【回顧】2022年新潟記念を終えて
はじめに
こんにちは、うましおです。
みなさん先週もお疲れさまでした。
新潟記念は荒れに荒れて、難解なレースになりましたね。
的中された方はおめでとうございました!
ここからは僕が大勝負をかけた新潟記念を回顧していきますが、
宗教上の理由で馬場読みと鞍上能力を大変重要視していますので、
少し騎手批判めいた言葉があるかもしれません。
その点お許しください。
結果発表
以下の印をもとに馬券を購入し、見事大惨敗しました。
◎1・2着固定
⑤ヒートオンビート
▲2・3着、ヒートオンビート2着時に頭固定
⑧ディアマンミノル
⑮スカーフェイス
⑯カイザーバローズ
⑰ユーキャンスマイル
✓3着固定
⓸⑥⑨⑩⑪
月曜段階から1番人気に自信の本命を打っておきながら
着内にすら来ないという恥ずかしすぎる結果に終わってしまいました。
全方面に謝りたい………….
印の根拠は予想段階のものですので、今回は割愛します。
馬場傾向(道中)
以前からTwitterで言っていたとおり、選んだ進路で
7割方決まると言っても過言ではないレースでした。
ロスなく走ること <<< 良い馬場を通ること
タイプは違えど、実力は相当拮抗していたはずなので。(僕はヒートオンビートだけ抜けてると思ってました)
道中は内ラチから2~3頭離れたところから隊列ができていました。
その中でも一番内を通った馬には厳しかったんです。
映像見たら分かるんですが、色が茶色に変わるくらい荒れていました。
内を通らされてしまった①③⓸⑤が人気以下の着順だったように
それだけ枠順が位置取りに影響したということですね。
で、最終コーナーに差し掛かるタイミングの話に移ります。
少し批判的な意見になってしまい申し訳ないですが、
横の位置を選べる立場にいるのに自ら内を通っていった馬もいました。
②プレシャスブルー デムーロ騎手 →10着
⑨エヒト 田中勝騎手 →14着
⑪プリマヴィスタ 松岡騎手 →6着
⑯カイザーバローズ 津村騎手 →ビリ
男は黙って!大外一気
もちろんそうなってしまった理由は、そこに至るまでの縦の位置取りや
騎乗の安全性など色々あると思うので、素人は黙っとれ案件ですが。
ただ馬券を買う側からすると鞍上は大変重要な要素なので、
馬場状態が特殊な時は騎手選びも慎重にすべきだなと思いました。
追記ですが、カイザーバローズはそもそも太かったのと
逃げ馬の成績が終わってるレースなのでしょうがない部分もあります。
多分仕上がってないことを津村騎手も感じていたから
前残りの展開に賭けたんでしょうかね。うーん、悔しい。
馬場傾向(最終直線)
土曜日の宣言通り、馬場の真ん中から伸びてきたカラテが勝ちました。
土曜日から外回りコースの映像を何度も見返しましたが、
馬場の真ん中より内を走って馬券に絡んだ馬はほぼ0。
↓画像の通り勝ち馬のカラテより内を走った馬は1頭も来ていません。
菅原騎手は馬場読みの天才ですね。これは努力の賜物だと推察します。
道中も直線もギリギリ馬場の良いところを走り、位置取りも完璧でした。
で、不幸にもカラテより内を選んでしまったのが
②プレシャスブルー デムーロ騎手
③レッドジェネシス 内田博騎手
⑨エヒト 田中勝騎手
⑩ココロノトウダイ 戸崎騎手
⑪プリマヴィスタ 松岡騎手
⑮スカーフェイス 岩田父騎手
⑯カイザーバローズ 津村騎手
なんかさっきも見たような顔ぶrアッすみませんでした
当然直線は前が開かないと馬を出していけないので
位置取り的に仕方なく内を選んだ騎手も多かったかと思いますが、
ウチパク騎手だけは怒られても仕方ない騎乗だったと思いますね…
馬場の荒れたキーンランドカップでヴァトレニが内ラチ沿いを突いて
好走したのが記憶に新しいかと思うのですが、あれは土曜日の平場で
内ラチ沿いだけ生きてることが実証済みだったからなんですよね。
伸びるか分からない内ラチをぶっつけ本番(重賞)で突くギャンブラー精神…
これあとで燃えそうだな~と思いながらWINSを後にしたうましおでした。
ま、僕買ってないんですけど。
レース結果と考察
■1着:カラテ選手 菅原明騎手
復活おめでとうございます。大好きな馬なので嬉しかったです。
これは買えねぇよ~と嘆いてた方も多かったと思いますが、
実は不安要素は少なかったのでは?と改めて思いました。
(レース30分前にカラテ頭の馬券を買い足すか死ぬほど悩みました)
