崇高なる馬券術1時限目(YouTube動画を文字起こししたもの)
今回のお話は 競馬で勝つ為の思考
について語っていきます。なので 競馬は趣味で勝ち負けは二の次
と言う方や 勝つことを諦めている方はこの話を聞く価値がありません。
あくまでも 競馬で勝ちたい 勝ち方を知りたい と言う方の為のお話になります。
本題に入る前に 軽く自己紹介をさせてください。
2020年からYouTube動画を始めました うまっこ倶楽部 と申します。
2005年の一年間を丸々競馬の研究期間に充てて、馬券を購入し始めたのが
2006年の1月からでした。以来 定職に就く事もなく中央競馬だけをずっと
専業でやってきました。今年2021年は(2年前に出したものなので・・)
馬券生活16年目になりました。殆ど引きこもり状態で馬券だけをやってきましたが 知人の紹介から とある競馬のネットサークルに参加したのをきっかけに 予想を数十名相手に公開するようになります。
そこで 重賞の全頭着順予想が(16頭)全頭的中したり(偶然)
して サークル内では 持ち上げられるようになりました。
それまでずっと引きこもって馬券を触るだけの日々だったので
(持ち上げられたりして)楽しかったのは事実です。ただ そのサークルの
オーナーは乗っ取られたような気持ちになったのか 非常に私に攻撃的になりました。そんな折 2012年のダービー。
サークルのオーナーは2番人気のゴールドシップは勝ち負け鉄板
この馬は本当に強い! とダービーで好走することを信じて疑っていませんでした。私は「ゴールドシップが適性的にダービーでやれるわけがない」
と反論。瞬発力不足のゴールドシップがダービーやジャパンカップでやれるわけがないだろ と真っ向から否定したんです。やれない理由を全て説明した上で反論しました。危険過ぎる人気馬だ と。結果は5着でした。
ゴールドシップとしては 適性外のレースで上出来なほうです。
しかし 翌々日にこのサークルはオーナーの独断で閉じられてしまいました。人と交わる事が不得手だから 独りで競馬をしているのに
評価を受ける事が楽しくて(嬉しくて)・・結果サークルオーナーに
不快な思いをさせ 少人数の交流の舞台を閉じさせてしまったことは
多いに反省すべきこととなりました(凹みました)
また暫くは淡々と馬券を買い続け勝ち負けの日々に戻りましたが
予想が当たり続けたり 考え方を理解していただいた時の賞賛が
忘れられなかったのか・・それとも独りで馬券漁りの日々の孤独感から抜け出したかったのか(両方だなぁ・・)少なくとも 人と交わる事に楽しさを感じたのは事実です。
少し期間を空けて アメーバブログにて「崇高なる馬券術」という記事を
書くようになります。息抜きでした。その時は 多くの方に読まれたい
という気持ちは正直なかったです。
しかし 多い時は一日8万ページビューとか月間150万ページビューとか
いくようになりました。コメントも何百と来るようになり業者の嫌がらせも多かったですが 応援して下さる方も多かったです。
ただ 精神的未熟さから 投稿を終了しました。
(否定的コメントや嫌がらせに対するストレスに耐えられなかった)
そして 2020年にYouTubeを開設するわけですが
正直 想定より視聴が低くて 萎えております(*´Д`)
(YouTubeは馬券当てる100倍ムズいっすな)
ちなみに YouTubeの目的はお金ではありません。
割と自分的には崇高な目的のつもりではいますが そこらへんは
もう少し登録者と視聴が増えてからお話したいと思います。
さて 肝心の馬券生活のほうですが
2006年~2020年までは年間単位でプラスを確保。
【2021年に 初めて年間で収支マイナスを食らいます。
具体的には880万くらい(*´Д`)
2022年は システムの立て直しなどもあり、年明けから夏場までは普通に購入してたものの 秋口から年末にかけては 購入レースを減らして勝負してました。してたのに・・・夏までのプラスを秋と冬で殆ど溶かすという・・
結局有馬辺りは(浮きという状況を確保したくて ってか2年連続のマイナスを避けたくて)抑えて買って(しかもハズれて)
年間トータルでは100.4%とか そんな雀の涙プラス。勿論生活出来ないレベルの浮きです】
ま とりあえず 2006~2020年までの15年間は幸運にも全てプラスで
終える事が出来ています。勿論 どうだすげぇだろ!なんていう自慢話ではありません。年間収支で110%を超えたのは2018年のみ であり
年度によっては 100.何パー なんて年もあったり(22年もそう・・)しました。
17年まで で言うと トータル回収は103%台でした。
(18年で押し上げたけど 21年22年の不調で 再び103%台)
アメーバブログで それ(回収率)を正直に書いていたら
「お前 そんなショボい回収率で よくプロ馬券師名乗れるな」
などと結構叩かれましたが、こういうアホ達が競馬を触ってくれているから
なんとか馬券で口に糊する生活が送れているんだなぁ と感謝したものです
(性格 悪っ!)
