競馬で勝つことを本気で考える【馬券学ゼミナール】
競馬で勝つ!って良く聞くセリフだけど、具体的に「勝つ」方法を考えないと、いつまで経っても負け組から抜け出せないのが競馬というものです。
今回から新シリーズとして「勝ち組」になるための【馬券学ゼミナール】を綴っていきたいと思います。
予想を当てることと馬券を当てることは同じようで少し違う
競馬で勝つには次の2つの能力が必要です。
①予想力
②馬券力
多くの人は①の予想力を高めることに集中してしまいがちです。(もちろん私のそのうちの一人)
しかし、
競馬で勝つために本当に重要なのは②の馬券力だったりします。
極端な話をすれば、馬の能力(予想)はオッズを見ればほぼほぼわかります。全競馬ファンの英知の結晶が「オッズ」という形で表現されているわけです。
ただ、もちろんオッズ通りに馬券を買っていたら、テラ銭(控除率)があるので競馬では勝てません。馬券を買った瞬間に約25%をJRAに控除されて、残りの金額を参加者で取り合うのが勝ち馬投票券(馬券)というシステムだからです。
オッズ通りに1番人気を買っていたら回収率75%ぐらいに落ち着きますが(予想はそこそこ当たる)、収支はプラスにはならないのです(馬券で損をする)。
オッズの歪みを見つけて期待値の高い馬券を買う
競馬で勝ちたいならこれしかありません。
もう少し付け加えるなら、
・過大評価されている馬を切り
・過少評価されている馬を買う
という作業が必要になります。
ちなみに期待値というのは、例えば66%の確率で勝つ可能性のある馬の単勝オッズが150円ついていたら、150円×0.66=99円ということで、回収の期待値は99%ということになります。
馬券で年間プラスにもっていくなら目指す回収率は110%程度です。もちろん120%、150%、200%と上を目指すのは自由ですが、安定した年間110%を計上できれば、十分に勝ち組になれます。
というわけで、勝率66%の馬(そのレースを3回走れば2回は勝つだろう馬)を見つけた場合、年間回収率110%を目指すなら単勝オッズは少なくとも170円以上が必要となるので、買うか買わないかのボーダーは単勝オッズ170円ということになります。
しかし、これはあくまでも机上の空論の話ですので、実際には3レースやって2レースの単勝を当て続けるのは、たとえオッズが170円の馬券であっても、少し難しいと考えます。(少なくとも私の予想力では)
必要なのは自分のスタンス
オッズの歪みを発見できる自分の予想力、そして資金力(予算を決める)と目指す年間回収率。
これがそろってようやく馬券購入のスタートラインに立てるわけです。
適当にレースを予想して適当に馬券を買っていて年間プラス収支にすることは、不可能に近いです。パチンコに行って勝つ日はあったとしても、毎日朝から通っていたら確実に負けるのと同じで、たまたまの勝利はあっても、勝ち続けることは難しいでしょう。
◆年間に競馬で使う資金
◆目指すべき年間回収率
◆購入する馬券の種類
勝ち組を目指すあなたが最初にはっきりと決めないといけないのが上記3点です。
これが決まれば、1レースに使える金額や狙うべきレースも変わってきます。もちろん、あなたの予想力によって狙うべき馬券は変わってくるわけです。
ということで、まとめます。
我々、年間プラス収支の「勝ち組」を目指す競馬ファンは、まずは馬券に対する自分のスタンスをはっきりと定めることがスタートラインです。そして日々、情報収集&検証を重ねて予想力を高めていく必要があるわけです。
馬券が当たった外れたと一喜一憂しているうちは勝ち組にはなれません。
次回は「馬券に対する私(筆者)のスタンス」について書いてみたいと思います。続きも読んでみたいという方は、いいねやコメントをお待ちしております。(あなたのリアクションが励みになります!)