見出し画像

イベルメワクチンについて

立憲民主党の恥ずかしいTweetでも多少は話題になったこのイベルメクチン(ワはどこにも入りません)は、今改めて話題になっている。

(ちなみに、この問題発言(立民公式Twitterによると、誤発言ではなく誤記とのこと)は馬鹿馬鹿しいが、原口の言うイベルメクチン承認の為の国会を開けと言う論には賛成したい)

それはクソな情報しか流さないテレビで、珍しくまともなことを言う人が現れたからだ。

それが長尾クリニック院長の長尾和弘医師だ。


フジテレビ系の情報番組「バイキングMORE」は10日、新型コロナウイルスによる医療逼迫(ひっぱく)を防ぐため、専門家の提言を紹介した。この中で長尾クリニック院長の長尾和弘医師が感染症法上の分類を引き下げるよう訴えると、ツイッターなどには賛同する発言があふれ、「バイキング」がトレンドワード入りした。(中略)また「イベルメクチンという特効薬があって、誰でも使える。

この発言でTwitterをはじめ、イベルメクチンが話題となったが、当然出る杭を打とうとする者も現れた。

https://president.jp/articles/amp/49105?page=1

それが今回のテーマだ。記事を書いたのは
ジャーナリスト、ドキュメンタリー作家の岩澤倫彦、そしてその記事中に出てくる埼玉医科大学総合医療センターの岡秀昭(自身が基礎疾患を抱えながらも、急増するコロナ患者の対応にあたるって、これは不摂生自慢か?)、他だ。

ちなみにこの岡秀昭、作家の泉美木蘭氏によると、

ふじみの救急病院の鹿野医師と同じく、テレビに延々と出まくっている“煽り医者”で、自身の病棟にNHKから民放までとにかく何度もテレビ取材を入れて、その大変さ、過酷さを報道させては、「現場は修羅場」「怖い」「医療崩壊寸前」「もう限界です」とくり返し続けてきた。(小林よしのりライジング Vol.407より泉美木蘭のトンデモ見聞録・第225回「マウントをとる“煽り医者”がわかっていない患者虐待の実態」)

らしい。出たがりで、その為にコロナ恐怖を煽っているだけの自意識過剰系医師だと言うことだろう。エリート(選民主義について)ではない。

彼がそう言う人物であると先入観を植え付けたところで本題に入ろう。

これは、何としてでもイベルメクチンは使わせたくない、と考える者が、しかも医師が本気でそれを伝えようとしたものであり、言ってしまえばそれが「それ、イベルメクチン使ってはいけない理由になるの?」と思えた時点で、十分イベルメクチン自身の信用(効果もだが、特に気にすべきは有害性だろう)がある種担保されるからだ。

5つの理由 その1〜「使った、治った、だから効いた」論法の落とし穴〜

岩澤は、長尾医師のバイキングでの発言を引用し、

そこには意外な“落とし穴”が潜んでいるのだ。

と話を展開する。

ここで登場するのが医薬品の承認審査に詳しいとされる、日本医科大教授の勝俣範之だ。

「かつて薬は“使った、治った、だから効いた”という『3た論法』で十分とされていた時代がありました。しかし、実際は同時に服用した他の薬の影響や、患者の自己治癒力など、バイアス(偏り)が絡む可能性があると分かってきたのです(交絡因子)。

確かに本当にそれが主要因なのかの議論は必要だろう。それを否定する気はなく、あくまで経験則的、帰納的に考えるなら、イベルメクチンを使うのは有効だと言う事例の紹介だ。そして副作用の話も特に聞かない。であれば、わざわざ極めて否定的に取り上げる必要はない。精々、効果が無いことも考え得ることに留保せよ、で終わる話だろう。

少なくとも、このような新しい事象に対して慎重で、懐疑的な態度はある程度許容されるべきだとは思う。だから、有害事例の少ない、しかもこれまでも様々な場面で利用されてきたイベルメクチンにここまで慎重だから、それは必然的に治験中かつ、人体に初めて使用するmRNAワクチンにはもっと慎重になる。

新型コロナをめぐる誤情報の拡散に警鐘を鳴らしてきた、日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授の勝俣範之医師は、BuzzFeed Newsの取材にこう語る。

「また、ワクチンに対する有害事象(*)をきちんと拾っていくことは大事ですが、因果関係がないことが多いので、少数例をセンセーショナルに伝えている情報には気をつけて、すぐにワクチンのせいと思わないようにしたほうが良いでしょう」

「世界的にもワクチンの安全性は大規模に検証しており、安全性のエビデンスは積み上げられています。ワクチンによって死亡率が増えたというデータはひとつもありません。心配される方の多い妊娠への影響についても安全であると示されています。安心してうっていいということがわかっているからこそ、我々医療者も積極的に接種していると知ってもらえたら」


!!!!!