今現在は 収入が 馬券によるもの だけではありません。
数年前から家賃収入を得ており 細々なら それだけで食べていくことは可能。なので純粋に 専業とは言い難い状況なのかも知れませんが
私の中では2006年から 姿勢に変化は殆どありません。
自己紹介はこの程度にして 回収率 のお話をしておきます。
新聞やらネットやら の広告などで
「今年も当社は年間200%の回収率を達成!」とか
「またまたやりました!月間400%!」とか 見る事ありますよね?
どう思いますか?率直にどう思いますか?
単に 私(うまっこ俱楽部)の15年の成績と比較してもOKです。
私は年間平均104%程度です(現在は103%台・・)
広告が本当ならば そちらの方が凄いですかね?
そう思いますか?別に私の方が凄い とかそんなことが言いたい訳じゃないんです。こういう広告に釣られてしまう人達がいるから 広告も減らないわけで。まず年間200%や月間400%などの広告内容が本当かどうか
というのはありますが
仮に ですよ?
その広告内容が 本当だとしたら どう思いますか?
凄いと思いますか? 考えて下さい。
殆どの人が こう 思うでしょう
「いや そりゃ 本当だったら凄いだろう」
だから 皆さん 負けるんです
競馬というものを ギャンブルというものを全く理解していないから
まず この200%や400%が仮に本当だとしても
試行回数の少なさ故の上振れの可能性 があります。
レース数が少なくて実力が判断出来ない というケース。
私は平場から特別戦まで かなりのレース数を購入します。
3会場開催の場合で 一日18レース以上購入する場合もあります。
年間だとかなりのレース数購入ですよね。そして3連単などブレ幅の
大きい券種はあまり選びません。なので 年間では回収率が安定しやすい傾向にはあります。それですら 2018年のように年間で110%を超える上振れ年度もあれば 100%をギリ超える年度もあるわけで
10%程度の上下はしてしまうのです。この200%や400%を謳う広告会社が
もし100レース程度の数字で言っているならば上振れの可能性が大 です。
仮に300レース程度の数字だったとしても 三連系を中心とした馬券ならば
全然上振れる可能性があるので まるでアテになりません。
そして もう一つの 大きな可能性 として
破産確率を無視して 回収率を謳っている
点が挙げられます。基本的に 多くの方が
「競馬は的中率よりも回収率が大事」 と言います。
よく耳にしますよね? どう思いますか?
ご自身で この言葉「競馬は的中率よりも回収率が大事」を
採点してから 次に進んで下さい!
はい 採点します
30点 です
甘めに点数つけて 30点 です。オマケもオマケです。
そういうのを聞く度に
本物って少ねぇんだなぁ・・・
って思っちゃいます。多分誰一人として これまで
言ってこなかったであろう事を今から言います。
競馬は 的中率よりも回収期待値が大事で
それと同じくらい 破産確率をゼロにすることが重要
これが 馬券で勝つ全て です
何も見ずに 暗記出来るようになってください
本来は皆さんも 初めて馬券を買う前に
これを深く刻んでおく必要があった 事なのです。
私は2005年を丸々研究期間として充てたのですが
その時の根幹にあったのが この破産確率をゼロにしながら
でした。本来 長期的に回収率を200%に なんて無理なんですよ。
無理です。もう一回言います 無理です。
200%の回収目指すなんて 馬鹿の戯言です。
私はそもそも そんなところ(200%とか)を目指しませんでした。
110%を目標に馬券生活を始めたのです。
実際にはそれすら厳しくて15年間の結果は104%程度だったわけですが
そんなもんです。
いや 誤解なきように言いますけど 私だって
200%とか それ以上の回収率を作る事は可能ですよ?