Q. マイラーに2000mが走れるのか?
A. 加齢と共に出てきたズブさが、中距離への適性に繋がったようですね。
オーナーの小田切さんもTwitterでこう言ってました。
Q. 夏は苦手、爪の状態が悪くなると聞いていたが
A. 小田切オーナーが以下略
Q. お前転厩後は買えないって言ってたよな?
A. いや、ほんとにすみませんでした。
毎週予想家・youtuberの追切評価まとめを作っているんですが、
調教1位がカラテだったのに、何故疑ってしまったのか…。
と、答えはすべて落ちていたんですが、拾い集めきれませんでした。
僕なりにカラテを頭固定で買えなかった理由を考察しました。
それは「サンクコスト効果」だったのではないかと。
点数を減らそうと消し理由を列挙しすぎた結果、
レース30分前の僕の頭の中はこうなっていました。
「時間をかけてマイナス要素を見つけてきたのに今さら買えない」
少なくとも誰しもが「あの時直前に買おうとした馬買ってたら…」
なんて思った経験ありますよね。僕がもっと心に余裕のある人間なら
カラテも買えたんでしょうけど、頑固すぎました。
でもこれは必ずしもマイナスになる思考ではなくて、
買わなかった結果損しなくて済むパターンもあるわけです。
単純にカラテの能力を評価しきれなかったことを悔いるべきと、
振り出しに戻ることになりました。
いっけね、ヒートオンビートが来てない時点で買ってても外れじゃん!
■2着:ユーキャンスマイル選手 石橋脩騎手
友道さんさすが!…ってそっちかよ!ヒートオンビートわい
カラテが勝った時も一瞬喜んで「そっち(の赤帽)かよ!」ってなりました。
長く良い脚を求められるスタミナレース適性がマッチしたこと、
復調気配にあったこと、枠が有利に働いたこと、
戦ってきた相手が違いすぎたこと。
全ての要素がパズルみたいに綺麗にハマったという印象でした。
最終直線のバシシュー騎手、後ろから馬殴ってるんか?ってくらい
めちゃくちゃ追ってましたね。笑
僕は信頼できるなって思いました。これからもバシシューさん買いたい。
■3着:フェーングロッテン選手 松若騎手
最後はまさかの3歳馬。過去ブラストワンピースくらいでは?
序盤ちょっとかかってたし、頭も高い、舌出しながら走ってる。
いくら外を走れたからってまさか…。
そのまさかでした。先行馬の中で唯一残っちゃった。
もしかしたら将来G1を勝ってしまうかも?なキラリ光る素質が見えました。
これはさすがにフロック視できません。これからの成長が楽しみですね。
■着外の馬について
馬場傾向のところで書いたように、やはり道中または直線で
内を走らされた馬には厳しいレースだったかなと思います。
まだ触れてない馬について簡単に所感をば。
フォワードアゲン 4着
→僕は「このクラスでもやれるんだな。。」と純粋に思ったんですが、
「不利もなく馬場の一番良いところを通り続けた斤量53kgの5歳馬」
と字面だけ見るとなんだか微妙ですね…笑 過剰評価は不要です。
プリマヴィスタ 6着
→内通ったのに結構やれてましたね!買って正解。
G3では今後も必ず抑えようと思います。
ゴールドスミス 7着
→この馬がサンレイポケットに先着していることを考えると、
ユーキャンスマイルが強すぎたが故にたまたま追込が届いただけで
純粋に前が有利なレースだったのでは。とも考えられませんか?
この説が正しい場合はフェーングロッテンをまたフロック視することに…
真相は闇の中(不確定要素が多いので僕は詮索しません)
ディアマンミノル 13着
→ユーキャンスマイルと同じ競馬をしてこの着順。最後垂れてましたねー。
正直この馬が走らなかった理由はあまり分からないです。すみません。
上記の通り、レースを何度見返してもわからないことはわからないです。
あくまで推測でしかないですし、この決めつけが後に自分を苦しめるかも。
人それぞれ考え方は違いますが、僕は可能な限り柔軟でいたいのです。
「じゃぁ回顧って何のためにするの?」
回顧とはどうあるべきか
僕が回顧で大切にしていることは以下です。
「どうして馬が勝てたのか」より「どうして馬を買えたのか」
「なぜ馬が勝てなかったのか」より「なぜ馬を買えなかったのか」
身も蓋もない話をすれば、レース回顧なんて結果論でしかなくて。
後付けでいくらでも言えるじゃないですか。
馬は生き物だし、オッズは人間が作るもの。だから考えすぎない。
次に活かすためにできる回顧は、自分が買った馬券の反省。
荒れるか荒れないかくらいはある程度事前に分かることだから。
レース傾向に応じた券種の最適解をパターン化することが最終目標。
僕で言えば、今回ヒートオンビートには絶対的自信があったので
「1・2着に来なかったら負ける」馬券を買ったわけです。が、
極端な話こういった荒れる前提のレースでは軸2~3頭またはボックスでも
全然プラスになるのに、HoBを妄信した結果回収0になってしまいました。
視野こうなっちゃってる、もっとこうしないと。(ネルソンズのやつ)
まとめ
週中からヒートオンビートに憑りつかれた悲しき漢のお話でした。
でも最後ムチ打ったらグンと伸びてたので、一瞬の速い脚が活かせる
小回りかつ坂の少ないコースでまた単勝勝負してみます。
新潟記念、G1ばりに興奮した最高のレースでした。
様々なマイナスデータを打ち破って好走した上位3頭には最大の敬意を。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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