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閑話休題: ファル子の中枢

※ファル子のシナリオについて致命的なネタバレがあります。未読の方はウマスト4話まで読んでから育成シナリオ読んできてください。


こんなご質問をいただきました。
「ファル子にとって、“ダート界を盛り上がること”と“ウマドルとして輝くこと”どちらが大事だったのか。両方大事だったという解釈でいいのか。」

解釈には絶対はありませんが、個人的見解をお答えします。

【結論】 ファル子にとっての芯は「ウマドルとして輝くこと」

順を追って解説しますね。

◆ファル子シナリオの大筋

(起)トップウマドルになりたいファル子。初めは芝を走りたがるが、トレーナーにダートのレースを見せられ「ダートでも輝ける」ことを知る。
(承)芝とダートの注目度の差を体感し「ダートは芝より劣っていない」を証明するのを目標とする。
(転)ファンの声を聞くのをやめ、いかにダートを宣伝するか?にシフトしすぎてしまう。
(結)そんなときに現れた少女ファンの存在やファン第一号の言葉によって、キラキラしたい自分のことを思い出す。

こうです。

◆何故「両方同じ比重で大事ではない」のか

結果としてはウマドルもダート界の盛り上げも成し遂げているので解釈が難しいですね。

肝は「初期ファンの少女と出会った」ところです。
この段階でファル子はダートの盛り上げに貢献できており、ダートウマ娘や関係者たちに感謝されています。芝と同等でないにせよ結果は出しているわけです。

しかし、少女と出会うことでファル子は悩みます。
今の自分はキラキラしているか。
周囲から認められても納得できない部分が「キラキラする」=「理想のウマドル像」だと受け取れます。

つまり(転)で優先順位がごっちゃになって「本来自分がめざしてたもの」を忘れていたけれど、その後初心に帰って自分自身を取り戻したわけです。
補足ですが(転)の状況になったきっかけは「JBCクラシックの後に・浮かれ気分?」というイベントで、ファンに「とうきょうだいしょうてん?年末最後は有馬記念だと思ってた」と言われたのがきっかけかと思います。世間的には芝とダートに大きな壁があるのをそこで認識しています。

「責任感」という言葉は「夢」ではないですよね。

◆ファル子は輝きたいと思っている

というわけでファル子にとっての中枢は「ダートを盛り上がること」でも「ダートと芝の注目度を同じにすること」でもなく、
「ウマドルとして輝くこと」だと言えます。

笑顔に戻れたファル子。

ファル子はただファンがキラキラを受け取ればいいとは思っていません。心の底から、自分の想いを出し切って輝きたいと思っています。

ファンのためならいくらでも頑張れる。
そんなファル子が私は大好きなんです。

やっぱりファル子が1番大好きです!!!!!!!!