ジョッキー45º情報刊(21号)
皆さん!競馬ライフはいかがでしょうか!?
先週のジョッキー45º情報刊では
ウマママンの穴馬探しに反響があり、皆様の馬券の参考になれた事、嬉しく思います🙇
ありがとうございます。
その肝心の本人は負けまくっております😭
正直、勝って欲しいのもありますが
いつかは取りたい帯馬券!!!
という事で、先週はジンクス・七不思議を撃破し、「G1完全制覇」にリーチを掛けた
武豊騎手、圧巻の勝利!!
これまで、G1と言えば武豊騎手という程勝ってきましたが、22回の挑戦ながら全く無縁のタイトルだったのが先週の「朝日杯FS」
ここを初制覇した事で、残るG1タイトルは年末の「ホープフルS」
年末に新しい楽しみが増えましたね!!
さて、今週のラインナップはこちら❗❗
●夢のグランプリ、有馬記念の考察
●最強2歳馬決定戦、ホープフルS
●スポットライト・ジョッキー
(江田照男騎手)
来週末は有馬記念、更に火曜日にホープフルSが控える中央競馬。
1年最後の総決算、今年の負けた分は今年の内に整理しちゃいましょう!!!
良い年末年始の為に、気合入れてきましょう!
●夢のグランプリ 有馬記念
上半期のグランプリ、宝塚記念と双璧を成す下半期のファン投票で出走馬が出揃う、正に今年1年のオールスターレース。
多くの馬、騎手、調教師達の憧れのレースであり花道となるレース。
今回は前人未到の2年連続グランプリ連覇に挑む「クロノジェネシス」と数々の見せ場を魅せてきた「キセキ」の花道となります。
ヤスアジTVさんでも、有馬記念の動画が出ていましたが
果たして、結末はどうなるのか。
⭕傾向⭕
まずは勝利騎手と人気から。
2020年 ルメール騎手(1番人気)
2019年 レーン騎手(2番人気)
2018年 池添謙一騎手(3番人気)
2017年 武豊騎手(1番人気)
2016年 ルメール騎手(1番人気)
2015年 吉田隼人騎手(8番人気)
騎手や人気で観ると、やはりトップジョッキーでこそ、勝てる舞台。
吉田隼人騎手の時の1番人気は内田博幸騎手が騎乗した「ゴールドシップ」
よほどの気性難でなければ、おおよそ順当な決着となりそうです。
また、有馬記念の傾向としてあるのが【馬齢】で3歳以上が出走するレース。
勝ち鞍となったのは馬齢、5歳以下のみ。
特に良い成績を残しているのが、
勢いのある3歳馬・中堅の5歳馬
両馬共に、ここ10年の有馬記念では4勝を挙げています。
また、キャリアも重要で馬券となるのは
【キャリア22戦以下】だけというのも特徴的で、23戦以上の歴戦馬が馬券に絡んだのは10年の中で1頭のみで
更に絞ると、【キャリア22戦以下】にプラスして【今年のG1で掲示板に乗った】事が無いと馬券には入りにくい。
出来ることなら、今年のG1で1勝以上挙げてるのが好ましい。
タイム的な面からは、今年の2000m以上の重賞の中で、上がり3ハロンで最速を出した馬が、この5年の有馬記念では勝ち鞍として名を上げている。
(上がりの黄色枠を重賞で会得したかどうか)
過去にはテイエムオペラオーが鬼のような末脚で馬群を切り裂くなど、上がり勝負となりやすい有馬記念。
傾向から、今年の有馬記念で当てはまるのは
●クロノジェネシス
●エフフォーリア
●アカイイト
2強に加えて、上がってきたのはエリザベス女王杯を勝ったアカイイト。
後は、ジョッキーの腕がモノを言うか。
🔵騎手、斜め読み🔵
どのG1でもそうですが、やはり有馬記念という特別な舞台での騎手の心持ちも一塩。
【勝ち】に飢えたのは誰だ!!
