【デュエプレ】リースドラゴンというデッキ【9弾ナーフ後環境】
※全編無料で読めます。
みなさん初めまして。うまうまと申します。
正直デュエプレ自体は毎シーズンマスターに行って満足する程度のエンジョイ勢です。
しがないドラゴンデッキ好きとして、メタに上がれないけど戦えるドラゴンデッキを紹介したく筆を執りました。
ちょっとでも使ってみたい!と思っていただけたら嬉しいです。
・リースドラゴン成立のきっかけ
8弾「極神創世譚」によって、ドラゴンデッキに大きな強化パーツが入ることとなりました。
それが以下の2枚です。
・龍仙ロマネスク
『龍仙ロマネスク』の特徴は以下の3点です。
①赤緑白の3色による色基盤
②ブロッカーと大量マナブーストによる対ビートダウン耐性
③毎ターンのセルフランデスによる扱いづらさ
特に③のデメリットはかなり大きく、何も考えずに出すと徐々にアドバンテージを失うことになるので、潤沢な手札を抱えておくことで誤魔化す、または進化・チャンプブロックなどの手段でバトルゾーンから引き離す必要があります。
ただし、それを差し引いても大量マナブーストの恩恵は大きく、『ボルメテウス・サファイア・ドラゴン』や『光神龍スペル・デル・フィン』などの重量級カードにつないだり、ビートに対するテンポアドバンテージを獲得したりすることができます。
・無双竜機ボルグレス・バーズ
『無双竜機ボルグレス・バーズ』は画期的なカードで、正直ロマネスクより強いです。
マナから大量にリソースを獲得できるので、出しさえ出来ればハンデスなどは刺さらなくなるため対コントロール性能がかなり高いです。
手札補充という点では『緑神龍バルガザルムス』や『翔竜提督ザークピッチ』などがいますが、前者は出してから攻撃する必要がある、後者は8マナと重く6000ラインというそれぞれ欠点があるのと、リソースの確保量で圧倒的に『無双竜機ボルグレス・バーズ』が勝っています。
但しビートダウンに対してはボルグレスを5ターン目に出す頃には負けているため、下手に手札に抱えていると多色カード故のマナ埋め事故を引き起こす可能性が高いというリスクも孕んでいます。
・8弾環境前期のリースドラゴン
この2枚を使って私が8弾環境当初に作成したデッキが以下の「リース連ドラ」です。(※3月23日のカード調整前)
このデッキのコンセプトは下記の3つです。
①フレイムバーン・ボルガウルジャックによる除去 (対ビート・コンボデッキ)
②ロマネスク・ボルグレスによる大量アドバンテージ確保 (対コントロールデッキ)
③龍の呼び声やバルガゲイザーなどの連ドラ軸による爆発力 (不利対面に対しての押し付け性能の担保)
このデッキも8弾前期環境でADNDともにマスターに到達しておりそこそこ地力はあるデッキでしたが、主にメタを張っていたのがドリームメイトとアポロヌスだったため、カード調整によって使われることがなくなりました。
このデッキを元に9弾環境にて作成したのが下記のデッキです。
・9弾環境リースドラゴンデッキレシピ
デッキレシピ
上記はNDのデッキレシピです。ADでも通用するとは思いますが、黒緑速攻の存在から使うのは避けた方が良いと思われます。
マスター到達時の戦績はNDプラチナ3あたりから使用して24勝15敗で勝率61.5%程度です。
マスター帯でレートをレジェンド帯に持っていくのは難しいと思いますが、使いこなせばマスターまでは問題なく到達できます。
デッキコンセプト
デッキコンセプトそのものは8弾環境のものとほとんど変わってませんが、下記の3点になります。
①フレイムバーン・ボルガウルジャック・アルグロスクリューソスによる除去 (対ビート・コンボデッキ)
②ロマネスク・ボルグレスによる大量アドバンテージ確保 (対コントロールデッキ)
③ボルシャックバディ・ザークピッチ採用によるハンデス耐性 (対コントロールデッキ)
①がメインのコンセプトで基本的には除去ドラゴンを駆使しつつ相手の盤面を更地にしてからサファイアを叩き込むのが一番の勝ち筋です。
また新たな③のコンセプトは環境に『猛菌恐皇ビューティシャン』・『腐敗聖者ベガ』が特にNDを中心に多く採用されている、また特に『猛菌恐皇ビューティシャン』の方はセルフハンデスのため、強いハンデス抑止力があります。
・各カード採用理由&不採用理由
・コッコ・ルピア
リースドラゴンにとって重要な3→6の動きを保障してくれるカードなので4枚採用です。
ただし、『龍極神メツ』・『聖鎧亜ジャック・アルカディアス』・『魂と記憶の盾』が蔓延している現環境においては信頼性は低いことは否めません。
対ビートでは『聖鎧亜ジャック・アルカディアス』をプレイさせることによってテンポを稼げるので積極的にプレイしていいですが、コントロール対面ではプレイしない選択肢も考慮する必要があります。
