競走馬価格高騰の中で
実に1400頭を超える、北海道サマーセール2023の上場馬チェックに取り掛かっているのですが、まだ情報が集まりきっていない事もありますので、ちょっと雑談を。(興味のない方は流して下さい。)
以前にも少し書いたと思いますが、上場頭数が多いセールは確かに納得いくまでチェックするのに時間が掛かり、苦労する訳ですが、私の場合は実際のところは、数自体よりもセール全体の質の方に、より影響を受けています。
それはクラブ募集馬の場合でも同じで、あまりの良血・良質揃いの高額馬を並べられると、やはり骨格的にも良いと感じる馬が多くなるので、眺めるには良いですが、その中での選択は厳しいものとなります。
個人的な好みも多分に影響を与えているとは思うのですが、記事にする時に真っ先に名前を上げたくなる程の特注馬の場合、殆どが初見でゾクゾクっとする感覚を受けるもので、セレクトセール2022の様にゾクゾクさせられ過ぎてしまうと、感覚もおかしくなっていきますし、リストアップした数がどんどんと増えていってしまい、そこから減らす事に苦労する事態となってしまうのです。
前提として、ゾクゾクさせてくれる骨格の持主を見出す事を最大目標としている事に変わりは無いのですが、セール落札額・クラブ募集額ともに、ここまで高くなってきてしまうと、やはり資金回収可能性という視点の重要度も高めざるを得ないと感じていて、これまで以上に、結構良いけど高くない〜ちょっと高いけどかなり良い、という馬達を主体に取り上げていかないといけないと考えています。
それでも、出資する金額の許容度も人其々、狙いやその高さも人其々であるかと思いますので、どうしても書いておきたい最小限の高額注目馬や、金額的に注目馬には入れないけどゾクっとした高額馬も、記事には盛り込んでいける様にと考えており、其々がお持ちのスタンスと上手く融合できる記事にしていきたいなと願っています。
金額だけでなく、血統、サイズ、育成・預託先、動画の動き等々、其々が拘りを持っている要素も色々とあるかと思いますので、そういった全ての要素を総合的に判断する際の一つの材料として機能する事、それを今後も常に目指していきたいと思っています。
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