なんだこの矛盾甚だしい発言は!!

これだけでもこの勝俣なる人物は信用ならぬ者だと判明した。

繰り返しになるが、イベルメクチンは、使用数が極めて少なく(長尾医師以外でどれだけ使ってる??)、そうではあるが有効性はそれなりに高いし副作用等有害事例は聞かない。だから絶対数が少ないから有効性の評価は留保的であれ、これ自体は分かる。

だがワクチンは有害事例を全無視して礼賛すると言うのは到底誠実性に耐え得るものではない。

そして、使った、治った、効いた、論は有害でない限り十分に有用であると言えるし、もしイベルメクチン単体に対して言えないとすれば、その時併せて使用した他の汎ゆる治療法からより良い答えを導き出すのが常識だろう。だが彼等「イベルメクチン反対派」は絶対にそんなことはしない。何故なら彼等の目的は適切な治療法の模索と推奨ではなく、出る杭を、イベルメクチンを打って否定すること、そして自分こそ真に理解ある英雄だと自己陶酔することにあるからだ。

だから彼等の話をどれだけ聞いても、役に立つものは既定の一般論に触れた際にそれを再確認できると言うこと、乃至この様な人間性は社会において有害であるた気づかせてくれる、他山の石的なものが学び得ると言う点にのみあると言っても差し支えないだろう。

5つの理由 その2〜 100人の治療体験だけで特効薬とするのは早計

また長尾医師はイベルメクチン以外にも、抗生物質や解熱鎮痛薬も処方していると、テレビで述べている。そもそも新型コロナに感染した8割の人は、特別な治療をせずに回復することを考えると、100人程度の治療体験だけでイベルメクチンをコロナの特効薬として語るのは早計ではないだろうか。

彼は本質が理解できないのだろう。

長尾医師の主張は、「5類に落とせ!」そして「早期に治療すれば治る!」であり、それを主張するに当たって理由の一つとしてイベルメクチンを挙げられているに過ぎない。

そもそも、自身の言う通り、

そもそも新型コロナに感染した8割の人は、特別な治療をせずに回復する

のであれば、今の2類指定そのものがおかしいと言う話にしかならないのに、そこには触れず、イベルメクチンガー!イベルメクチンガー!

と、まるで、コロナは自民党政府が作って広めているかのように宣う立憲民主党蓮舫大センセーみたいな馬鹿げたことを言っているだけでしかないだろう。

だが彼等は患者の治療より、ワクチンを礼賛し、イベルメクチンを否定し、コロナ禍を煽って、恰も自分が乱世の英雄であるかのように振る舞うことに快感を覚えているのだろう。

つまり、我々は、今まで日の目を見なかったネクラ医師共の公開オナ○ーを見せられているのだ。そしてその為に、生活を!人生を!社会を!犠牲にしているのだ。

100人が治ったからと過信するな!ではない。8割が普通に治るなら日常を返せ!!

それが常識だ。

5つの理由 その3〜「有効性がある」論文の大半が中南米やアジア発

もう、ツッコミどころしかない。

まず、この岩澤は基本的に、中南米、アジアの諸国を自然に、心から、何の疑いもなく蔑視している。彼等が正しい選択肢を選ぶ訳がない!!と思っているからこんな小見出しがつけられる。

そもそも、彼の様な白人コンプ丸出しが愛して止まない欧米様は、世界有数の陽性者数や死者数を日々積み上げてきたのだ。言ってしまえばコロナ戦争における敗戦国だ。そんな奴等の、白人様の大腸菌による体調不良で漏らした下痢便も、有り難や有り難やと啜るようなド変態が、被害の少ない地域のやり方を否定しているのは、決して謬見のない公正な態度からでないことは、最早説明もいらない程明白だろう。