前人未到、2年連続グランプリ連覇の花道
クリストフ・ルメール騎手
「2年連続グランプリ連覇」という偉業に挑むクロノジェネシスの鞍上を務めるルメール騎手
今月のG1レースで鳴りを潜めていた、その全ては【有馬記念への布石】
まず第一に無事に走りきるのが大前提であるが、今回もコントレイルと同じく
レース後に引退式。
負けてしまっては、関係者並びに主戦だった北村友一騎手に申し訳が立たないだけに
必勝の想いは強い。
勝って喜ばれる「奇跡の大勝利」
松山弘平騎手
勝てなくとも、そのロングスパートからの逃げ足でファンを魅了した「キセキ」も今回でラストラン。
引退式も無く、ヒッソリと引退するも最後
最強のクロノジェネシスに勝つ「奇跡の大勝利」
ここで鞍上の松山弘平騎手が上手くエスコートして、世代交代の挑戦状を叩きつけられるか。
女王を倒し、最強の王者となれるか
横山武史騎手
天皇賞・秋ではグランアレグリア・コントレイルに走り勝った
エフフォーリアと横山武史騎手の若武者コンビが挑むは、最強の女王クロノジェネシス
女王との一騎打ちで、次代のステイヤーの王者として君臨出来るか。
横山武史騎手も、秋競馬からノリに乗っているだけに期待値も十分。
驚異の逃げ足は、有馬記念の風穴となる
菱田裕二騎手
有馬記念のステップレースとなる1つにあるのがG3「福島記念」
ここで驚異の逃げ足を披露したのが、菱田裕二騎手とパンサラッサのコンビ。
ウマ娘で人気になっている「ツインターボ」とほぼ同タイムの逃げ切りで福島競馬場での勝利という事で、上がり勝負の有馬記念ではあるが、タイトルホルダーやキセキなどを押しのけての、ツインターボも成し得なかった、超高速の逃げ切りを期待したい。
更に、パンサラッサの調教師は今年
話題となった矢作調教師という点にも期待したい。
28年目で初の有馬記念、全ての集大成
幸英明騎手
騎手生活28年目にして、実は今年の有馬記念が初騎乗となるのが、幸英明騎手。
今年は、キャリアハイとなる80勝を挙げていて、正に充実期。
歴代の有馬記念でも初騎乗・初勝利は9人も達成しているので、チャンスは巡ってくるハズ。
努力で培った手綱さばきで、エリザベス女王杯同様に運命の赤い糸を手繰り寄せる。
⭕🔵ウマママン予想🔵⭕
ここまでの予想として、個人的な予想としては、こうなります。
◎クロノジェネシス/ルメール騎手
〇エフフォーリア/横山武史騎手
△キセキ/松山弘平騎手
▲アカイイト/幸英明騎手
☆パンサラッサ/菱田裕二騎手
☆アサマノイタズラ/田辺裕信騎手
やっぱり本命は、ルメール騎手。
今月の成績ならば、メインを仕事しなかったというのは、つまり全力投球。
対抗とするのも、順当に横山武史騎手
▲にあげたアカイイト/幸英明騎手は、傾向の勝利条件としては上記2頭とアカイイトしか勝利は捕まえにくいのと
苦節28年目で初の有馬記念という念願の舞台での応援も含みで。
△の松山弘平騎手と☆の菱田裕二騎手は
豪快で痛快な大逃げで振り切ったら面白そうというのが、予想の1つとして期待もしています。
☆のもう1つ、田辺裕信騎手は競馬場との相性と意外性から【超大穴枠】として期待してみましたが果たして?
運命の有馬記念は、26日!!!