「は?馬鹿じゃねぇの?じゃあ200%の回収率を出せばいいじゃねぇか」
・・・と思った方。 だから負けるんです。
破産確率を上げれば
つまりリスクマネジメントを 意図的に怠れば
200%やそれ以上を目指す事は可能ですし
運が良ければ 年間を通じてそんな回収率を叩き出す事も出来るでしょう。
しかし 同時に破産する確率もかなり上がります。
高回収を目指す という事は そもそもそういう事なんです。
私は仕事をずっとしていません。自慢してるわけじゃなくて
恥ずかしいなぁ・・と思いながら書いてます。馬券買うのが仕事とはいえ
世間的にはただ遊んでいるだけのイタいおっさんです。
破産確率が少しでもあったら 他に収入のない私は死んでしまうのです。
競馬において というか・・FXでも株でもそうだと思いますが
破産確率というのは 低く ではありません。
ゼロ です
ゼロじゃなければ駄目なんです
皆さんそれを全然理解していない。1%でも破産確率があったらダメなんです。1%って凄く低い気がしますよね?
低くないんですよ
だって皆さん一体年間で どのくらいのレース数を買いますか?
私はものすごく多くのレースを触ります。そんな中で1%の破産確率の元で
競馬をしていたら未曾有の不調に直面したときに 破産します。
むしろ ほぼ間違いなく破産します。ありえない程の不調って 結構起こるものです。そんなこと(破産)はあって良い筈がないんですけど
そもそも誰もそんなことを考えて競馬をしていないので
そんな発想すらありません。だから「今年も当社は年間200%を達成!」
という広告を見ても
「いやいや・・それが本当だとしてさ・・・
何%の破産確率の元で達成したんだよ・・・」
とは誰も思わないわけです。私以外は。
リスクをどれだけ内包した中での達成なのか
については誰も何も考えないわけです。大多数の(ほぼ全員に近い)
競馬や他ギャンブルに対する向き合い方なんて そんなもんなんです。
YouTubeで高額的中の動画などは多く視聴される傾向にありますが
そもそも 軍資金の話や 破産確率の話は見た事がありません。
自称プロ馬券師は多いですけどね(私も か)
競馬新聞を見ながら予想している 売れてる競馬系ユーチューバー
の動画で 最終レースに有り金入れて 偶然当たってその日をプラスで終えて「これが俺の競馬や!」とドヤっているのを見ましたが
馬鹿か と
もっと凄いのは その動画のコメントで
「最終レースでプラスに持っていく辺り さすがプロ馬券師です!」
マジか(呆れ) と
言っちゃいますけど 競馬新聞見て予想 なんて
そもそも予想じゃないですし 競馬新聞見て買う 時点で
なかなか 回収期待値100%は超えられません。
私は競馬新聞もスポーツ新聞も滅多に買いません。
勿論 競馬新聞などが無価値だ と言っているわけではありません。
新聞記者の的中精度は高い と思います。
これがもし 海外のブックメーカーなどなら価値があります。
その新聞予想に価値があるんです。というのも例えばサッカーの試合。
A対Bという戦いのオッズが とあるブックメーカー会社では
Aの勝ちが1.89倍 Bの勝ちが2.23倍だったとします。
私が幾ら賭けても 賭けた事によるオッズ変動が基本的にないんです。
買ったその瞬間のオッズが私には適用されるんです。
後々 Aの勝ちが1.82倍に変更されても 1.89倍で購入出来た私は
お値打ち価格で購入出来たな となるのがブックメーカー方式です。
たいして 日本の競馬は 券種毎の全体投入額から
オッズが投票締め切りと同時に決まるシステム
つまり私がAという馬を3倍で購入したとしても
最終的に2.5倍になれば それが適用されてしまう。そのオッズ形成の元に
なるのが競馬新聞やスポーツ新聞の予想 です。多くの人が新聞を参考に馬券を買う そしてその売れ行きでオッズが形成される という仕組み。
システムがそうなっている以上 競馬新聞を見て買う程度の緩い予想で
控除率25%とかの壁を越えてプラス域に持っていける訳がないじゃないですか? 大事な事なので もう一度言います!
