬単1着付け
2 - 3
これで勝負!
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