またもう一つ重要な点ですが、コッコルピアはドラゴンと同時に召喚することで実質コストが1(ドラゴンを2体出せば実質-1!)になる点が非常に強いので、後半でも腐りにくくデコイとしても優秀です。
これが信頼性の低い『コッコ・ルピア』を4枚採用できる理由でもあります。
・龍の呼び声
こちらもリースドラゴンにとって重要な3→6の動きを保障してくれるカードなので4枚採用です。
正直3→6の動きを妨害されないマナブーストで行えることはこのデッキ最大の強みでありドラゴンの枚数を極端に増やす構築の一番の根拠になっています。
(個人的にはバルガゲイザーよりもインフィニティよりも連ドラ基盤にする根拠として一番有力です。。。バルガゲイザー。。。)
ただし、このカードは1枚目がドラゴンでなければ追加ブーストができないという最大の欠点を持ちます。
上記デッキレシピにおけるドラゴン採用枚数は28/40のため、「公開情報」や「発動した龍の呼び声自身を除く」といった要素を除き単純計算すると7割の確率で追加ブーストすることになります。
逆に言うと3割の確率で追加ブーストができません。この欠点は大きく、特に対ビートで4ターン目にフレイムバーンをプレイできず間に合わなくなったりします。
逆に対コントロールにおいては除去対象をバトルゾーンに出さない、後のボルグレスのバリューを上げる、テンポロスが致命傷にならないなど安定をもたらしつつ欠点が目立ちにくいです。
上記のことから同じ3コスト初動の『コッコ・ルピア』と『龍の呼び声』ですが、明確に下記のように使い分けが必要です。
・対ビートダウン (除去が少なく、またテンポロスが致命傷になるデッキ)
『コッコ・ルピア』>『龍の呼び声』
・対コントロール (除去が多く、多少テンポロスしても問題ないデッキ)
『龍の呼び声』>『コッコ・ルピア』
ただし、基本的にいつか『コッコ・ルピア』は死んでしまうので、相手が事故気味であれば3ターン目は『龍の呼び声』を優先した方が後半楽になることが多いことは覚えておいた方がいいでしょう。
・ボルシャック・バディ・ドラゴン
このカードの役割は下記3点です。
①ザークピッチをサーチすることによるハンデス耐性の確保
②『龍の呼び声』失敗の場合のつなぎ
③4コストと軽くハンドアドバンテージを取れる進化元
カードパワー自体は4コスト相応のため高くなく、①や②はメタや保険といった後ろ向きの要素のため、3枚の採用としています。
・光神龍ベティス
7弾で追加された連ドラ最重要カードです。
このカードは唯一の「相手の打点を止められる」・「S・トリガーの」・「ドラゴン」です。
このことからすべての連ドラ軸デッキはこのカードを(光がこのカードだけだとしても)採用する必要があります。
リースドラゴンにおいても同様で、S・トリガーでベティスが出たから勝てたという試合はかなり多いです。連ドラ基盤では絶対に採用しましょう。
・フレイムバーン・ドラゴン
このデッキの対ビート・コンボの生命線のため4枚採用です。4000火力除去によって環境における大抵の小型は対処してくれ、5000というパワーによって殴り返しもこなしてくれます。ボルガウルやアルグロスへの繋ぎとして重要な1枚です。
対コントロールでも『聖鎧亜キング・アルカディアス』などの進化元を除去できるのと、腐っても5000ラインなので除去されにくいです。
対メカオー、コントロールの『霊王機エル・カイオウ』を取れない点だけは残念(特に対メカオーにおいては致命的!)ですが、アポロ・ツヴァイ・パンダなどのデッキとギリギリ戦えるのはこのカードの存在が大きいです。
ただほんとは武者の枠…だったんですけどね。
・超竜騎神ボルガウルジャック
殴り返し対象がいれば最大3体除去できる進化ドラゴンです。
このカード自体はかなり強く、可能であれば4枚採用したいのが本音なのですが、下記3点により2枚採用に留めています。
①殴り返し対象がいなければ除去のために相手のシールドをブレイクする必要がある。
②赤マナが多すぎる。
③『超絶究極神』のゼン、アクや『聖鎧亜キング・アルカディアス』、『聖鎧亜クイーン・アルカディアス』といったコントロールの大型を除去できない
特に③が痛く、対ビートダウンにおいては間違いなく最強のカードなのですが、対コントロールでの制圧力に難があり、この点でアルグロスのほうが勝っているためそちらを優先しています。
・ナチュラル・トラップ
本当は非ドラゴンなので入れたくないんですが、下記3点により4枚採用しています。
①不足しがちなアンタップ緑マナ
②『龍極神』・『超絶究極神』といった除去しなければ負けに直結する大型ゴッドに対する確定除去(しかもアクも除去できる!)