競馬新聞を見て買う程度の緩い予想で
控除率25%とかの壁を越えてプラス域に持っていける訳がないじゃないですか!
もし プラス域にいけてるとしたら
先ほど言ったように 試行回数の少なさ故の上振れを引いているだけか
破産確率を無視して(リスクを大きく取って)偶然プラス域にいるか
と いうところかと思います。
ちなみに 先の動画の主の方は 最終レースに大きく入れたり
計画性がゼロに見えましたから 後者ではないか と推測します。
夢のない話をします。ずっと言い続けている事なので
稚拙ブログ「崇高なる馬券術」をご覧いただいていた方はご存じかと思いますが、馬券で食べていく為に 最低限用意する軍資金は幾らか?
という話になります。明確に書きます 3500万です。
最低限35,000,000は必要です。(104%程度の回収の腕がある場合)
3000万だとちょっと厳しいかも知れません。
(106%の腕があれば それでも全然可能)
104%の腕の場合 3500くらいないと破産確率をゼロに出来ないのです。
先ほども申し上げました通り 私の年間収支は104%程度です
1レースに入れる最大投資額は軍資金の120分の1くらいまでが良いので
29万2千円くらいです。
一般的には「1レースに29万も入れるのかよ!賭けすぎだろ!」
となりそうです。ですが そもそも投資金額は
軍資金に対しての比率 なので 相手の軍資金を知らずに 1レースの投入額で 大きい 小さい をいう事が そもそも間違い なのです。
そして 15年ベースで 104%程度しか取れないわけですから
1レース29万円投資の平均リターンも104%で考えるとなると
期待平均利益は1万1600円です。たった11600円なんです!
仮に土日で400万円程度購入したとします。大きい気がしますよね?
「凄い金額賭けますね・・どうかしてますね」
と知人たちに何度言われた事か。でも15年ベースで104%ですので
土日合計での平均収支は+16万円程度です。
(3場開催でそんなもんです。ってか厳密にはそれ以下)
仮に1カ月投資合計が1300万円だとします。年間で1億5600万投資
となります。年間ベースで104%程度取れたとして収支は+624万円です。
少なく感じませんか?でもこんな感じが現実です。これが
生活していくギリライン ってとこだと思います。
以前とある競馬雑誌で「100万円を元手で馬券生活をする」という
企画を見ました。決してそれをバカにする気はないんですが、現実として
「何%の回収率で食べていくつもりなのか」のビジョンが全く見えず
正直笑ってしまいました。(当たる当たらないに主眼を置きすぎ)
結局その人は早々に溶かして企画も終わったと思うんですが
そもそも100万円を元手に馬券生活となると、
100万円を溶かす確率99%以上で生活出来る可能性が出て来る
という程度かと。つまり 元々の実力が104%程度ある というのが大前提ですが 最初(馬券生活最初)のうちにリスクを取って
破産確率を究極レベルにまで上げて (破産確率をゼロに出来る)軍資金3500万円までもっていく という必要があるからです。
勿論 投資額は人それぞれです。投資 という言葉の響きが胡散臭い気もするので 投入額 もしくは 購入額 としましょうか。
購入額は世間一般のお金の価値に照らし合わせる必要は一切ありません。
あくまでご自身の金銭事情次第なのですが、勝つ為には 絶対に
軍資金設定 が必要です
推奨は 半年単位での軍資金設定で 私はそうしています。
まず 半年での軍資金を決めるんです。月に競馬で使えるお小遣いが2万円の方は 半年で12万円となりますが 出来ればその12万円を今すぐ
競馬口座に入れて 競馬以外では出し入れしないほうがいいです。
で 入金したら 1レース最大で購入出来る金額を計算します。
最大で1レース120分の1まで ですから1レース1000円程度ですね。
驚くほど少なく感じませんか?
