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デアリングタクトの引退について

皆さんこんにちは
うまうま情報局のカキツバタです
昨日は衝撃的なニュースが入ってきましたね
無敗の3冠牝馬のデアリングタクトの引退が発表されました
そこで今回はデアリングタクト号の足跡を振り返りつつ、個人的な思い出を綴っていきたいと思います
最後まで読んで頂けると超絶嬉しいです

デアリングタクト号の足跡

まずはデアリングタクトの概要を見ていきましょう!
データはnetkeibaさんからお借りしました。

父親はエピファネイアに母デアリングバードで母父はキングカメハメハとめっちゃ走りそうなイメージの血統ですね

競争成績は【5-1-3-4】と勝ちきれないまでも好走するイメージの成績ですね
それでは1つ1つのレースを振り返っていきましょう

3歳時のデアリングタクト

新馬戦は京都のマイル戦を2番人気で快勝してます
この頃から鞍上は松山弘平騎手ですね
上がり最速で先行抜け出しのレースで先々に期待が持てそうな勝ち方をしてます

2戦目は京都マイルのエルフィンSに出走しました
土煙りが舞うような馬場コンディションの中で上がり最速で4馬身差の圧勝でした
この頃から後ろからの競馬が多くなってきた印象です

そして迎えた桜花賞は2番人気と2歳女王レシステンシアに次ぐ人気と期待されていました
雨が降る中を外を回して先に抜け出していたレシステンシアを差し切って優勝しました
2番手から抜けたレシステンシア、逃げて3着に残ったスマイルカナの結果を見てもハイペースで前が潰れたラッキーな勝利ではなく、実力を見せつけての勝利だと感じました

オークスでは1.6倍の断然の人気を集めましたが、道中はかなり後ろから!
直線でも届くのかどうかハラハラしていましたが、ウインマリリンに半馬身差をつけての勝利で見事1番人気に応えてくれました

直行した秋華賞でも1.4倍の圧倒的な人気に応えて見事に初めての無敗の3冠牝馬になりました!
そして結果的にこの勝利がデアリングタクトにとって最後の勝利となってしまいました

3冠馬3頭(アーモンドアイ、コントレイル、デアリングタクト)による豪華メンバーのジャパンカップはアーモンドアイやコントレイルの後塵を拝しましたが、3着と好走してこれからの活躍に期待出来る内容でした

4歳時のデアリングタクト

古馬になっての初戦は金鯱賞から
メンバー的にも勝って香港へ向かいたいところでしたが、最低人気のギベオンに逃げ切りを許して2着という結果になってしまいました
この日の中京競馬場は前残りが多くてしかもスローペースとギベオンの鞍上西村騎手にしてやられた感がありました

そして迎えた香港のQE2世Cでは3着とラブズオンリーユーとグローリーヴェイズに先着を許す結果になってしまいました
そして、ここから怪我との闘いが始まります

5歳時のデアリングタクト

体部繋靱帯炎を発症してしまい、復帰は1年後のヴィクトリアマイルでした
5番人気で6着と初めての馬券外に
でも1年ぶりの復帰戦としては上々な結果だったと思います

次走は春のグランプリ宝塚記念でした
強豪の牡馬のなかでも4番人気と得意の中距離ならと思っていたファンも多かったですね
もちろん私もそう思って馬券に組み込んでいました笑
その期待に応えてくれたのかタイトルホルダーやヒシイグアスには負けましたが何とか3着にきてくれて馬券を当てる事ができました

秋の初戦はオールカマーからでした
ここでは1番人気を集めましたが、内枠有利な馬場コンディションの中外枠を引いてしまい、内枠のジェラルディーナの6着と仕方のない敗戦だと思いました

次こそはと中距離の牝馬限定G1のエリザベス女王杯に出走しましたが、この日の馬場コンディションは圧倒的に外有利でした
そんな中引いた枠は2枠4番泣
不利な条件の中でも勝ちに行く競馬すをしたものの、不利は大きくまたもやジェラルディーナの6着に負けてしまいました

上位は2桁馬番の馬ばかり


そして、結果的に引退レースとなったジャパンカップで初めて鞍上が松山騎手から短期免許で来日していたマーカンド騎手へとバトンタッチされました
後方待機から上がり最速タイで追い込んだものの、僅かに届かず4着でした
しかし、良い時の走りが出来ていて、条件次第ではまた勝てるのではないかという期待が持てそうなレース振りでした

しかし、体部繋靱帯炎を再発させてしまい、今回引退となってしまいました
良い子を産んで欲しいですね

無敗の3冠は実力です

よく話題になるのは世代が弱かったから3冠が取れたという事です
私は全くそうは思いません
桜花賞2着のレシステンシアはNHKマイルでも2着でしたし、古馬になってスプリント戦線で結果を残していたり、スマイルカナも古馬相手の京成杯AHで勝ったと思うようなハナ差の2着やターコイズSで勝利していたり、オークス2着のウインマリリンは古馬になって牡馬相手に重賞を勝ち、香港で念願のG1制覇をしました
これらの馬達を相手に掴み取った3冠はラッキーだったのではなく、彼女の実力だったと信じています

最後に

デアリングタクトは最後まで怪我との闘いでした
これからはゆっくり怪我を治して良い子供を産んでその子供達が競馬場で走る姿を観たいです
母譲りの末脚を武器に大きなレースを勝つ姿を想像しながら、その馬の馬券を買って応援したいですね
デアリングタクト号本当にありがとうございました
そしてお疲れ様でした