ハンターハンターの戦いの面白さ

少年漫画で1番の天才「冨樫義博」の代表作の1つ「ハンターハンター」

王道少年漫画ではあるが、戦いは王道とはまた違う面白さがある。

普通の王道は何かしらパワーアップしたり、気持ちで押し通したり、急に覚醒したりがあるが、ハンターハンターはそれがないに等しい。

ハンターハンターに1番ないのが

「ピンチで誰かが助けに来る」

これが全くないのだ。

メルエムの時もゴンとボマーの時もないのだ。

そして急なパワーアップもない。究極になったゴンくらいだ。(それもかなりのリスクを背負って)

つまり、ハンターハンターは唯一「戦いが知的」なんだ

それに加えて念能力の深さと「制約と誓約」から戦いが読みづらい。

そうすることで読者は「こいつの能力は何か、制約と誓約は何だ」と考察が多くなり楽しく読める。

クロロ対ヒソカ戦は細かい作戦だが理に叶った勝ちかたをする。

ハンターハンターの醍醐味は「奇跡が起きない」ことにある。

だからキャラたちはどんな能力がいいか、どう戦うかを考える。

強い相手の場合、戦いながら覚醒せず作戦を考えて修行する。

そうした現実的な要素が読者を惹きつけると考える。

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