我々は、白人様のご意向ではなく、我々の為に選択をしなければならない。主体性とはこう言うことを言う。

5つの理由 その4〜 エビデンスレベルの低い論文では有効性を肯定できない

またやってきました。目立ちたがり屋の岡。

「医学論文の評価は、どのような医学誌に掲載されるかで決まります。インパクトファクターという論文の引用数で医学誌は格付けされていますが、一流の医学誌ほど専門家による査読と呼ばれる審査が厳しく、評価の低い医学誌は査読が甘い。
 新型コロナの感染拡大が起きてからは、査読前の論文(プレプリント)が数多く公開されるようになりました。早く治療情報を共有するためですが、従来なら発表されないような問題があったり、質の低い論文が公開されてしまうようになったのです」

俺は専門家でも何でもなかったから「査読」なんて言葉にこれまで触れる機会がなかったが、ワクチン以降、やたらとネット上で見るようになった。

しかも査読=確定事実、ついでにファイザーの治験=日本における治験は終了しており問題は存在し得ない

と言う論調に限ってのみ。稀にまともな人が使ってることもあるが、殆どの場合、査読と言う言葉が、自身の説の絶対的正当性を誇示する為に悪用されている。だから相手の主張に出てくる査読済み論文は頭から無視することしかできなくもなっている。

もう査読と言う言葉がおかしな力を発揮している。

言葉は生き物だ。その発する者の人生や思想、意思によって如何様にも歪められる。

そもそも査読なんて最重要なことではない。

最も重要なのは如何にこのインフォデミックを終わらせるかであり、査読された論文が終わらせるのではない。

まあ、終わらせたくない自己陶酔系の御仁にはそちらの方が大切なのだろうが。

また、

 ちなみに、臨床試験の途中で、海外の論文を引用するなどして有効性をアピールするのは、臨床試験に参加する患者に影響を与える可能性があるので、禁じ手とされている。

等と言っているが、

コロナを海外の失態だけ見て驚異の感染症だと言ってのけ、ワクチンは海外ではOK(事実を無視しながら)だから日本でも打て、と言ってのける人が言っているセリフだと思うと、非常に面白い。

5つの理由 その5〜 都医師会がイベルメクチン緊急使用を提言したワケ

東京都医師会の悪代官風な男、尾崎治夫の発言を岩澤は引用する。

「コロナの感染拡大は、災害というべき状況で、一刻も早く手を打たなければなりません。イベルメクチンの有効性に議論があるのは承知していますが、開業医が自宅療養の患者に投与することで救える命があるでしょう。何より重い副作用がほとんどないことが世界中で使われて分かっている。肝機能障害が起きているという指摘もありますが、一般的な市販薬にも同じ副作用があるのに、イベルメクチンだけやり玉に挙げるのはいかがなものか。
 実は第3波の時、イベルメクチンの製造元であるメルク社から、東京都医師会が4万錠を買い取る交渉をしました。重い副作用に備えて損害保険会社にも話をつけましたが、メルク社が応諾しなかったので実現しませんでした」

ん、尾崎の癖にまともなことを言うのか??

これは御尤も過ぎて称賛を送る他ない。

だがこれにケチをつける者もいる。

今は、非常事態であることに異論はない。ただし、アフリカ諸国のイベルメクチンとコロナの感染者数については、医療に積極的な国と、そうではない国との違いが表れたという見方もあるだろう。イベルメクチンにワクチンと同様の予防効果を期待する根拠にはならない。

論点が複数あるが、

医療の積極性の問題だとして、結局イベルメクチンを否定すべき理由にはならないし、

ワクチンとイベルメクチンを比較するのはそもそも予防薬と治療薬の違いを無視した暴論だし、

ワクチンそのものの問題を完全に無視しなければこんな論法は採れないし、

イベルメクチンに予防効果なんて話は誰もしていない。

端的に言って馬鹿だろう。こんなことが書ける岩澤も、載せれるPRESIDENTもYahooも馬鹿しかいないのか?

5つの理由 その6〜 処方量によっては重い副作用が出る危険もある

ん????

5つと銘打っていたから5つかと思ったが、どれがその5つなのか分からないし、小見出しだけでそれを超えた??