③打点を減らせるS・トリガー
『烈流神』・「ゲートサファイア」などの存在もあり、マナ送りの確定除去自体に意義があることもありがたい話です。
・龍仙ロマネスク
「リースドラゴン成立のきっかけ」の項でも記載しましたが、このカードは大量マナブースト&ブロッカーによるビート耐性および爆発力と色基盤の役割を持ちます。
ただし毎ターンのセルフランデスが厳しく、いつ出しても強いカードではないので3枚の採用としています。
このロマネスクというカードをプレイする際は下記ケースに当てはまっているかどうかを考えましょう。
①潤沢な手札がある、または次ターンにボルグレスをプレイできる場合
②相手がビートダウンであり、マナブーストによるテンポ獲得が重要な場合
③アルグロス、ボルガウルといった進化ドラゴンをプレイでき、進化によってロマネスクを場から引き離せる場合
上記ケース以外に出すと、特に対コントロールではトップでボルグレスを引き込めない限りは厳しくなります。
プレイするタイミングには気を付けましょう。
ハマれば強いのですが、そのタイミングが限られているので初手で引いたら基本的に即マナ埋めして問題ないです。
・超神龍アルグロス・クリューソス
このデッキにおけるフィニッシャー兼盤面制圧用カードです。
このカードはかなり役割が多く、7マナの進化ドラゴンですが3枚採用としています。
強化前の8マナ2タップでもこのカードにしかできないことが多すぎるので採用されるレベルで、このカードが強化されたことはリースドラゴンの強さをかなり押し上げています。
このカードの環境における役割は多く、下記が代表的です。
①「アポロ」・「メカオー」のデッキの超新星などの除去が難しい大型クリーチャーを2ターンの間フリーズによって疑似除去できる柔軟性
②3面タップ&フリーズによる2ターンに渡る高いタップキル性能
③9500ラインによる『龍極神』のゲキ、メツ『超絶究極神』のゼン、アクや『聖鎧亜キング・アルカディアス』、『聖鎧亜クイーン・アルカディアス』といった大型クリーチャーの除去
特に②は大きく、たとえこのカードしか盤面にいなくても、2ターンに渡ってタップキルが可能なため、2体は最低除去できます。
また正直、展開力が異常な「メカオー」は超新星の着地そのものを防ぐことは難しいですが、このカードの存在によって着地後にブロッカーをフリーズさせてのリーサルをかけることが可能です。
対コントロールにおいてもゴッドなどを寝かせてタップキルまたはフリーズすることで無力化することができるのでどの対面でも腐らない優良カードです。
・無双竜機ボルグレス・バーズ
対コントロール戦術において核になるカードで、すべてのコントロールデッキに対してはこのカードを5ターン目に着地させることから始まるため、4枚採用です。
このカードはリソース確保力に関してほかの追随を許さないかつ、コントロールに対して戦える最大の理由であるため、間違いなくこのデッキで最強のカードですが、弱点もあります。
①対ビート性能の弱さ
特に対ビートに対して7マナで手札補充は悠長なためプレイするタイミングはないですが、抱えておくと多色のため色事故を引き起こします。相手がビートだとわかったら2ターン目までにマナに埋めましょう。
②デッキアウト製造機
またあまりにも手札補充量が多いので簡単にデッキアウトします。特にロマネスク→ボルグレスの順でプレイすると山札切れは目の前です。
2回目以降はザークピッチの使用を考えましょう。
③マナからの回収
このカードはマナからの回収なため、基本的に「不要」としてマナに置いたカードが手札に入ります。そのため狙ったカードが手札に来ないことが多いです。追加でマナブーストをしてからプレイすることも選択肢に入れましょう。
また根こそぎマナから回収するので本来ボルグレスのプレイ後に余るはずのマナが回収によって消滅することはよくあります。
先に他のカードをプレイする、マナから回収されないカードを確認しプレイ後に余るマナを確認する、ということが重要になってきます。
