大井競馬で必要な的中の効率化
みなさま初めまして。調教屋しゅんいちです。
馬道を極めるべく地元品川を離れ馬産地の日高に渡り3年。育成場では無我夢中で馬乗りに没頭する日々を過ごしていますが、だいぶ仕事にも慣れこの春からは東京在住時に度々小遣いを捻出していた大井のナイター競馬を観戦する時間のゆとりも出て来ました。
つきましては自分が元々得意とする大井競馬の馬券攻略について、子供の頃から親交深い大井関係者仲間の情報や調教を経験したからこそ理解できた競走馬の特性も踏まえ、効率良い的中に絶対必要となる要素や予想など気ままにマイペースで書いていこうと思います。
なぜ南関4場でも馬券購入を大井競馬に特化するのか?
これは単に地元近くで情報が濃いことや昔から馴染みある競馬場ということもありますが、一番の理由は【配当の高さ】です。既に南関ファンの方なら結果でご存知かと思いますが川崎、浦和、船橋に比べ内回り、外回りのコース形態があること、レース毎の出走頭数が揃っておりガチ勝負が常で展開がもつれやすいなどが主な要因。思わぬ低配当やガチガチの低配当を避けるなら大井競馬か中央競馬が断然です。
ここで大井競馬に有効な的中の効率化に必要となる三箇条を記しておきますのでぜひ参考にされて下さい。
一、
【軸にする鞍上は4騎手】
1位・矢野騎手(39.9%)
2位・笹川翼騎手(32.1%)
3位・森泰斗騎手(35.2%)
5位・御神本騎手(30.2%)
現在のリーディング(6月26日時点)を見ると連対率30%超えは4騎手のみ。特に4割近いアベレージを誇る矢野騎手は驚異的な数字ですね。軸馬が勝ち負けに値する能力の持ち主でも鞍上次第では取りこぼす危険性がありますし、やはり信頼できる騎手が騎乗してこそ確固たる軸馬と考えます。これは実際調教していても調教者の技術が高ければ走るフォームを前向きに変えたり(アクセル)口向きの悪さを矯正出来たり(ハンドル、ブレーキ)するので乗り手が如何に重要かを実感します。もちろん4騎手の騎乗馬は人気になりがちですのでグリグリ一本人気以外のレース、或いはヒモ穴が狙えるレースを選定しなければなりません。
二、
【例外となる3厩舎】
1位・的場直厩舎(39.2%)
5位・森下厩舎(35%)
13位・佐宗厩舎(30.2%)
現在のリーディング(6月26日時点)で3割バッターとなるこれら3厩舎に限っては上記4騎手が騎乗していないケースでも軸になりえる存在。特筆すべきは4割近いアベレージを残している的場直厩舎ですが上記4騎手の騎乗依頼がほぼ無いのも興味深いですね。他2厩舎も同様のケースが目立ちますが、これだけの数字を残せるのは馬の調教メニューやレース選択に仕上げ、休養馬との入れ替え作業がスムーズかつ的確に行えている結果だと言えます。育成場も馬の状況に応じた調教メニューやカイバの栄養管理は重要であり、馬作りの良し悪しとレースでの結果が預託される生産者や厩舎、オーナーの評価に直結します。
三、
【本気勝負で避けるべきレース】
・新馬戦
・開催初日や降雨後日の前半戦
・中央交流レース
一つ一つの詳細は説明が長くなってしまうので、また追々解説して行きますが、簡潔に申せば上記条件のレースは馬場傾向やメンバー構成など不確定要素が多く含まれます。遊ぶ程度の金額で購入するなら良いのですが本気で勝ちに行く場合には対象外のレースに位置づけられます。
以上が、大井競馬で特に有効な的中の効率化を図る上で必須と言える三箇条です。
自身で勝負するレース数は1日0〜3本、基本的な買い方については3連複で3〜28点、3連単で6〜60点ぐらいが主体。効率良き買い方についての解説はまた改めて書きますし、大井開催中に限りレース当日にはなりますが有益な勝負レースがあればその都度紹介していこうと思います。
最後までお読みいただきまして有難うございました。
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