でも29万円購入する と聞くと「すんげぇ購入額」と驚くわけです。
購入額は軍資金に対するサイズ比なので 同じなんです。
私は 友人に
「お前 購入額多いよ・・」とよく注意するんですが
最初の頃は
「いやいや うまっこさんに比べればゴミみたいなものですよー」
って笑ってました。
私は彼の軍資金を知っていたので
「軍資金に対しての1レース辺りのサイズ比が大きいって言ってんだ馬鹿!」と口酸っぱく言っても中々理解して貰えなかったです。
半年で12万円の軍資金を用意した方が「1レース最大でも1000円まで!」
と聞くと99%以上の人が守りません。守ってくれません。
「1,000円じゃ楽しくないよ・・・・・」と言う方・・
そもそも そういう方は競馬じゃなくてもいいんですね、ただ博打がしたいだけ。断言します。そんな方は長期で勝つのは無理です。勝てません。
中には「うまっこさんの言う通りマネジメントをちゃんとやってみます!」
と言う方もいらっしゃるかと思いますが ちょっと負けが続くとマネジメントを簡単に壊します。結局競馬が遊びなんですね。
本気で勝ちたい よりも 楽しみたい が上回っちゃう
この動画(note含め)を上げても 多分殆どの方が守ってくれません。
半年の軍資金を設定しよう と言われて ちゃんと向き合って
半年しっかり購入額を守る方はゼロに近い と思います。
もう 結構前になりますが 競馬必勝系の出版の話がありました。
「馬券でマンションを購入した男」とか
「億を叩き出す馬券術」とか そういう類のタイトルのお話でした。
過去に当たった馬券のコピーを貼って解説とか 全然やりたくなくて
馬券マネジメント方法 とかなら書きたい と言う話をしましたが
(そんなテーマは)需要がないっすよ・・
と言われました。たまに本屋へ行くのですが、良い競馬本があれば
おすすめしようと思うものの 殆どが
「簡単に勝てる〇〇」とか「血統だけで〇〇」とか
「オッズで狙い撃ち〇〇」とか そんなのばかり。
競馬のマネジメントの話なんて 一切書いてない。
予想 と マネジメント は馬券で勝つ為の両輪です。
どちらかと言えば マネーマネジメントの方が若干大事です。
なのに 一切 競馬本や競馬サイトでは触れられることがありません。
こういうのを書いてる奴って ほんとに勝ってる奴なのかなぁ・・
とか思っちゃいますけどね。
何度も言います。何年も言い続けてますが それでも何度も言います。
マネーマネジメント(バンクコントロール)をしっかりやれ!
守れ! 守らなきゃ死ぬぞ!
マネーマネジメントを守らないのに予想 とか10年早いから!
手順が 逆 だ
まず マネーマネジメントをしっかり決めて守る。(規律を守る)
その上で予想をしてみる。
1レースを最低数時間は自分なりに予想してみる。
予想したら一度時間を置く。すぐ購入せずに自分の予想を一度寝かせる。
寝かせた後に その予想が合っていそうかどうか再び考える。
当たる気しかしなかったら そこで購入。
(最初はこんな感じでいいと思う)
ちなみに 誤解があるといけないので 軍資金の話をもう少し。
仮に半年12万円の軍資金の人。10連敗して軍資金は1万円目減りしますが
最大投資額は1,000円 のままでいいです。半年間は軍資金の増減にかかわらず、最大投資額は1,000円になります。で まずは半年で
85%くらいの回収率を目指せばいいんじゃないですかね?