●ホープフルステークス
2歳馬の牝馬・牡馬の王者は決まりましたが
2歳馬としての【最強】を決める1戦。
それこそが、年末の大一番「ホープフルS」
ホープフルには【希望に満ちた】【望みを持つ】という意味が込められている。
前身のレースは「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」でその時は阪神開催のG3として扱われていて、
「ホープフルステークス」となったのは2014年で、この年から中山競馬場に舞台を移し
G2に昇格。
2017年から、新設されたG1の1つで、歴史も浅いですが、前身レースからも歴代の優勝馬は「コントレイル」・「レイデオロ」・「エピファネイア」など
クラシック路線で活躍する名馬ばかりの出世レースなだけに来年の活躍も見据えてレースを楽しみたい。
⭕傾向⭕
ホープフルステークスは、G1昇格後はまだ
4年しか経っていない新参レース。
歴代の勝利騎手・人気はというと
2020年 川田将雅騎手(1番人気)
2019年 福永祐一騎手(1番人気)
2018年 M.デムーロ騎手(1番人気)
2017年 C.デムーロ騎手(1番人気)
分かりやすいようにG1になってからは「全て1番人気」での決着。
2歳戦としては、レースが出来上がっているせいか、世の中の人気通りの勝利が出やすいのかもしれません。
ちなみに、中山競馬場に舞台を移してからの成績だと
2016年 C.ルメール騎手(1番人気)
2015年 ボウマン騎手(3番人気)
2014年 川田将雅騎手(2番人気)
若干、人気アベレージは変わりますが
それでも殆ど人気通りの決着。
7戦中、1番人気が5勝しているだけによほどスイッチのオン・オフが激しかったり
調教タイムが著しく悪くない限りは信頼しても良いのかもしれません。
更に、馬券でいうと前走が「オープン・重賞組で勝利」した馬の好走が目立っていて
リステッド競走も含めるとG1になってからの出走馬の馬券率は、およそ【70%】とかなりの数字なだけに
勝利組での3連複BOXもオッズを観て検討するのもアリ。
また、【距離】もやはり重要となっていて
距離が近い1800m戦以上のロングランで2勝していると可能性は上がり、3着以下の経験を持たない馬が有利となっていて、加えてキャリア4戦以下なら信頼度は増す。
騎手としては、2歳馬という事もあり
ホープフルステークスでの「テン乗り」(初騎乗)は、かなり疑いたい所で
4年の中で、テン乗りで結果を残したのは
2019年のヴェルトライゼンテ/マーフィー騎手の2着のみなので可能性は薄くなる。
🔵騎手、斜め読み🔵
来年のクラシック路線・ダービージョッキーへの布石として、年末最後の総決算として挑むは誰だ!!
来年のダービーに1番近い男
クリストフ・ルメール騎手
「来年のダービー候補」として呼び声高い注目馬なだけに、負けられない1戦。
今年もリーディング1位は、ほとんど手中に収めていて、来年もリーディング1位になるという「意思表示」の為にも
ここを鮮やかに勝ちきり、来年もリーディング1位の座を取る為の締めくくりの1戦となる。
今年の進化を勝利で証明出来るか。
菅原明良騎手
今回、コマンドライン/ルメール騎手のコンビに対抗できる勢力として上げれるのが
オニャンコポン/菅原明良騎手のコンビ。
勝利の傾向は全てクリアしていて、傾向的には条件は揃い、挑む相手は超一流。
今年、通算100勝を達成し、毎週勝ち鞍を挙げている程の成長を見せてきた若手騎手として初のG1制覇を狙う。
レジェンドの完全制覇のピースは揃った
武豊騎手
今年は、ジンクスでもあった朝日杯フューチュリティステークスを初制覇した武豊騎手。
今回のアスクワイルドモアは、傾向の条件的には、ハマっていて
自身も朝日杯後のインタビューでは、ホープフルSに関して含みを持たせた回答をしただけに、自信はありそうです。
