立ち飲み座談会パート2
サラリーマンの聖地と呼ばれる、とある街。
ここはよくある立ち飲み屋である。それ以上でもそれ以下でもない。
お酒に競馬に飲まれた哀しき人たちが夜な夜な馬な話を立ち呑みしながら座談会をしているのである。
(ボーズマン)早いものでもう11月になっちゃったね。今週はエリザベス女王杯だね。
(パクーチ)エリザベス女王杯、まずはファーストインプレッションは?人気しそうなのは3歳勢ですね。オークス馬と秋華賞馬が参戦。
(ボーズマン)ファーストインプレッションは人気に逆らうかもだけど、府中牝馬組のスカーレトカラーとラッキーライラックかな。
(パクーチ)同じくラッキーライラックです。前走府中牝馬は、本番を見据えて無理をしていないように見えました。くわえて、3歳勢の混合にはまだ不安が残ります。天皇賞・秋のサートゥルナーリアの敗因は幼さだったような
(ボーズマン)ラッキーライラックはアーモンドアイ世代で桜花賞2着、オークス3着と実力はあるし、アーモンドアイがいないとなると若いのにまだ負けてられないと思うんだよね。そして、府中牝馬は前走からプラス16kgとエリザベス女王杯に向けての叩き台でここを狙ってきたのかなと。
(パクーチ)2歳女王は早熟傾向が多いのですが、ライラックはそれなりに走ってますよね。ただいかんせん、オルフェーヴル産駒。あっさり負けたりも多い。
(ボーズマン)オルフェーヴル産駒はそれあるよね。スカーレトカラー本格化してきた印象で、勢いでG1制覇もあると思ってるよ。
(ボーズマン)穴馬にしようと思っている馬はいる?
(パクーチ)やはりデットーリではないかと。ゴージャスランチです。
※デットーリ騎手はオーストラリアで行われたG1レースで騎乗停止となり鞍上は幸騎手に変更となりました。
(ボーズマン)お!今回は気があうね。マンハッタンカフェ産駒は、2016年がワンツーだったんだよね。俺はあとムーア騎乗のポンデザールも気になってるよ。
※ムーア騎手も来日せず藤岡康騎手に変更となりました。
(パクーチ)連勝中ですからね。勢いは1番。サラキアも気になるのですが、川田騎手が不調な気がしています。
(ボーズマン)オークス馬はどう思う?ぶっつけで古馬に挑戦になったけど。
(パクーチ)この馬は別格と思いつつも、クイーンsや府中牝馬などまだ3歳勢はどうかなというイメージです。
(ボーズマン)3歳勢は秋華賞馬の方にしたい。オークスからのぶっつけで秋華賞使えなかったことは不安点かな。
ゴージャスランチのデットーリは騎乗停止で乗れず、ポンデザールもムーア来ずで乗り替わりとなったので、穴馬探しをもう少し。
アルゼンチン共和国杯の結果見て、勝ちきれるとは思わないけど、3着候補としてミスマンマミーア。前走六社Sはアルゼンチン共和国杯3着のアフリカンゴールドから0.2差の3着。同レース5着のトラストケンシンとはクビ差。芝2200mは2戦2勝。格上挑戦にはなるけど、おさえてみようかと。
(パクーチ)春の安定感からすると、極端な枠を引かない限りクロノジェネシスは軸にしやすいですよね。あとは1番人気にならないことを祈ります。
このレース、スノーフェアリー以来1番人気の優勝がないんですよね。
(ボーズマン)そろそろまとめといこうか。
(パクーチ)こちらラッキーライラックです。前走は大幅なプラス体重で3着。また4歳勢はデータ的にも1番いいですし。
そして先程の話ですが、1番人気になった3歳馬はことごとく敗れてるのも不安が残りますし。
例外は、ファインモーションとダイワスカーレット。歴史的名牝ですよね。"
(ボーズマン)俺もパクーチと同じ理由でラッキーライラックは◯にしようと思う。ここは思い切ってルメールのセンテリュオ。京都芝はやはりここぞという時のディープインパクト産駒。
京都は[1-2-0-0]、芝2200mは[1-2-0-0]と連対を外したことがないのも未知の魅力があるということで。
(ボーズマン)女心と秋の空じゃないけど、週末まで情報収集して、エリザベス女王杯をゲットしよう。