本当は期待回収の話をしたいんですけど難しく感じる方も多いと思いますので 実回収の話でいいです。100%を超えるなんて なかなか難しいです。
素人のクラムチャウダーたかし君2号が 私の予想の元で特別戦を全部買って 数か月で115.98%の回収率になりましたけど あれは単に私の予想が
上振れただけ です。私もその時期124%ありましたから。
そんな腕(常時124%を叩き出すような腕)は私にはありません。
私本人が無い って言ってるんですから 無いんです。
(所詮104%を切る程度です)
短期と言うほどの短期でもなかったですけど 完全に上振れです。
馬券の話を少ししますね。
私は基本的に 単複とワイドが多いです。あとは馬連 三連複もたまに買います。馬単も買いますが 僅かです。
3連単はほぼ 買いません。
何故か(3連単を買わないのは) 理由を2つ説明します。
一つ目の理由として 馬券にはご存じの通り控除率があります。
つまり主催者側の取り分があるのですが 券種毎に取り分が違うのです。
単勝勝ち馬投票券に全部で1億円入ったとすれば
8千万円が払い出しに割り当てられ 2000万円はJRAと国
(国庫に納付)入ります。高配当となりやすい券種程
控除率が高くなっていることが分かりますよね。
控除率が最も低いのが単勝と複勝なので 長期的にプラス収支にすることを
考えると単勝や複勝が良い という事になります。
皆さんが多く買う3連単は72.5%戻し とちょっとイカれた払い出しとなっていて かなり勝ちづらいのは明白です。単複に比べ7.5%も辛いんです。
買う気が起きません。単複などを中心に買っている私の15年ベースの回収率は104%程度しかないのです。そこから7.5%も下げられたら死にます。
もう一つの理由も 凄く大事です。
それは 複雑な券種になればなるほど 期待収支が分かりづらい
という事なんです。先ほど 馬券で勝つ方法を暗記できるまで言え!
という話がありましたね。
競馬は的中率よりも回収期待値が大事
同じくらい 破産確率をゼロにすることも大事
でした。的中率や短期スパンの回収率よりも回収期待値が大事なのですが
凄く重要なので もう一回言いますね。
的中率や短期スパンの回収率よりも回収期待値が大事なのですが
複雑な券種になればなるほど 回収期待値が見えづらくなる
単勝や複勝なら ある程度 1頭1頭の回収期待値が見えます。
はい 今 敢えてわざと 嘘を言っています。
複雑にして 皆さんの頭の中がこんがらがったら困るな と思い
意図的に簡単にしているのです。
実は 回収期待値 なんて全く見えません。
そもそも競馬は的中率よりも回収期待値が大事 という言葉に嘘があります
厳密には 回収期待値ではなくて 回収期待感 が正しい。
期待値は出せません
出せないですし 期待感値で 充分長期の結果は残ります。
なので あまり難しくさせないため
競馬は的中率よりも回収期待値が大事
同じくらい 破産確率をゼロにすることも大事
とさせていただきました。
つまり 回りくどいですが 単複など比較的単純な券種は
「このオッズでこの馬買えば 期待値が130%くらいあるんじゃないか?」
とかいう期待感値が 把握しやすい ということ。
ここは凄く大事ですので 何度も読み返して理解してください。
馬連やワイド辺りまでなら なんとかこの期待感を意識して買う事が
出来ます。ですが・・・3連単・・・・
「③←⑦←⑫の組み合わせは期待感175%くらいありそうだ」
「③←⑫←⑨は220%くらいありそうだ」などと感じるのはなかなか難しい気がしませんか?私は少なくとも無理です。
複雑な券種になればなるほど 期待感値が把握しづらい ということ。
高配当となりやすい券種程 期待感値が把握しづらい ということ。
馬券を生業とする身 としては
期待感値が把握出来ない=死
です。仮に3連単で今月400%をプラスしたとしましょう。
凄いですよね。3連単だけを購入してたら 月間単位でもそんな
回収率は有り得る。魅力的ではありますが一体どのくらいの期待値
(期待感値)のもとで400%を達成したかわからないのです。
何度も言いますが 競馬は的中率よりも回収期待値が大事
同じくらい破産確率をゼロにすることが大切
なので 大事な回収期待値が見えない3連単は
券種として不合格 なのです
本来回収期待値が90%の買い方をしているかもしれないのに
