葵S ピックアップ回顧
京都芝1200m右B
馬場:良
ペース:M
レース回顧
まずはピューロマジックが抜群のスタート。テンも速く外枠から先頭を楽々奪い切る。その後は極端にペースが上がることもなく隊列が動かぬまま直線へ。良好な馬場状態も噛み合い直線では外からの馬も届かず、ほぼスタート後に決まった隊列のままゴールイン。ピューロマジックが初重賞制覇となった
出遅れ・出負け馬
・カルチャーデイ
・ニコラウス
・アスクワンタイム
ピックアップ回顧
ピューロマジック(1着)
直近6連続でハナを奪いきる。モズメイメイのようにポンと出るわけではなく純粋にスタートしてからのテンが速く、再現性が高いだろう。直近4走で4連対と安定感も高く、今回の勝利は馬場やペースに恵まれた部分もあるものの決してフロックとは言えないだろう
ペアポルックス(2着)
直近5走全てで番手につけて直線もそのまま番手からの競馬をできている。テンも速く再現性が高いことから軽い馬場でコース替わりなど前に有利な状況では馬券を抑えやすいだろう。この馬は道悪にも対応した実績を持っており、出走した5戦5連対と抜群の安定感を持つ。再現性が高いことから明確な格上挑戦などではない限りはしっかりと抑えておくべきだろう
ナナオ(3着)
これまで馬券内を外したのは距離延長+格上挑戦だったG1阪神JFのみ。スタートが安定しており全てのレースにおいて4番手以内を確保できている。前走の道悪においては今回勝ちきったピューロマジックを楽に押さえていることから、相対的に見れば道悪で狙うほうが馬券妙味につながるだろう。これまで道悪では4戦3勝2着1回となり明確に狙いやすいといえる。しかし良馬場で走らないというわけではなく、あくまで他の馬がパフォーマンスを落としやすいという点から馬券妙味が生まれやすいだろうということだ
エトブプレ
1200ではスタートとテンの速さでどうしても後手を踏んでしまうだろう。これはレベルが上がると顕著になるだろうことから適性的には1400が1番向いているだろう。最後に追い上げてきた脚は確かなものであり、能力面ではかなり高いと言える。1200を走るのであればせめて最後に坂のある阪神や中山の方が良いだろう。京都1200で前が止まらない競馬になってしまうと現状では厳しいか
シカゴスティング
阪神JFで前から好走したように能力的には高いものがある馬。しかし重賞級の1200では前が取れず、1400やマイルになるとスタミナが持続できないか。いい脚は持っているので中団位から前が垂れてくるのを待ちながら脚を溜めるしかないだろう。勝ち筋的には薄いが展開さえハマれば勝ち切る力も持っていると考える。マイルは長いだろう
エポックヴィーナス
中団後方から直線に向いたが前が開かずじりじりと外へ出すもそうしている内にほぼ競馬は決着している状況で消化不良。最後まで伸びてはいたので地力的にはもちろんあるのだが、1200はやはり忙しいか。1400、1600辺りで戦っていくべきだろう。地力的にはかなり高くタフな馬なのだが、切れる脚はそこまでないので常に中団から前あたりに位置取っておきたい。そうなるとやはりマイル辺りがベストになるだろう。1800などもう少し伸ばしても対応できると考える
オーキッドロマンス
全体的なテンが速くついていくので精一杯だった。持続力があるタイプなのだが1200の重賞クラスでは前につけるのは厳しいということだろう。脚さえ溜まれば長くしぶとい脚を使えるので現状のベストとしては東京1400あたりとなるだろう
アウェイキング
しっかりと脚を溜めて直線では一番いい脚を見せた。多少馬場が渋ってもそこまで影響はないのでとにかくハイペースで前が垂れる競馬を祈るべきだろう。今回のように馬場も軽くコース替わりで前が止まらない馬場や展開では厳しい。しかし展開さえハマれば頭を取り切れる脚は持っていると考える
短評
ナムラアトム・・・1400重賞では地力負け。1200ではテンの速度が足りず展開待ちになるだろう。直線坂のあるコースで
カルチャーデイ・・・大出遅れ上がり最速もラスト200は失速。揉まれ弱い部分もあるし弱点が多い
ガロンヌ・・・1200ではテンの速度足りず。1400の緩めのペースが合っているか
ニコラウス・・・出遅れ痛恨も1200ではテンの速さが足りないだろう。これまで通り東京1400で
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