
11月第三週 新馬戦次走注目馬
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11月第三週
11/16
東京4R芝1400m:B-
短評:C替わりドスローで内に向いた中で差してきた2頭は能力十分だろう。タイム的に甘いので今回は該当馬としては見送り
次走注目馬:該当馬なし
東京5R芝1600m:B-
短評:新馬としては平均的な流れから前で残した。判断は難しいがレースレベル的にもそこまで評価はしづらく。勝ち馬は出し切ってないにせよ流れ的にももう少し時計が欲しかったか
次走注目馬:該当馬無し
京都5R芝1400m:C
短評:内回り渋った馬場外伸びミドルペースで展開が完全に外に向いており上位もそこまで評価は出来ず
次走注目馬:メイショウタザワコ
中団から競馬をして先団の後ろから上手く競馬をしていたのだが勝負所で勝ち馬に外を塞がれて進路がなく前が完全に詰まった状態でラスト1Fまで来てしまった。おそらく手応え的に勝ち馬と同等の能力くらいは持っていそうで、うまく運んでいればメイショウのワンツーもあったのではないか。この馬は結局5着に終わったものの前が開いてからは十分に競争心を見せていたし、ある程度の内容は期待しても良いかと考える。おそらく軽い馬場で速い時計を求められると難しいかもしれないが、今回のようにある程度タフな状況でなだれ込んでくるだけの能力は有していると想定する。オッズもつかないだろうしヒモとして抑えておくのがよいだろう
京都6Rダ1800m:B
短評:小雨良。時計としては平凡だが勝ち馬も抜け出すのに時間が掛かっており時計以上の強さは感じる内容だ
次走注目馬:ヒルノハンブルク
調教の段階からダート馬らしからぬ時計をバンバンと出しており、実際レースで走らせると前掛かりなのかなとか想定しつつみているとスタートから促していって前の二頭に挟まれそうになっても特に気にしておらずそこまで掛かるようなこともなくしっかりと馬の後ろに置いて競馬をすることが出来た。直線では前が垂れているところで進路を見つけるのに時間が掛かってしまったが、抜け出してからは完全に突き放す内容で強さを見せつけた。レースの数字以上に強い内容だったと言えるだろう
次走注目馬:ゼロスネーク
完全にあおって少なくとも7馬身以上出遅れたのだが、終いで猛然と脚を使い2着。それなりに道中も流れており追走に脚を使ったと思われるのだが終いの手ごたえは抜けており次走以降に期待が持てる。ゲート内からうるさくて修正が必要ではあるが、これだけの脚を見せられると少しの出遅れくらいは許容範囲だろう。スムーズに競馬を出来ればかなりの強さを感じさせるが基本的には外目の枠が理想だろう
11/17
東京4Rダ1600m:C
短評:ダートスローで前残りといっていいだろう。隊列の前3頭は能力的に低く、4番手外から競馬を出来た勝ち馬がかなり恵まれた内容で走れており次以降はある程度割り引くべきか
次走注目馬:ルグランヴァン
五分のスタートから馬群を嫌ったのかはわからないが行き脚が付かずに馬群の後ろの位置に。外に回してそこからはスムーズにいくと思ったのだが、1番人気の馬が想定以上に進まずにこの馬の進路どりにもかなり影響を与えて外に出すのが遅れてしまい踏み遅れた形になった。能力はしっかりと高く、十分に次以降も活躍できそうだ。やはり外目の枠が理想だろう
東京5R芝2000m:B-
短評:かなり遅い時計での決着。ドスローは仕方がないが特に評価できる馬はおらず、能力相応のオッズになるだろうことから次走注目馬はなし。上位2頭の能力は十分高いと考える
次走注目馬:該当馬無し
京都4Rダ1200m:B-
短評:平均的な内容で能力通りに決まったという印象
次走注目馬:特に妙味を感じられる馬はいないので該当馬無し
京都5R芝1800m:B+
短評:スローだが時計的には十分。終い4Fが速く地力を求められる内容で上位馬は強い
次走注目馬:キングメーカー
前からの競馬で展開とポジション的にはある程度恵まれてはいるものの、下り坂ではすでにハナを奪ってそこから最後までじわじわと加速し続けて最後も加速ラップで締めた。かなり長く脚を使っており、やや渋っている馬場で4F追いなのに終い3Fのタイムが33.9秒では後ろは厳しいだろう。十分に今後が期待できる内容であり、ポジションも取れるだろうことからどのようなコース形態でも一定の活躍は出来そうだ。基礎スピードが高そうな馬なので小回りの平均ペースのレースになってもしっかりと適応できるだろうとは思わされる。ホープフルSなどで見てみたい
次走注目馬:ロードレジェロ
勝ち馬をしっかりとマークしながら最後まで差すことは出来なかったものの最後まで引き離されずにしっかりと接戦を演じた。未勝利のレベルならもう余裕に近い形で通過できると思われる
次走注目馬:パラディレーヌ
調教では他のメンバーに比べるとそこまで目覚ましい内容ではなかったのだが、いざレースになると後方からになったもののしっかりと脚が溜まって雰囲気抜群の競馬を見せた。しかり下り坂後半でポジションを外に出しながら上げていきたいところで前とのスピード差がありすぎて完全に詰まってしまう形になってしまい、仕方なしに伸びない内を選択せざるを得なかった。それでも上位2頭が強い中をしっかりと3着に入ってきており、フラットな内容であれば更に上位争いを出来ていた可能性は十分にあるだろう。次がかなり楽しみな一頭
福島5R芝1800m:C
短評:平均的な内容で4角不利はあったものの全体的に平凡。勝ち馬は気性が荒くコーナーで不利を与え、レース後も騎手を振り落とし更に骨折と散々。
次走注目馬:ストレートブラック
テンの行き脚がつかずに後方からの競馬となってしまい、新馬としてはペースが流れたので馬群が伸びてしまい、しかも内からの競馬をしていたのでマクリ上がることも出来ずに4角をうまく外に出しながら上がっていった時点で勝負は決まってしまっていた。今回のレースレベル的にもそこまでの信用は出来ないのだが、今回の競馬ではまったく力を出し切れてはおらず出来れば外からマクル準備を出来る位置から競馬をさせてあげたい。終いの迫力をみると十分に能力は通用すると考える