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熊沢騎手お疲れ様でした

皆さんお疲れ様です
うまうま情報局のカキツバタです!
今日は熊沢騎手の引退のニュースが発表されました!
55歳での引退との事で長い間競馬界でご活躍されていた熊沢騎手の足跡を辿ってみたいと思います!

熊沢騎手はどんな騎手だった?

デビューは1986年で今年デビューしてから38年目のベテラン騎手です
この間の通算勝利数は中央・1051勝、地方・48勝であり、数字の上では物足りなく感じる方もいるかもしれません。
しかし、熊沢騎手の素晴らしさは平地・障害の二刀流で長い間活躍してきた事にあります!

熊沢騎手は平地・障害の両方でG1タイトルを獲得した初めての騎手です。
障害は落馬が多く、怪我も多いので一流騎手は障害免許を返納する事が多い中で、障害でも一流として長い間活躍してきて、その中で平地でも活躍してきた稀有な存在だった熊沢騎手のタイトルを見てみましょう!


熊沢騎手の平地のG1タイトル

まずは大穴を空けた1988年オークス(優駿牝馬)のコスモドリームです
弱冠20歳の熊沢騎手が手綱を取った10番人気のコスモドリームがオークスを快勝しました
この頃はまだ枠連までしか無かったので、単勝2,310円、枠連2,390円でしたが、2着のマルシゲアトラスも11番人気だったので、今ならどんな馬券になってたのか怖いですね笑

次が1番有名なレースですね
14番人気のダイユウサクで圧倒的1番人気のメジロマックイーンを差し切った1991年の有馬記念です
単勝13,790円と歴代の有馬記念でも最高の単勝配当でした。
空いた内を突いた熊沢騎手のナイス判断がもたらした勝利だったと思います
実況で『なんと熊沢騎手、手が挙がりました』と言ってるのが印象的で、実況の方もビックリする勝ち方でした

次は間が空いて2005年の阪神JFを8番人気で制したテイエムプリキュアです
テイエムプリキュアエリザベス女王杯の大逃げが印象的ですが、この時は中団前目から上がり最速の末脚で勝っています
この頃には3連単がありましたから、その配当を見てみると、310,290円とかなりの大荒れになってましたね


障害でのG1タイトル

熊沢騎手は1番勝ちたいレースは?とインタビューで聞かれて中山大障害と答えた事で有名ですが、その中山大障害を遂に勝ったのが2012年の中山大障害です
そのパートナーはマーベラスカイザーであり、当日は3番人気に押されていました!
前目3番手から押し切って3馬身差の完勝でした!
気になる配当は3連単9,460円と今までに比べてかなり穏やかな配当でした笑


熊沢騎手の功績

熊沢騎手は平地・障害の両方でG1タイトルを獲得した稀有な存在であり、(他には柴田大知騎手のみ)その両方で200勝を最初に挙げた騎手であり、一昨年も障害重賞2勝している一流ジョッキーでした!
その騎手が鞭を置く決断をされた事は寂しくもありますが、今後の熊沢重文さんの活躍を願うばかりです!

個人的にはステイゴールドで勝って欲しかった思いが強いですね
熊沢騎手が乗っている頃のステイゴールドは主な勝ち鞍・阿寒湖特別でしたから
武豊騎手に乗り替わってから重賞を勝ち、香港ヴァーズでは黄金旅程として物語は完結しましたが、重賞・G1での好走は熊沢騎手だったからだと思います
今考えると相手が悪過ぎでしたからね

引退式はいつ?

netkeibaさんのニュースによると、11月11日の16時40分頃に京都競馬場のウィナーズサークルにて引退式を行うことが発表されています
また、京都競馬場のゴールサイド2階22番柱付近にて引退パネル展示も行われる事が発表されています
どんなパネルなのか気になりますね

熊沢重文騎手長い間本当にお疲れ様でした。
38年もの間色々な良いことも悪いこともあったと思いますが、今はしっかり心身共に休めてから今後の新しい人生を楽しんで欲しいと思います
出来ることなら競馬界で今までの経験を活かしていけるそんな仕事に就いて欲しいと思っています



うまうま情報局では色々な競馬のニュースを取り上げていきます!
今後も引き続きよろしくお願いします!
それではうまうま情報局のカキツバタでした!
また週末にお会いしましょう!