サマーウォーズ

皆さんはいつから夏を感じているか分からないが、
奄美大島という南国育ちから、5月から夏と認識してる。
そして、夏になると毎年見たくなる映画がある。

オーシャンズ11、バックトゥーザフューチャー、アイアムレジェンド、フォーカス、千と千尋の神隠し、、、
好きな映画は沢山ある。まじで結構ある。
でも、俺はだいたいポップでないと見れないのよ。

アバンギャルドな映画を、素敵な映画と思えるほどお洒落じゃないし、
見栄はって良かったとも言いたくない。
だから、何だかんだ「ミニオン」とか「ヒックとドラゴン」とか見ちゃうのよ。

そして、日本のアニメ映画の中でも２番目に好きな映画が「サマーウォーズ」です。
（もちろん一番好きなのは千と千尋）

そう毎年夏になると
「サマーウォーズ」
が見たくなる。
今年は、もう4回見た

なぜ良いかと言うと、この映画は広範囲の客層に向けたアキラだと思っている。
前提として、アキラは好きだからね。

まず、アキラの予知能力だったり音楽がイケてたり、ディストピア感がお洒落だったり、暗さが引き立たせる魅力がある
何より、好きと言うと「こいつわかんってんなあ」感が出る。

そうゆう意味で、「アキラ」さんにはお世話になってます。

それに比べ「サマーウォーズ」はナード感が否めないし、
ナードすぎて、たまに恥ずかしくなる時がある。
そして、監督がしっかりダサい。

でも、10年前にしてる予想の社会問題がリアルすぎる。
アキラは斜に構える事でイケてるマウントを取っているが
サマーウォーズは真っ正面からオタクがぶつかってきている感がいい。

・電車内CMがキングカズマ

健二がなつき先輩の実家に向かう電車内のCMに
キングカズマの広告が出て来る。
今となってはCMでユーチューバーを使用するのは当たり前になっているが
上映当時の2009年には考えられなかった。

・ハッキング問題

身近ではないが、実際にビットコイン問題などでハッキングの事件は数多く起きているし、その際にメディアの対応の遅さや、ネットでのデマ情報の速さなどしっかりと描かれている。
その問題をゲーム的に面白く描いている。

・コミュニティの大切さ

コロナ渦、震災など、ここ10年大きな災害がある中、コミュニティの大切さを実感した人も多いと思う。

その中で、栄ばあちゃんのカッコよさ。
名言が爆発する。その中でも一番響くのが
「大事なのは昔のように、人と人とが声をかけあってコミュニケーションをとること」
イケメン過ぎるな。
（因みになつき先輩が泣く所で俺は毎回泣きます）

そして、エンディング曲の山下達郎が汚くなった俺の心を、どんどん蝕んていくのよ。
キュンキュンしてしんどい。

現実問題もゲーム的にわかりやすく描き、一夏の青春映画の様、家族愛のヒューマンドラマの様に描いてるいるサマーウォーズが好きって話な。

陣内家の家みたいなの持ってるよーって方が居ましたら、
俺にください。