上記について配慮しさえすればこのデッキの戦略を支えてくれる優秀なカードであることは間違いないので、扱いにだけは気を付けましょう。
・翔竜提督ザークピッチ
対ハンデスに対して強い抑止力を持つカードです。
回収できるカードは32/40のため、基本的に出れば2~3枚の手札補充をすることができます。
基本的には対コントロール対面でボルシャックバディからサーチして使用するのが主な運用です。
ビートには腐るので1枚でもよいのですが、『猛菌恐皇ビューティシャン』・『腐敗聖者ベガ』が多く、特に前者のセルフハンデスに強烈に刺さるので2枚にしています。
手札に入った時点で基本的にハンデスは飛んでこないので、公開サーチによって見せつけることで対コントロールにおいてボルグレスバーズをハンデスから守る盾だと思って使うのが重要です。
・ボルメテウス・サファイア・ドラゴン
ロマネスクのおかげでマナが伸びるので、手打ちも視野に入るこのカードはこのデッキにおけるフィニッシャーとして採用されています。
ただし4枚採用は初手に複数来た場合のリスクなどが高いのと、ボルグレスによるマナ回収も可能なので3枚採用としています。
基本的にこのデッキにおいてはフレイムバーン、アルグロスなどで相手盤面を更地にした後にこのサファイア3点を絡めた過剰打点で締めるのが理想のパターンです。
『光神龍スペル・デル・フィン』も有力ですが、より出したターンに勝てるのはこのカードなのでこちらを採用しています。
・採用候補には上がるが、不採用にしたカード
※画像は割愛。
・『フェアリーライフ』・・・3→6の動きを重視しているため不採用
・『緑神龍ハルクーンベルガ』・・・5マナ圏で最有力でフィニッシャーにもなりうるのだが、ブーストの有無での安定性に難があるので不採用。
・『紅神龍バルガゲイザー』・・・対ビートでは間に合わない、対コントロールの4ターン目では非常に強いが4ターン目以外で弱く後半腐ることから不採用。
・『インフィニティ・ドラゴン』・・・対コントロールで強いが、ボルグレスバーズの方が安定しているため不採用、採用するなら『光神龍セブンス』も採用する必要があるため枠も厳しい。
・『G・A・E』・・・能力そのものは非常に強い上、デッキの潤滑油兼デコイとして申し分なしだが、ゴッドカードが非ドラゴン扱いなので不採用。
・『ボルメテウス・武者・ドラゴン』・・・『ムシャ・ルピア』がいないと対ビートですら厳しいが、2000ラインの鳥に初動を任せると対コントロールでの安定性が極端に落ちるので不採用。
・『光神龍スペル・デル・フィン』・・・対ビートでは腐りやすく、即打点になって隙あらばねじ込めるサファイアの方を優先したため不採用。
・環境における各対面でのプレイング
・対ビートダウン
対ビート共通で気を付ける点は以下です。
①3ターン目はコッコ・ルピアをプレイする
②フレイムバーン・ボルガウル・アルグロスといった除去系クリーチャーを手札にキープする
③ボルグレスは可能な限りマナに埋める
①は『龍の呼び声』の項で述べましたが、呼び声失敗によるテンポロスを防ぐためです。
③は色事故防止のためです。
・ドリームメイト
相性的には五分~微有利ですが、先行が圧倒的有利です。盾3枚をサファイアで焼ける分が多少の有利差ですかね。
ドリームメイトの核、パンダネルラはボルガウルに致命的に弱いため、ボルガウルを全力で手札にキープしましょう。
理想的な動き
①3コッコ・ルピア→4フレイムバーン→5ボルガウル
②3コッコ・ルピア→4ロマネスク→5ボルガウル
ただしジャック・アルカディアスが存在することが多いので、ヤッタルワンが相手のバトルゾーンに存在する場合の3ターン目は、『コッコ・ルピア』より『龍の呼び声』を優先したほうがいいです。
・マルコビート
基本的には有利対面です。後攻でも問題ないです。
ドリームメイトより継戦力が高い代わりに速度そのものは遅いです。