今時の情報を扱う者のレベルはここまで低いのか?呆れてものも言えないが、まあ、俺は物言いだから言うか(どっちだ)

処方量の問題なら処方量の調整を適切にすれば終わるだろ。何なんだこの屁理屈馬鹿は。

5つの理由 その7〜 イベルメクチンを個人輸入する3つのリスク


最新の新型コロナ診療ガイドラインでは、イベルメクチンは推奨されていない。そこで、イベルメクチンのジェネリックを個人輸入する動きが広がっている。

これをイベルメクチンの問題点として挙げようと思った岩澤の馬鹿馬鹿しさよ。何なのもう。。。

5つの理由 その8〜 軽症患者向けに期待できる治療法がほかにある

ほうほう、どんなもんだ?と思ったら

それが先月、抗体カクテル療法(製品名:ロナプリーブ)が、世界に先駆けて承認されて大きく変わろうとしている。埼玉医科大の岡教授も、この治療に期待を寄せていた。

画像1

はい、まさかの遺伝子組み換え!!

いや、別に使うなとは言わない。使いたいなら使えばいい。効果があると言われているそうだから。

そして、南米やらアジアを蔑視している彼等がいいと言うからさぞ欧米筆頭に利用されているのかと思えば、

現時点において、ロナプリーブは日本以外の国では薬事承認されていません。

もうね、訳分からんよ。ホント。

ちなみにこの件、岩田の健ちゃんも絶賛してた。

ただ嘘くさいとTwitterでツッコんだら、下記のレスが来た。

まあ、その後ブロックされたけどね。

専門家と称してデタラメばら撒いて批判にはブロック。流石健ちゃんと言う他ない。

で、結局だ。こんなロナプリーブがOKなら、イベルメクチンが駄目な理由が全く分からなくなる。寧ろ世界的に利用実績もあり、有害事例もなく(俺が知らないだけとも言う)、遺伝子組み換えでもない。で、長尾医師は使用して効果を実感している。繰り返しになるが、ロナプリーブがいいならイベルメクチンも十分にOKと言える。

少し脱線するが、この薬は北里大学が発明し、製造をアメリカのMSDが行っているらしい。北里大学もコロナでの治験を進めたいとMSDに提言したところ、断られたそうな。

2021年2月、イベルメクチンを製造販売するMSD製薬(メルク)は、イベルメクチンがCOVID-19に効果があるという十分な根拠はなく、データ不足でCOVID-19患者への投与が安全かは分からないとの声明を発表した[39]。MSD製薬は、イベルメクチンをCOVID19の治療薬として適応するための臨床試験は行わず、別の新薬の開発を行っている[40][41](Wikipedia)

なんかアメリカと言う国全体でファイザーその他の利権の集約をやろうとしている胡散臭さを感じなくもないが、まあ、ここではその話はいいか。

これらの話から導き出せる結論

このコロナ禍煽動専門禍共の話と長尾医師の実績から考え出せる結論は次のようなものだろう。

1.コロナは自然に8割が治る病

2.イベルメクチンが有効かは未知数だが長尾医師のように初期の段階で治療を開始することで重症化が相当数減らせる

3.初期治療が不可能なのは、珍型コロナを指定感染症2類相当にする新型インフルエンザ特措法(改悪)があるから。これがあるから初期治療が市中のクリニックでなく、保健所連絡からの自宅待機みたいなクソルールのせい。

4.そうは言っても重症化は完全には避けられないので、重症化した患者を見る設備、人員を確保せねばならない。

5.指定感染症2類相当の扱いをやめ、早期治療と重症化対応リソースの調達(陰圧室だの防護服だのと言う過剰要件の撤廃)を行う。

これらさえ行えば日本の犠牲者は確実に減る。何より早期に、そして確実に医療を提供できる能力、リソースは備わっているんだから、それが可能なルールにすれば劇的に改善される。

それさえやれば、mRNAワクチンなんか必要ない。

今のところワクチンは最低900人の接種後死者と何千もの重篤な副反応患者を生み、更には感染数の増加も生み出しているだけなのだから。

陰謀論的なことはあまり言いたくないが、金儲けの為にコロナ禍を利用している者は確実に存在する。それを根絶せよとは言わないが、そいつ等の目的の為に我々が健康や生活、そして金を提供する義務はない。しっかりと自己防衛をしよう。



いいなと思ったら応援しよう!