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分析とは

分析する為に必要なのは、まずはその対象となるデータの範囲の定義と、その収集、そしてそこから様々な因果関係を考え出し、データで裏付ける、と言うようなことだろう。勿論、予め方向性を持って調査を開始しても構わないが、結果がそれと不一致な場合でもその事実を認めてあくまで統計データを評価しようとするだろう。例えば、ワクチン接種後死者の年代別割合について、若者が多いだろうと俺は先入観を持って眺めてみたら、結局コロナと同じで死ぬのは年寄りばかりだった、と言うような場合がそれだ。


だが世の中、様々な考え方があるようで、

その分析の対象や定義が曖昧なままで、自分の恣意的なテーマを無理やり裏付けたかのように見せる為に分析したテイで文章を書き、金をもらう奴、そしてそんな文章を売りつけて金をもらう浅ましい、卑しい奴がいる。

それも人生なのだろう。

6300万のツイートと言うが、何より大切なのは、

「デマはどれか」だろう。

そしてそのデマにしても、

「ワクチン反対派のデマ」もあれば、

「ワクチン賛成派のデマ」もあるはずだ。

もしそれを想定しておらず、反ワクチン系しか調べていないとするなら、もうこの時点で分析だのと言う資格はない。

そしてその大前提が崩壊した上で気になるのが、

彼は何を「反ワクチンのデマ」と定義したのかだが、どこを見てもさっぱり出てこない。そして当然29のアカウントが何なのかも分からないし、そもそもその29のアカウントが発生源なのかも分からない。

これでは話にならないし、こんなにテキトーならこの記事こそデマと呼ぶに相応しいレベルだろう。

また重要なのは、何を基準に評価しようとしているのかだ。デマにもレベル、グラデーションはあるだろう。単純に全て等しい頭数だけで言っているのなら芸がない。そこが不明瞭なら価値は極めて低いだろう。

そして具体的にデマとして挙げている内容も酷い。

「副反応で死んだことが隠されている」
「ワクチンなど効かない」

系は彼によるとデマらしい。

そして逆のワクチン死者は一切隠されていない、ワクチンは効く、はデマではないらしい。

こんなんが東大教授らしいし、こんな出来損ないの馬鹿の出来損ない記事を載せてるのが天下の朝日新聞系のAERAらしい。

この国が駄目なのはこう言うところだろう。

ちなみにこの馬鹿教授は「計算社会科学者」だそうな。

きっと計算も社会も科学も知らない御仁なのだろう。

そして自身の記事が本人の想定以上にボロッカスに叩かれていたからヤフコメにオーサーとして言い訳をしているが、その内容も態度も幼稚過ぎて見苦しくて心配になる。

俺は日々社会問題について記事を書いているが、それは悦に入りたいからではなく、馬鹿な言論が少しでも減って、馬鹿故に恥をかく専門家が減ってほしいからであり、俺自身の不快感を減らしたいからでもある。

頼むからあまり馬鹿過ぎる人を公的な場所に出さないで欲しい。

不愉快極まりない。

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