マンガ アライブ 最終進化的少年  を読んで 〜マイナーマンガ感想〜

よんだ

能力者同士の、能力者による、能力者のための戦い という感じ。

具体的には、、、※以下ネタバレです


・地球に向かって別惑星で進化した精神体みたいな生物(元人類てきな?)が飛来する。
└彼らは精神体に進化したので死がない。ので死を望みながら宇宙を彷徨っていた

・そして地球に飛来し、人間たちに入り込む。

・大勢は望み通り自らしぬ。(作品冒頭の大量同時自殺騒動)

・少数は自ら命をたつことはせず(突然変異的な)、代わりに能力として発現する。
└能力は、各人の心の闇に呼応してそれぞれ個性がある
しかし、精神体自身に個性はなく、かつ心の闇と能力の相関もない

・その中でも「御霊(ミタマ)」という全精神体の神みたいな存在が「アクロの心臓」というキーアイテムを求め完全体になろうとする。
└かなりざっくり書きましたがこの辺でアツいバトルが入ります
※どうやって御霊が生まれたのか、御霊はどこからきたのかは謎(伏線未回収)

・最終的には、御霊は完全体になって地球の人間を精神体に強制進化させたいわけではなく、飛来した精神体を引き連れてみんなで消えたいということが本音だと発覚。

・最終話は全能力者の能力的な部分(精神体)を全員引き連れてどこかへ飛び去ってしまう

というのがざっっっっっくりなあらすじになります

何点か伏線回収しきれてない部分があったのが残念ですね▼
・御霊の正体(森?の中で出産シーンみたいなものがシルエットで描かれていましたね)
・精神体って結局なんだったんだ
・主人公の能力の仕組み(これは作中最終話にも少しありましたね)

でも逆に!好きなキャラ、好きなシーンはたくさんありますね▼
・シャボン玉の彼
└彼はいいですよね〜、、絵を描いて作って、壊す。
彼は最終的には戦いの末死んでしまいますが、その散り方も何だか切なくて好きです。

あと、彼はいちばん自分の闇に向き合っていたと思います。

自分はなぜ描いた絵をすぐ壊してしまうんだろうか。
人に見せるのが怖いからなのだろうか。
どうすればそれを克服できるだろうか。

そうやってどんどん深ぼっていく描写があって、実際に自分自身をゆっくり振り返るときなどに
ロールモデルとしての参考までにならなくても、
こういう感じに振り返るのっていいなと思う事が大事なんじゃないかなと。

この漫画の中でも、ストレートに自分の弱みを
読者、キャラ向けに見せてるのって彼くらいじゃないでしょうか。


まとめ

能力者バトル。
特に難しく考えなかったら面白いけど、ちょっと中身がふわっとしてるからどうしても んっ? てなるところがある、、

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