当ギャラリーについて
北海道札幌市、藻岩山のふもとで編集者が営む展示ギャラリーです。
札幌市電「電車事業所前駅」より徒歩2分、札幌中心部からは30分かからずお越しいただけます。
当ギャラリー主催の展示やポップアップショップを随時企画中です。
会期中に何度足を運んでも面白いと思っていただけるような、“行きつけのギャラリー”となることを目指しています。
会期外はレンタルギャラリー・レンタルスペースとしてもご活用いただけます。
レンタルに関して、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
ぜひ一度、お気軽に足をお運びいただけると嬉しいです。
【Gallery&Shop 馬と獅子】
札幌市中央区南22条西15丁目1-10 猪狩ビル2F
札幌市電 電車事業所前駅より徒歩2分
「馬と獅子」とは?
中国の「史記」に「鹿を指して馬を為す」という故事があります。
「馬鹿」という言葉の語源とも言われる「理屈に合わないことを無理矢理に権力によって押し通すこと」のたとえです。
その昔、悪臣の趙高が自分の権威を試そうと皇帝に鹿を馬だと偽って献上しました。
周囲の人々は趙高を恐れて異を唱えたものはおらず、「鹿です」と言った者は処刑されたのだとか。
この話はまるで「アート」を語る人々のようではありませんか。
力のある人や、大多数の人が「この作品はとてもいい、芸術性が高い」と言ったら、たとえ良さが分からなくても「いい作品だな」と言ってしまったり思い込んでしまったりする。
でも本来、アートなんて人それぞれが感じたままでいい。好みがあっていいし、もしかしたら今日はいいと思わなかったけれど1年後に見たら心を打たれることもあるかもしれない。
ギャラリーの名前を「馬と獅子」としたのは、馬を指して獅子と為しても、獅子を指して馬を為しても、どちらも神々しくてかっこいい、力強さを感じたためです(どちらも神仏の乗り物で、特別な存在というのも重要なポイント)。
人の評価よりも、作者が精魂込めて作り上げた作品の力強さを見せられるギャラリーであることを大切にしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?