勢いに乗り、G1完全制覇達成なるか。
日本でのG1制覇へのラストチャンス
クリスチャン・デムーロ騎手
ここまでの短期免許期間では、かなりの勝ち鞍を量産しているにも関わらず、G1では1番人気でも勝ちきれて居ないクリスチャン・デムーロ騎手
日本でよ短期免許期間では、ホープフルSがラストチャンス。
フランスのトップジョッキーの一人として、G1を勝てずに日本は去れない。
以前、ホープフルSでは短期免許騎手が2着に来たことがあるだけにチャンスは巡ってくるハズ。
⭕🔵ウマママン予想🔵⭕
この年末最後の1戦の予想は
◎コマンドライン/ルメール騎手
〇オニャンコポン/菅原明良騎手
▲アスクワイルドモア/武豊騎手
△ジャスティンパレス/C.デムーロ騎手
☆サトノヘリオス/岩田望来騎手
☆フィデル/川田将雅騎手
やはり1番のダービー候補、コマンドラインが1番手評価となりました。
シンプルにメンバー中、唯一の重賞制覇とレースの充実ぶりは目を見張るものがありました。
対抗評価は先ほど書いた通りにオニャンコポン/菅原明良騎手
若手の勢いが2歳馬の勢いと合わさり、突き抜けて進むのを期待しています。
▲・△評価の2人に関しては、調教など流れを観て勝負してみたいのと
今後の意気込みなどの情報によって考えたいところです。
☆の1人、岩田望来騎手は
父親の岩田康誠騎手の重賞100勝達成により、重賞に対しての「呪縛」が解放されたので来年に向けての重賞レース・リーディングに向けての滑走路となる善戦を期待したい。
もう1つ、☆評価としたのは川田将雅騎手。
トップジョッキーとして本命・対抗評価にしたかったが、帰国後の隔離期間も含めてのブランク期間が少しネックに感じています。
騎乗停止開けの騎手が、その週に勝てないのは川田将雅騎手でも、あり得そうなのでちょっと評価は下げています。
個人的には、菅原明良騎手に勝ってもらって
来年のダービーを制覇する夢も観てみたいです。
ホープフルステークスは、28日の【火曜日】です!!!
●スポットライト・ジョッキー
今週のスポットライト・ジョッキーは
皆、大好きというか何だかんだで注目してしまう魅力溢れるジョッキー
江田照男騎手
生年月日 1972/2/8
身長 156cm
血液型 A型
星座 水瓶座
出身地 福島県
競馬学校第6期生
福島県出身の江田照男騎手は
3人兄妹の真ん中で、兄と妹がいる。
幼少期から野球や剣道、習字などを習っていて、小学生の頃には文集で
「プロスポーツ選手になる」と書いていたが、競馬と出会ったのは中学3年の時。
学校の廊下に貼ってあった「競馬学校生徒募集」のポスターが全ての始まりだった。
そこに書いてある身長や体重の制限を全てクリアしていたので、受験してみようと決意。
試験会場は、地元の福島競馬場。
受験者120人余り集まった試験で、江田照男騎手は持ち前の運動神経を活かして見事、合格。
合格者12人という狭き門をくぐり抜け、競馬学校6期生として競馬界の門を開いた。
同期生は、障害騎手の北沢伸也騎手・村山明調教師・牧田和弥調教師など。
入学して始めて馬に跨がり、
その迫力と生き物として意思疎通の難しさなどから、3日目にして「辞めたい」という気持ちが強くなっていた。
しかし、難関とされた試験を突破したのに
辞めてしまっては家族に申し訳が立たないと思い、努力をしていると
翌年からのトレセンの厩舎実習で大きな出会いが起きる。
厩舎実習先は、美浦トレセンの田子冬樹厩舎で師匠の考えとして
【調教にしても、競馬にしても数を乗らないと経験も積めない】
として、江田照男騎手には調教でも一日10鞍以上乗せたり、他の調教師にも紹介して
そこの馬の調教をやらせるなど、数多くの経験は乗馬もしていなかった江田照男騎手にとっては大きな経験となった。
1990年に競馬学校卒業と同時に実習先の田子冬樹厩舎所属騎手としてデビュー。
