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【日本馬最終追い診断】2021香港国際競走※12/9追記

今週は元気なので追い切りを見た感想も書いていきます。あくまで個人的なもので自己満足でやっていますので、馬券は自分自身を信じてください。水曜日に最終追い切りと報道されている馬が多いため、今朝の追い切りを最終追いとして書いています。間違い等あるかもしれませんので、正しい情報をご自身で入手してください。

動画等は香港ジョッキークラブのYouTubeチャンネルやホームページで見れます。タイムがわからないことと、また普段と違う条件での追い切りで、単純な縦比較ができないこともご了承ください。

また木曜追いのグローリーヴェイズ、サリオス、ダノンキングリー、ヒシイグアスについて、追い切りの動画アーカイブがなくライブで1回見た限りの見解になります。

香港スプリント全頭診断も投稿していますので良ければご覧になっていってください。

https://note.com/umaumaninnin/n/ncf575d08bc52?s=09

グローリーヴェイズ

木曜追い。軽めの追い切りもオールカマー時の追い切りよりも制御が利いている。相手関係も楽でここでは問題ないだろう。

ステイフーリッシュ

芝追いは札幌記念以来。ホー騎手騎乗で、可動域は広くはないが、最後は促して良く伸びている。しかしながら相手関係を逆転するほどのものではない。

ダノンスマッシュ

報道ではオーバーワークにならないようにとのことで、芝コースで抑え気味の追い切り。川田騎手騎乗でスピードを維持し直線を向き、鞍上が促してから手前を替える。前走、前々走より展開は向くと思われるが、昨年は同ローテーションで、現地芝での強めの追い切りにて重厚感のある走りを見せていたため、今年は馬の調子が良いのか疑問の余地がある。

ピクシーナイト

芝コース追い。首と脚の連動性がいまいちな気もするが、直線は追ってすぐ伸びる制御の利いた追い切り。馬として未完成な部分がどうか。オッズ妙味はなさそうだが十分期待できる。

レシステンシア

芝コースの4コーナーを回ってきてすぐに手前を替えるがスムーズでなく、不正駈足のきらいを見せるも、すぐに正しい左手前に。最後ふたたび右手前に戻すがこの手前替えは問題なし。この馬の不正駈足は、レースレコードで勝った阪神JFなどで見られるように、大きくパフォーマンスを落とすものではないが、コーナー争いがシビアなスプリント戦で踏み遅れる可能性はある。キビキビと動けていてスプリンターズS時と同程度の力を出せる状態。

インディチャンプ

全然集中していないが、追って伸びる地力は見せた。追い切りに関しては全く評価できない。

ヴァンドギャルド

直線の反応が良く調子は上向きも、ゴール前まで手前を替えることが出来なかった点は素直に割引き。

サリオス

ブリンカーは無し。ヒシイグアスと仲良さそうくらいしか記憶にないが、この馬なりに直線走れているという印象。直線平坦コースになり右トモが弱いことによるデメリットは幾分軽減されそう。単走+芝コース追いと普段しない調教なので比較ができないが、力の差を逆転できるような迫力はない。

ダノンキングリー

直線かなり強く追う調教。何回も見返そうと思ったがアーカイブが残っていないため、記憶に残っているうちに文章にしておきたいが、強く印象に残る調教だった。

正直、個人的にやりすぎな感じがした。もちろん調子は良いだろうし、メディアでも好時計が発表され、調教師も(これはどの馬でもそうだが)上向きなコメントをするだろう。この馬は立て直した安田記念、前走秋初戦の毎日王冠では、併走馬を相手に実践を意識した調教でメンタルを鍛えてきた。しかし今回は単走にスピードの出る芝コース追い。直線で行きたがる仕草を見せ、その後追って気持ち良く飛ばしていった。
マイルならこれでも良いのかもしれないが、前半勢いがついてしまったときに後半残せるレースではない。

ヒシイグアス

馬場に入ってからずっと落ち着きがない。1回見た限りの印象だが、前走使ってからだの動きは多少スムーズになっていると思う。そう思って過去の追い切りを見ると、10月で発汗をみせたり首の使い方が微妙だったり……。それに比べると幾分よいか。

ラヴズオンリーユー

ダートコースで強めの追い切り。コーナー、手前替え問題なく、終いは圧巻。鞍上が促すまで行かずに制御が出来ている。文句なし。

レイパパレ

芝コースで終い重視の追い切り。コーナーから直線に向く前に手前を替えてしまい気持ちが先行しているきらいはあるも、追ってからの反応は良く、早めに右手前に戻してもうひとギア伸びる。調教よりもレース運びが重要な馬で、馬の調子自体に問題はなさそうで、展開面を予想では重視したい。

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