ただしボルガウルジャックが致命的に刺さる点は一緒です。
基本的にコッコ・ルピアはマルコにバウンスされてしまうため、ルピアを立てた場合は4ターン目はロマネスクをプレイしてマナを伸ばしておくのが良いです。
実際に速度的にその余裕は十分にあります。
理想的な動き
①3コッコ・ルピア→4ロマネスク→5ボルガウル
②3龍の呼び声→4フレイムバーン→5ボルガウル
・トリガービート
盾と速度の両立が為されているのが厳しく、殴り返しができないアラゴナイトの存在により不利対面です。
ガントラ運命デッキをはじめとするトリガービートはS・トリガーが多いのでフィニッシャーにサファイアを用いることがかなり大事です。
またSAが非常に多いので受けきるのは難しく、可能であれば早期決着をするとよいです。
理想的な動き
①3コッコ・ルピア→4ロマネスク→5ボルガウル→6サファイア
②3龍の呼び声→4フレイムバーン→5コッコルピア&ボルガウル→6サファイア
対コンボデッキ
基本的には超新星の着地を防ぐために対ビート同様に除去ドラゴンを優先してキープ、ボルグレスはマナ埋めが鉄則ですが、ここで紹介する2種はそれぞれ特徴があるので各項を参考にしてください。
・ドラゲリオン
有利対面です。3の動きが2種類あるこちらの方が安定しているのと、先行の4ターン目フレイムバーンがルピアを焼く、または後攻でも3ルピアを相手が出せなければこちらの除去が間に合うので問題なく勝てます。
またトリガーには盤面を強く返すものはないので相手の盤面を更地にしたら少しずつ殴って問題ないです。
最悪アポロが出てきてもS・トリガーベティスの返しでアルグロスでフリーズさせる、サファイアでリーサルを取りに行けたりします。
お相手先行でルピアセンチセンチバルケリアポロの理想ムーブはあきらめましょう。これはそういうデッキです。
理想的な動き
①3コッコ・ルピア→4フレイムバーン→5フレイムバーン→6アルグロス
②3コッコ・ルピア→4フレイムバーン→5ボルガウル
・グレートメカオー
不利対面です。
先行をとっても4でピラミリオンが出たら数の都合上超新星の着地は免れません。
最重要カードは着地後に超新星やブロッカーをフリーズできるアルグロス、次いでフレイムバーンなので、全力でキープしましょう。
ただし、『霊王機エル・カイオウ』は焼けません。場にエル・カイオウしかいない時はロマネスクのプレイも考えましょう。
アルグロスで一瞬のスキを作りだしてサファイアを絡めてジャストキルを狙うのが基本戦術になります。
またコロビナーの存在があるので初手は龍の呼び声を優先しましょう。
理想的な動き
①3龍の呼び声→4フレイムバーン→5ロマネスク→6アルグロス→7サファイア
②3龍の呼び声→4フレイムバーン→5フレイムバーン→6ボルガウル→7アルグロス
対コントロール
対コントロールで重要なのは下記3点です。
①3ターン目は『龍の呼び声』を使用し、『コッコ・ルピア』は後攻3ターン目には出さない ※魂と記憶の盾対策
②ハンデス対策に4ターン目にボルシャック・バディをプレイし、ザークピッチを手札に加えておく
③5ターン目にボルグレスを着地させ、リソースを大量に確保しておくこと
最優先はボルグレスを着地させることで、あとは相手の大型を処理しつつドラゴンを並べて殴っていけば勝てます。
逆にボルグレスを出せなければかなりきついので、ハンデスされないようにザークピッチを抱えるor見せておくことが重要です。
・ゲートサファイア
最速サファイア以外はリソース差とマッドネスの存在により有利です。
ゲートサファイア型は特にハンデスが多いのでザークピッチを手札に積極的に抱えておくと、ハンデスを抑止できるのでリソースを維持しやすいです。
最近は白入りの4cが多いため、コッコルピアは出さない選択肢があることも覚えておきましょう。
出すにしてテンポをずらすために4ターン目に出すので問題ないです。