デビュー後も、師匠の考えは一貫していて
江田照男騎手はルーキーながら、様々な場所での競馬や調教に騎乗しに行き、師匠は多くの騎乗依頼を江田照男騎手に託した。
その縁もあり、矢野照正厩舎などでは
「調教に乗った中で、好きなのでレースに乗っていい」などの全面バックアップを言ってくれる所もあったそう。
また、当時は技術は「盗むもの」とされていたので、騎乗の仕方は岡部幸雄騎手を参考にした。
その地道な努力と、人脈のお陰もあり
1年目から新潟記念(G3)をサファリオリーブで制覇するなど、大きな活躍を魅せる。
この時の新潟記念は、15頭中14番人気という超大穴でハナ差の勝利となる
この年はルーキーとして重賞初制覇を含む27勝を挙げ、関東新人騎手賞を受賞する。
そして、デビュー2年目の19歳で
世間を驚かすと同時に話題の渦中となる。
1991年、舞台は天皇賞(秋)
この時の1番人気は武豊騎手が騎乗する名馬
メジロマックイーン、単勝オッズは1.9倍。
レースは武豊騎手のメジロマックイーンが2着となった3番人気の江田照男騎手のプレクラスニーに6馬身差をつける圧勝だったが
2コーナー辺りで、他の馬の進路を妨害したとして、審議に。
15分もの審議の末に、武豊騎手が進路妨害で降着となり、18着に繰り下がり
2着馬以降が繰り上がりとなった為に
江田照男騎手が優勝騎手となった。
この事で、江田照男騎手はデビュー2年目でG1初騎乗・初制覇となり、天皇賞制覇の最年少記録として2位となった(19年8ヶ月)
進路妨害による「審議」によって、G1制覇馬が降着処分となる初の事例となった。
また、レースに騎乗していた岡部幸雄騎手など温厚派の騎手も激怒したり
武豊騎手・江田照男騎手の騎乗に関して批判や擁護など二分する意見が飛び交う結果となった
実際、6馬身差をつけられて棚ぼたで1着で
G1初制覇となった江田照男騎手にとっても、余り喜ばしくない勝利となり、インタビュー中も笑顔は浮かばなかった。
しかし、内心はやはりG1初制覇という事もあり、記念のテレホンカードを自主発行した。
この事が影響したのか、3年目の江田照男騎手は成績としても少し下降気味となってきたが江田照男騎手としては、逆に燃えていた。
【ポッと出にはなりたくない】
人気馬で勝ち負けに絡むのは当たり前だが、どんな人気薄だろうと、少しでも上の順位を目指す事。
特に、「穴馬での好走」は目立つと思い
人気薄の時はより一層、気合を入れていて
「どの馬ももしかしたら…という」気持ちを持って走ることを心掛けた。
その心意気が結果となり、世間に重賞で穴馬での激走から
【穴のエダテル】と呼ばれ、再び世間の脚光を浴びるようになった
代表的なのが、1998年の日経賞(G2)
障害レース帰りのテンジンショウグンで出走し、見事に勝利するが、この時の単勝では12頭中12番人気で35,570円
更に馬連の配当も、当時最高配当となる213,370円の大波乱を演出。
その後、2000年にはG1の舞台で
スプリンターステークス(G1)では、G1馬7頭の大混戦を、16頭中16番人気のダイタクヤマトで257.5倍の単勝万馬券を生み出すと同時に、「自力」で念願のG1初制覇となった。
更に翌年、2001年の有馬記念では、13頭中13番人気のアメリカンボスで激走し、マンハッタンカフェに次ぐ、2着に滑り込み、有馬記念の馬連最高配当となる48,650円を記録。
その後は、少し目立った成績が無かったのだが、2006年には年間18勝しか挙げなかったのだが、G3の東京新聞杯と関屋記念ではまたしても50倍以上の穴馬で制するなどしていたが、また大きな仕事をしたのが、2012年の日経賞(G2)
単勝オッズ1.4倍の福永祐一騎手が騎乗したルーラーシップを出し抜き、12番人気167.1倍のネコパンチで見事に勝利を掴み取る。
