衆これを悪むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す
子曰わく、衆(しゅう)これを悪(にく)むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す。
意訳
大勢が嫌うからといって、自分で確認せずに鵜呑みにすべきではない。大勢が好むからといって、自分で確認せずに鵜呑みにすべきではない。
散々メディアでは右から左まで、長文で注釈だらけで読みにくい、自己正当化してるだけ、難しそうに書いてるだけで自己顕示欲にまみれてる、弁護士の自分が採点するなら0点、だの、クソみたいな評価しか見てこなかった。
なんとなく、読むの大変そうだし、読んだら腹が立つのかなあと不安に思いながらもスルーしてきた。
しかし、昨夜の記事で取り上げた小林よしのり氏の論稿を読み、それまで言われてきた世の言い分が、偏見に過ぎないと理解してから実際に読まねばならぬと決心し、読んでみた。
確かに「読みやすい文章ではない」。しかし、事が事なんだから難解なのは仕方がないだろう。
それを読みにくいだの難解だのとイチャモンつけてる奴等はそもそも、本人がどう論理的に弁明しようが自分の中で侮蔑すると決め込んでる以上、本気で理解できる訳がないのは当たり前だろう。芸能人なんかがしたり顔で偉そうに批判していたが!本当に軽率で無責任だと思う。元々俺が心の底から侮蔑している坂上忍や、俺が尊敬する西川貴教まで、実に醜い発言が並んだ。
まあ、彼等も商売だから、と言う言い分はあるだろう。
だがそれは、彼等は金の為なら他人の名誉を踏みにじれると言っているに過ぎない。
そう言うスタンスなら、またファンもそれを受け入れるのならいいのかも知らん。
ただ、そこには正義なんて全くないが。
中には横粂勝仁や小川尚史みたいな本業でもボケてる可哀相な輩もいる。
まあ、彼等も職務を飯の種としか思っておらず、法や正義なんてものも飯を得る為の道具としか思っていないのだろう。法や正義への真摯さが微塵も感じられない。今パッと見で大多数の方に靡く風見鶏でしかない。
そもそも勘違い甚だしい国民様は、自分達主権者様向けに書いてないと立腹し、
理解できないから不合格だと立腹し、
それでも自分には全権があると信じて疑わない。
救いようのない馬鹿だ。
そもそも、批評、評論するにあたって、ここまで文書の本質、意図から脱線しまくった意見しか並ばないことに疑問を持たねばならない。
料理の評論家が、レストランの予約の電話の受け答えを評論するか?
勿論、評価に影響はあってもおかしくはないが、
レストランを選ぶ上で、そこを評価の軸とするのか?
そんな馬鹿な話はないだろう。
結局、嫌いだから理由をつけて批判しているだけだろ。
さてそろそろ本題へ。
所謂小室文書を読んで分かることは、
①元婚約者は弁護士資格すらない代理人を立て、話し合いにおける合意点すら探らずに、また代理人同士の話し合いではなく、週刊誌に情報を垂れ流していること、
②婚約破棄については元婚約者側が理由も告げずに提示してきたこと
③入学金や授業料として支払ったと言う話は、時期からしても有り得ないし、小室氏の預貯金と奨学金により賄われたこと
④結婚を前提として付き合っていた期間において、お互いに贈与や賃借と言った認識ではなく、その時々の状況により支払われたこと
⑤また婚約破棄後も同じマンションの管理組合で顔を合わせてきた時ですら互いに会釈したりする程で揉めることもなかったのに金の話は皆無だったこと
⑥そもそも小室家への支援は東日本大震災後の困窮から始まったこと
⑦小室家側は支援には感謝しており、あくまで事実、名誉の問題から借り入れではないと言っていること
等があるだろう。
どれも衝撃的な上に、昨日の小林氏のブロマガを金払って読めの後にしては大分氏の主張と被っていると言う話はあるが、
今回やはり特筆すべきなのは⑦だと思う。
俺も先日までは「払ってもいいんじゃ?」と思っていた。
しかしそれは大きな間違いだ。
これは冤罪を受け入れたことにしかならないからだ。
先述の小林氏は痴漢冤罪の話に例えられた。
「とりあえずやったかどうかは分からないが、素直に認めて示談金払おう」
と言われたような話なのだ。
これは金の問題ではない!!
皇族である眞子殿下とご結婚なさる方として、眞子殿下をはじめとした汎ゆる皇族と小室さん自身の名誉の為に譲ってはならない問題なのだ。
こんな大問題を詳らかにする文書だったのだ。
それを馬鹿なタレントやエセ弁護士等は揚げ足取りにしか使わなかったのだ。
豚に真珠
馬の耳に念仏
猫に小判
大衆に誠意
大衆に理論
安易に大衆に阿った奴等を忘れるな。
こいつ等は本物のクズばかりだ。
人の恋愛や自由を犯すことに何の躊躇もない。
彼等は彼等の欲の為に平気で他人の人権を侵害するだろう。
そしてこんな世の中なら皇室も長くは続かないだろう。
俺はコロナにせよ皇室問題にせよ、
毎日毎日どんどんどんどんどんどん日本が嫌いになっていく。