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📘[至極の血統予想(コラム風)]#TKの重賞予想 #ジャパンカップ(GⅠ)編[2024/11/24(日)]
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📘[至極の血統予想]#TKの重賞予想 #ジャパンカップ (GⅠ)編[2024/11/24(日)]
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🟥:出走予定馬一覧
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🟥:血統傾向分析
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※昨年の考察記事はコチラ
久々に予想に精が出る今年のジャパンカップ(毎年ちゃんと出せや)。それもそのはず、2020年代に入ってからは、2020年はアーモンドアイvsコントレイルvsデアリングタクトの3冠対決、2021年はコントレイルのラストラン、2023年はイクイノックスvsリバティアイランド。血統傾向分析や適性分析をするまでもなく、最強馬による共演をただ楽しむ滅茶苦茶速いパレードのような。
ジャパンカップというのは秋の最終週に行なわれるクラシックディスタンスですから、スタミナがモロに問われる条件。そんな環境下にて、コントレイルやシャフリヤールのようなディープ×北米が苦しみながら馬券内を確実に確保してくるんですから、血統的適性をファクターにしている人間には辛いもんですよ。
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ただ、今年のジャパンカップ。日本競馬歴代最強馬のイクイノックスもいなければ、3冠馬のリバティアイランド・コントレイル・アーモンドアイもいないとなれば、2022年のような”混戦”待ったナシ。しっかりと”血統的適性”を見極める必要が出てきますね。かつ、今年は海外勢が3頭も来日。「世界最強馬が引退したから今年はチャンスだー!」と言わんばかり(?)。とにかく、頑張っていきましょうか。
とは言え、ジャパンカップの血統考察なんぞ毎年毎年、20年ほどやっているわけですから、現代競馬のトレンド傾向を”如何に先取り”するかが勝負の分かれ道なんですよね。傾向は”過去”を表すもので、決して=今年のジャパンカップに当て嵌まるものではない、という点が競馬の難しいポイントであり、楽しいポイントでもあるんですよね。
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だらだらと競馬の思考を語っていたら有馬記念が終わりそうなので、この辺りでジャパンカップのおさらい。
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ジャパンカップisトニービン!とはよく言われ続けており、それは昨年のジャパンカップまでしっかりと残り続けています(トニービン持ちが1~6着独占)。トニービンといえばハーツクライやドゥラメンテらが母から受け継いでいる名種牡馬(凱旋門賞勝ち馬)であり、最後まで耐えて耐えて耐えられる強靭な底力を伝えます。ただ、ハーツクライもドゥラメンテも現代競馬においては”新旧超主流型種牡馬”ですから、産駒のポテンシャル力が高いのも当然。その証拠に、近10年間の”トニービン持ち×3着以内馬”は全頭1~6番人気以内。”荒れないGⅠ”の代表格でもあるが、そこまで強烈なワンプッシュとも言い辛いんですよね。というか、個人的に毎年毎年”トニービン選び”をする事に飽きました笑。考察に深みが無い、というか。
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※今年のジャパンカップで”トニービン持ち”は下記の通り。
🏇スターズオンアース【父ドゥラメンテ】
🏇ドゥレッツァ【父ドゥラメンテ】
🏇ダノンベルーガ【父ハーツクライ】
🏇ドウデュース【父ハーツクライ】
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ちなみに”ダメ”と言っているわけではないんです。トニービンを持っている事に越したことはないんだが、上記表の通り、”トニービン持ち”が直結して有効だったのは”父or母父トニービン”だった頃の話。ドゥラメンテ産駒のスターズオンアースやドゥレッツァであれば、父母母父トニービンですから。父or母父が有効だった時代とは、トニービン血量の濃さが違い過ぎるんですよね。故に、本命理由に直結する決定打に至る根拠に乏しいという事。勿論、軽視は絶対NGです。
こんな事を遠慮せず書き散らかしていると、世に出回るジャパンカップ血統考察の半分ほどが該当してしまいそうなのでこの辺までに。
ちなみにトニービン持ちで血量を濃く持つのはハーツクライ産駒の2頭。一昨年のJC本命◎ダノンベルーガ【5着】、去年のJC対抗○ドウデュース(現役引退まで◎イクイノックス宣言にて、実質の本命◎)【4着】と、個人的にはかなり悔しい結果に。前者のダノンベルーガについては、晩成的な成長曲線を描いているであろうから本格化が見込まれる5歳秋ではあるが、状態面の影響が大きく…。個人的にはもう既に手を引いております。後者のドウデュースはそれこそ、王道なハーツクライ成長曲線を順調に歩んでおり、3歳で1回目の完成を迎え、5歳で2回目の完成を迎えている。天皇賞秋からの上積み・距離延長も好転条件である今回のジャパンカップでは重い印は必至となる。”スロー気味な展開で脚が溜まれば”現役屈指の怪物である。
冒頭でちらっと話した『ジャパンカップというのは秋の最終週に行なわれるクラシックディスタンスですから、スタミナがモロに問われる条件。』である点。オークスや日本ダービーのような”高速路盤戦”なのは天皇賞秋あたりまで、より前提条件としては欧州的なスタミナ・底力がより問われる馬場状態になる(アーモンドアイの世界レコード決着のような馬場は現時点では見られない)。そこで実績面から直結しているのが『阪神芝実績』である。阪神は急坂も相まって、よりスタミナや底力が問われる競馬場。その面では、”最終週の東京”とはリンクしやすいともいえる。ここで”明らかに上位勢が抜け過ぎていた2020.2021.2023年の”観るジャパンカップ”を除いた直近5年間を紐解いてみた。
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阪神経験0のヴェルトライゼンデとカレンブーケドールを除けば、全頭が阪神芝is複勝率100%。まぁそうだろうなあと思ったが、ここまで顕著に出てくるとは(ちゃんと毎年調べておけや)。ちなみに…2019年に12番人気4着だったマカヒキは後に阪神芝2400mで行なわれた京都大賞典を制している。
ここでピンときた人はもうお分かりだろう。阪神芝での特注種牡馬・系統は『サドラーズウェルズ・ヌレイエフ』などの『欧州型重厚血統』であり、それを保持・不保持問わず、阪神芝で実績を残しているのであれば、ジャパンカップへ直結する適性を兼ね備えている、と仮説を立てられるのである(まあ何とも薄っぺらい考察でしょうか笑)。
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ちなみに古い話を掘り出すと、2013年のジャパンカップは上位8頭が阪神芝や洋芝の実績を豊富に持つ馬だった事もある。まぁトニービンもサドラーズウェルズもヌレイエフも、大きな括りをすれば『欧州型重厚血統』なのでニュアンスは近いものがあるんですけどね。
もう少し掘り起こしてみると、2022年のジャパンカップ勝ち馬・ヴェラアズールは父エイシンフラッシュ(1/4ヌレイエフの独Sライン牝系)、3着馬ヴェルトライゼンデは母マンデラが独Mライン牝系のアカテナンゴ産駒。この辺を勘定しても、ジャパンカップは『欧州血統パラダイス』なんだな、という結論に至るのである。
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🟥:血統的厳選推奨馬
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念の為ね。今年の該当馬はジャスティンパレス・スターズオンアース・ドウデュースの3頭。ジャスティンパレスは母父ヌレイエフ系、スターズオンアースは独Sライン牝系のトニービン持ち、ドウデュースは父ハーツクライ(トニービン持ち)。まだ、考察続けます…?この3頭で良くない…?(ちゃんと最後までやれ)。
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