またしても、重賞で単勝万馬券を演出したのと、全くのノーマークだった江田照男騎手の襲来から
「忘れた頃の江田照男」
という格言まで出来た。
そして、2020年には通算900勝を達成するベテラン騎手として、今も活躍している。
そんな穴馬の印象の強い江田照男騎手は
エピソードでも様々な事が残っていて
真冬の美浦トレセンでも、【半袖姿】という季節違いの格好で調教していて、
無口と言われるライアン・ムーア騎手が短期免許で来日し、美浦トレセンに来た時に
「アイツは何だ!?」と驚かれていた。
更にはお茶目という1面も多く
勝利ジョッキーインタビューではピースサインをしたり、ネコパンチでの勝利時は
猫のマネをして喜びを表現していた。
しかし、それの度が過ぎた時があり
江田照男騎手は調整ルームで田中剛騎手(現 調教師)にヘッドロックをかまされ、田中騎手は騎乗停止処分となった事件があったが
その原因は、江田照男騎手が
・「風呂場で田中騎手の周りを泳いでいた」
・「田中騎手が風呂上がりに楽しみにしていたプリンを江田照男騎手が全部食べた」
のが、事の発端となっているらしい。
また大穴を開けている事が多い事から、
TV番組の「マツコ&有吉の怒り新党」では
「新三大、江田照男騎手の大穴レース」として特集されていて
重賞レースで単勝万馬券を3回というのはJRA史上最多回数となっている。
また同郷で後輩の田辺裕信騎手からも
「落馬してもピンピンして、怒りながら帰ってくる」という程
身体は頑丈で、落馬してもケガは軽症で済んでいる。
そんな意外性抜群の江田照男騎手の願いは
夢を与える事
という事なのですが、これには江田照男騎手としての「志し」がありました。
スプリンターステークスのインタビューの時に話してたのが、
「馬券が当たりたいなら、武豊騎手を買って欲しいが、
【夢を買いたい】ならボクを買って欲しい」
と言う名言を残しています。
どんな競走馬であっても、様々な想いや事情が含まれていて、馬主の想いや馬券を買う人の想いなど捨てれるモノは何も無い。
だからこそ、どんな競走馬に騎乗しても必死で食らい付く。
そこで頑張るからこそ、大穴という軌跡は何度も巡ってくる。
1頭の競走馬に掛かる人の多さや、馬券を買うファンの想いを大事にしているからこそ
勝って喜ばれ、負けて拍手という唯一無二の存在でもある
人気薄からでも魅せる激走屋、江田照男騎手を応援よろしくお願いします!!!
来週のスポットライト・ジョッキーは
父子で叶える競馬の夢
大野拓弥騎手
にスポットライトを当てて行きますので
よろしくお願い致します🙇🙇🙇
~あとがき~
今週もお読み頂き、ありがとうございます🙇
今年もあっという間で、もう既に有馬記念ですね!!!
ウマママンとしても、馬券買いとして初年度の終わりで
いつぞやも書きましたが、まさかここまで競馬で波瀾万丈な思いをして
ドン底まで落ちて、YouTubeで師匠とも呼べる「ヤスアジTV」に出会って
真に競馬を【楽しむ事】を学んで、ズブズブと沼にハマるとは想像もしていませんでしたし、
皆さんの「興味」や「力」、「暇つぶし」になれればと、自分自身もこのnoteで
【ジョッキー45º情報刊】を発行する事を決意したりと色々ありましたが
今年最後の有馬記念にホープフルステークス
笑顔で終われて、新年を迎えられるように頑張りたいと思います!
負けていても、大丈夫!!
その下にウマママンが居ますから、自信持ちましょう(笑)🤣🤣🤣
それでは、皆さんの今年最後の競馬ライフが素晴らしいモノになる事を心からお祈りしております!
また来週もよろしくお願い致します❗
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~ウマママン~
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