但し手札にボルシャックバディがある場合は3ターン目に出すでもよいでしょう。
4ターン目の6マナ圏は特に出したいカードはないので、ボルシャックバディでザークピッチを回収するか、呼び声で追加ブーストするのも選択肢です。
ゴッドはアルグロスやナチュラルトラップで除去しましょう。
サファイアもナチュラルトラップで問題ないですし、ロマネスクを立てておけばチャンプブロックで盾を割られることもないでしょう。
理想的な動き
①3龍の呼び声→4ボルシャックバディ→5ボルグレス→6ロマネスク→7サファイア
②3龍の呼び声→4龍の呼び声→5ボルグレス→6サファイア
・天門
サンゾン型は互角~微不利、ザーディア入りは有利です。
ここではサンゾン型について話します。
ムルムルが複数並び、サンゾンが出てしまうと火力とタップがメイン除去のリースドラゴンではブロッカー軍団を突破することはおろか、相手のアガピ+サンゾン+小型ブロッカーの打点を止めることが難しく天門の返しのターンで殴り切られる可能性さえあります。
基本的にはゲートサファイアと同じく5ターン目ボルグレスが必須ですが、ヘブンズゲートの返しにアルグロスで一気に盤面制圧し、ムルムルを許さないことが一番重要です。
理想的な動き
①3龍の呼び声→4ボルシャックバディ→5ボルグレス→6ロマネスク→7アルグロス
②3龍の呼び声→4ロマネスク→5ボルグレス→6アルグロス
・5cコントロール
正直環境に多いものの構築が広すぎて有利不利はわからないですが、基本的には互角以上だと思います。
共通しているのはフェアリーミラクル、SRゴッド、魂と記憶の盾なので、他のコントロール同様、5ターン目ボルグレスを目指しつつ隙があればサファイアをねじ込んでいく形です。
ベガやビューティシャンも多いので、ザークピッチは抱えておきましょう。
理想的な動き
①3龍の呼び声→4ボルシャックバディ→5ボルグレス→6ロマネスク→7サファイア
②3龍の呼び声→4龍の呼び声→5ボルグレス→6サファイア
対ターボデッキ
基本的にこちら側の動きが遅い(理想でも7,8ターン目にリーサル)ので、7ターン目、遅くても8ターン目に蓋をしてくるドルバロムやバイオレンスフュージョンに間に合うことは稀です。
ボルグレス着地後は多少のS・トリガーには目をつぶってシールドをブレイクしていきましょう。
・ドルバロム
ド不利です。多分勝率20%以下でしょう。
バーロウが出てきて蓋をしてくるのが7ターン目なのですが、まず間に合いません。
勝ち筋は呼び声2連打からのボルグレス→サファイアか、ハンデスでザークピッチを落としてもらってなんとか殴り切るくらいでしょうか。
ドルバロムが着地した時点でマナは全て消え去るので、着地したら諦めましょう。S・トリガーも有効なものはないです。
理想的な動き
①3龍の呼び声→4ボルシャックバディ→5ロマネスク→6サファイア
②3龍の呼び声→4龍の呼び声→5ボルグレス→6サファイア
・バイオレンスフュージョン
五分~微不利です。ドルバロムより防御面が脆く、妨害手段に欠けるので付け入るスキが多いです。
但しこちらも少しでも動きが遅れたら間に合わないので、6ターン目か7ターン目にはサファイアを着地させて殴り切りましょう。
大抵のゴッドはボルガウルで超えられるのと、ボルガウルに有効なトリガーは4枚程度しか採用されないことも多いので、S・トリガーを無視してバルガウルで殴り続けるのも吉です。
理想的な動き
①3龍の呼び声→4ロマネスク→5ボルグレス→6サファイア
②3龍の呼び声→4ボルシャックバディ→5ボルグレス→6ロマネスク→7サファイア
・おわりに
いかがでしたでしょうか?リースドラゴンの魅力が伝われば嬉しいです。
今後も環境外でマスターに到達できる程度のドラゴンデッキがあれば紹介できればと思います。
個人的には10弾か11弾あたりで『竜星バルガライザー』や『超天星バルガライゾウ』が出ることをかなり楽しみにしてます!
では皆さんまた別の記事でお会いしましょう。