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2024 道悪種牡馬 中間報告


 今年もあっという間に3月も過ぎようとしておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか(主に馬券的な意味で)


私は今年から独自集計にて道悪を得意としている種牡馬や、または苦手としている種牡馬を調べております。あくまで簡易的な方法なのですが少しでもお役立ていただければ幸いです


まずはこちらをご覧ください

芝における道悪獲得pt上位


これは距離不問、芝でコース不問で重以上の道悪馬場における種牡馬の好走度を数値化したものです

好走種牡馬ptは単純に1着3pt、2着2pt、3着1ptというように試行回数を重ねるほど積み重なっていきます

それに対して裏切り種牡馬ptは上位人気で馬券外に飛んだ場合のみ加算されていきます。1番人気で馬券外に飛ばした場合は3pt、2番人気で2pt、3番人気で1ptという内容です

そしてそれらを差し引きした数値として差し引きptを右の列に出しております

ですのでこの表だけでみるとキズナ産駒とハービンジャー産駒はコースなどの条件不問で道悪においてはかなりの好成績を残していることになります

サンプル数が少なめな中ではイスラボニータ産駒とファインニードル産駒が抜群の成績を残しております


それでは逆にこちらの表をご覧ください

裏切り種牡馬順のソート

これは裏切り種牡馬pt順に表をソートしたときの画像となります。真ん中の赤い色の列が裏切り種牡馬ptですが、ここのトップに君臨してしまっているのがロードカナロア産駒となります

母数が多いのでもちろん好走種牡馬ptも多いのですが、それ以上に裏切り種牡馬ptを断トツで積み重ねてしまっているのが現状です

人気血統であれば母数が多いため、上位人気外からも馬券内に飛び込んできて好走種牡馬ptを稼ぐことも多いので中々差し引きptがマイナスになることはありません

これらの内容を踏まえると今年の道悪馬場におけるロードカナロア産駒は産駒の道悪適性に対して過剰人気してしまっていると言わざるを得ません

あとはサトノダイヤモンド産駒、ハーツクライ産駒、ディープインパクト産駒辺りの道悪における過剰人気も気になるところです


さて続いてはダートを見てみましょう

ダートにおける道悪種牡馬

ここではヘニーヒューズ、キンシャサノキセキ、モーリス、ドレフォン、シニスターミニスター、マジェスティックウォリア、モーニン産駒あたりがかなり安定感のある数値をたたき出しております

このあたりの上位種牡馬の産駒は今年の道悪において、上位人気になっても飛びづらく信用できる上、好走ptを稼いでいるため上位人気外からでも馬券内に飛び込んでくることが期待できるということになります


それでは今度はこちらの画像をご覧ください

道悪ダートにおける裏切りpt上位

こちらは道悪ダートにおける裏切りpt上位の画像ですが、アジアエクスプレスが特に目立っていると思います

好走種牡馬ptからわかるとおり、アジアエクスプレス産駒は私が集計した中での道悪ダートにおいては累計で3着1回しか取れていないということになります

それに対し裏切りptが9ということは1番人気を3回は飛ばしてる(厳密には2番人気や3番人気で飛ばしているものも含むだろうが)計算になります

まだまだサンプル数が少なく断定はできませんが、現段階ではアジアエクスプレス産駒が道悪ダートで人気をしている場合は積極的に切ってしまってもいいのかもしれません

ここからは推測ですが根本的な理由としては、アジアエクスプレス産駒は芝での出走が極端に少なくパワーに寄った産駒であることが推測されます。これにより、道悪ダートでスピードを要求されるようになり極端に成績を落としているものと考えられます

 とはいえヘニーヒューズ産駒なども明らかにダートに偏った血統なのですが、道悪に適応できているのでむずかしいものです


 まだまだサンプル数が少ないのであくまで傾向としてのお話になりますがダートの方が道悪における裏切りptの総量が芝に対して少ないことから、ダートの道悪の方が荒れづらい傾向にあると考えております


 現在集計している分だけでも芝の裏切りptは合計193pt、ダートの裏切りptの合計は157ptとなっており、相対的に道悪ではダートの方が堅い決着になりやすいと言えるかもしれません


これらは自分の知識を根付かせるために集計しておりますが、思いのほか面白く来年からはもう少し踏み込んだ内容でも集計をできたらなと考えております


またサンプルが貯まりましたらご報告させていただきます


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