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9mm Parabellum Bullet

我らがヒーロー、9mm Parabellum Bullet。現在では無くてはならない存在になってしまった理由について長ったらしく語ろうと思う。

まず出会いは、9mm、NICO、monobright、DOESが出ていたスペシャ列伝ツアー2007のライブに当時からNICOが好きな姉が行くことになることがきっかけである。そのツアーが行われるにあたってスペシャでガンガン流れていた「The World」のPV
正直このPVを見てボーカルの見た目も声もある意味印象的で歌い方馬鹿にしたように真似してた記憶がある。それは当時中学生だから許してやってください。

それから姉がライブ観てきて9mmのCD買ってきたり、自分用に缶バッジを買ってきてくれた。しかもそれがそのボーカルからの手渡しで、握手も向こうからしてきてくれたとのことだった。もうその時点でめっちゃいい人やん…っていう印
象しかなかった。

でもその時点ではまだ家の中で流れてくる姉が好きな音楽の一つでしかなかった。それよりももっと没頭していた音楽があったからだ。(それについてはまたいつか書くかもしれない…)

そして月日は流れ、3rd Album 「Revolutionary」が出た時は母がCDを買ってきた。その頃姉はもうあまり聴かなくなっていた気がする。アルバムの中にツアー詳細が書いた紙が入っており、6月にZepp Fukuokaに来るという情報を手に入れ、姉と母と3人で行くことになった。 その時のセットリストがこちら。

初めて生で観た感想はたしか初っ端からアフロのようなシルエットが2人出てきたことに笑ったと思う。でもそんな笑いを吹き飛ばすくらいの勢いで始まった3031のベースからのスピード感にかなり鳥肌が立ったのは忘れられない。
今考えてもこの始まり方は反則だと思うし、何より毎回聴けないスンドメとかスーサイド、セクター男子寮をしてるじゃないか。今じゃレア曲に入れられているぞ。

しかし、このような素晴らしいライブを観たにも関わらずまだ今ほどはハマっていなかった。それは強敵のバンドがいたからだ。(さっき言ったように)


前置きが長くなったが、何がきっかけかというと間違いなく2014年2月8日に行われた武道館公演 Live「E」の日である。

この日東京は20年に1度の大雪に見舞われた。今までの経験から雨バンドだということは有名な話だが、まさか雪まで降らせるとは…流石としか言いようがない。

こんな天気の中東京まで飛び立ち、一面真っ白な雪に覆われた武道館に入ると思っていたより狭く感じた。遠方から来るはずだったファンで来られなかった人の席がちらほら見受けられた。
それらの光景を見て間違いなく今日は特別な日になるに違いないと開演前に強く思った。

このライブで劇的に変化していたことがある。それは滝の「髭」である。この日の彼にはその髭がなかった。つまり一番推していた時期(MOVEMENTあたり)ぶりの少年、いや子どもの滝くんに戻っていたのである。
私が彼を推す理由は沢山あるのだが、語り出すとキリがないので今回は省略するが、滝可愛いが口癖になったのはこの時からである。

もう愛しかない。この頃から彼が両手を上げる度に反射的に両手をあげてしまうようになった。

全ては滝のせいだ。この9mmの音楽から離れられないのは彼の音楽性やキャラ、熱量のせいなのだ。

しかし、ある時からすっかりライブ以外の露出がなくなってきた。ライブ終わりの写真には95%彼の姿はない。そのせいか、写真でメンバー4人揃っているだけで泣きそうになる。この考えは頭がおかしいと思われるだろう。さらに、酒の席で他のバンドの人と飲んでいる写真がたまに流れてくると自然と笑顔になる。彼が最高にいい笑顔をしているからである。

結局滝の好きなところしか書いてない。つまり滝が好きだから9mmの音楽からは離れられないのだ。だからといって滝がいればいいという話ではなく、4人の10年以上の付き合いから生まれたバランス感でないとあのダサくカッコイイ音楽は生まれなかったのである。最高なヤツらだ。

ライブの中でMC以外で笑ったことがあるだろうか?パフォーマンスで爆笑させられるのは彼らのライブ以外ない。それくらい惹きつけられるステージを観ないで彼らの音楽の好き嫌いを決めないで欲しい。ライブありきのバンドだからだ。

ここまで来ると写真見るだけであの曲のあの時か、という予測ができてくる。これは新しい光の最後のところだろうか。

魅力を言い出したらまとまらなくなるので今回は強制終了させます。語彙力もないので。どっかの誰かがこれ読んで聴いてくれることを願います。では。


#9mm #9mmParabellumBullet