400%のプラスを計上した なんて事が月間レベルではザラにあるのが
3連単なのです。私的には 目隠しをして横断歩道を渡るくらいの怖さ
があります
自称プロ馬券師がYouTubeで頻繁に3連単を購入してたりしますが
どの程度の回収期待値の見積りの中で購入しているのかを是非聞きたいところです。多分ご本人も偶然の上振れを引いたりして「これがプロや!見たか!」と気持ちよくなっているだけなんじゃないか と思います。
さてここまでは大事な話しかしてませんが ここからも大事な話。
券種ごとに控除率が違うということは馬単の75%戻しもあまり美味しくありません。ハッキリ言って手を出さない方が良いくらいです。
「1着になる!」と思っていて相手も見えている と思うのなら
単勝と馬連を組み合わせて買う方が期待感値は高くなりそうです。
だって それだけで数%の上積みがあるのですから。
もう一つ大切な話をします。
「ただでさえ控除率が高い公営ギャンブルで長期的に勝てるものなの?」
とよく聞かれます。言うまでもなく
YES です
と いうのも 多分皆さんのイメージよりも
期待感値が100%を超える 単複や馬連ワイドは たくさんあるのです。
というか 300%超えも ゴロゴロ落ちてます。
「300%超えがゴロゴロ落ちてるならなんでうまっこは
年間回収率が104%なんだよ 笑わせんなよ!」
はい お答えします。 「これ高期待感値じゃないか?」と思って購入した
馬券が終わってみれば 全く見当違いだった(つまり低期待感値っぽかった) つまり期待感値はゼロに近かった(厳密にいうところのゼロじゃないが)なんて事がザラにあるから です。具体的な(失敗)例で言えば
20年の有馬記念のキセキ。回顧でお話していますが、19年や18年のキセキならば馬券に絡んでも不思議ではなかった。19年&18年当時の力を有しているという判断のもとでしたが 実際レースを見ると良い頃のキセキではなかったです。つまりオッズは甘く見えたものの 結果から判断するに 期待感値は限りなく低い買い物をしていた事が分かりました。
逆に20年のチャンピオンズカップや秋華賞などは超高期待感値だと思って
買いましたし実際その通りだったと思います。
つまり 高期待感値はゴロゴロ落ちているけど ある程度
低期待感値も(思い込みや勘違いで)拾ってしまう為に 年間通じては
104%程度に落ち着いてしまう ということなんです。
競馬で勝つ為には ある程度「見当違いでごめんなさい」
というレースは避けて通れないもの です。
避けたいですけど 避けれません
私は新聞を買わない と言いました。独自に1頭1頭精査しているのは
予想考察動画をご覧いただければわかるかと思います。
本当はあれよりも難しい事を新馬戦や障害戦以外はやっています。
(YouTubeで難し過ぎる事を言っても伝わらないし無意味とも思う)
その上で 期待感が高い馬や券種はどれだ?という事を常にやっています。
だから 新聞では「この馬が強い!1強だ!」と思われていても
私サーチでは そうは思えない なんて事は沢山あります
そして結果として 新聞(=世間的オッズ)が正しくて私サーチ(私見解)が間違っている なんて事は滅茶苦茶沢山あります。
でも それでいいんです。私サーチが合っていた時の期待値が
大きくハネればいいので。独自の周波数で馬を捉えれば長期で結果が
ついてくるんです。
ご自身の予想と購入は 期待感として何%くらいだったのか
レース後に必ず考える癖をつける事 を強くお勧めします。
それを100レースやれば 勝ち方がおぼろげながらも 見えてくる筈です。
充実感を伴う勝利 が見えてくる筈です。
そこからがあなたの競馬 の始まりです。
世の中に絶対はないそうですが 敢えて言います。
絶対に変わってきます。MMをしっかり これは必ずやらなくてはいけません。これだけ言っても 皆さんの殆どが守らないですけど
断言します!
私も皆さんも 才能がありません
才能がないからこそ MMをしっかりやっていくんです
競馬は 一攫千金を狙うゲーム と思っている人があまりに多過ぎです。
違います
競馬は コツコツと期待値を積み上げていくゲームです
いい加減 目を覚ましましょう!
私が それ以外勝つ方法がない って言ってるんですから
無い んです
MMをしっかり設定して破産から身を守りながら
的中率よりも回収期待感値を大事にして 馬券に取り組んでいただけたら
と思います。