朝日杯FS予想
あくまで 前走まで の能力評価 を数字にしたものが下記。
当然ながら 今回に向けての調教や調子 などは一切数字に含まれていない。現在(早朝6:16分)のオッズも添えておいた。
①キョウエイブリッサ(現在139.5倍)3359
②ドルチェモア(現在3.8倍)3642
③オールパルフェ(現在7.9倍)3567
④ドンデンガエシ(現在40.4倍)3189
⑤バグラダス(現在28.5倍)3324
⑥ミシュラドラータ(現在236.9倍)3183
⑦オオバンブルマイ(現在11倍)3533
⑧グラニット(現在30.2倍)3571
⑨ニシノベストワン(現在87.7倍)3465
⑩ウメムスビ(現在72.6倍)3153
⑪ティニア(現在21.1倍)3469
⑫ダノンタッチダウン(現在4.0倍)3777
⑬スズカダブル(現在62.4倍)3462
⑭レイベリング(現在6.3倍)3530
⑮フロムダスク(現在55.4倍)3428
⑯コーパスクリスティ(現在15.1倍)3364
⑰エンファサイズ(現在32.4倍)3466
私算出の 前走までの能力評価としては
現在2番人気の⑫ダノンタッチダウンが少々抜けている感じ。
ちなみに 過去3年の上位3頭の前走時までの数字も載せておく。
21年 1着⑨ドゥデュース(3番人気)3713
2着④セリフォス(1番人気)3671
3着⑦ダノンスコーピオン(4番人気)3537
20年 1着②グレナディアガーズ(7番人気)3607
2着⑦ステラヴェローチェ(2番人気)3574
3着⑧レッドベルオーブ(1番人気)3711
19年 1着⑥サリオス(1番人気)3919
2着⑧タイセイビジョン(2番人気)3713
3着⑨グランレイ(14番人気)3013
昨年勝利の⑨ドゥデュース
前走がアイビーS(1800)勝利だったのだが
13.0-11.0-11.9-12.8-12.9-13.2-11.5-11.2-11.8
御覧の通り 中盤ドスローからの一気のペースアップがあった
レースを勝利。それでいて ラスト1ハロンは11秒台と纏めている。
2着の④セリフォスも同様に 前走がデイリー杯2歳S(マイル)
12.7-11.4-11.8-12.8-12.6-11.4-10.5-11.9
中盤ドスローからの一気のペースアップを後ろから差し切る強い内容。
そしてラストはやはり11秒台。
3着だった⑦ダノンスコーピオンも同様で
前走萩S(1800)12.8-11.3-12.4-13.2-13.3-11.8-11.3-10.6-11.8
前半超スローからの ラストは徐々にペースアップで
ラストは11.8秒のペースラップを差し切り。
逆に 2番人気で5着に敗れたジオグリフはのちに皐月賞を勝つのだが
この朝日FSの前走では札幌二歳S(1800)
12.6-11.9-11.9-11.9-12.0-12.0-12.2-12.1-12.5
後半ペースアップのまるでないレースを勝利して人気になったわけだ
早い話 瞬発力勝負での懸念があった というわけ。
21年のレース決着を見る限り
OPレベルでの ラストが11秒台をしっかりとした上がりで
(上がり2位以内くらいが望ましいかな)勝利 が条件になってきそうだ。
では20年はどうであったか?
勝利した②グレナディアガーズの前走は未勝利戦ではあったのだが
12.2-10.6-11.4-11.6-11.6-11.4-11.6
ペースがペースだけに 一気のペースアップこそないものの
ラストも11.6と 全く落ちてない。マイルの延長も問題なさそうなラップに見える。
2着⑦ステラヴェローチェは 前走が不良馬場のサウジアラビアRCを勝利。
12.4-11.2-12.0-13.2-13.1-12.4-12.0-13.3
さすがにラップは参考外なので除外とするが
3着⑧レッドベルオーブは 前走がデイリー杯2歳を勝利
12.9-10.9-11.2-11.6-11.5-11.4-10.9-12.0
ラストが12秒丁度 と少し要しているが これは中盤が御覧の通り
速かったのである程度仕方がない。上がり最速勝利 と 最後まで脚を
しっかり使っている事に注目である。
19年
勝利した⑥サリオスの前走はサウジアラビアRC勝利。
12.3-10.8-12.0-12.1-12.0-11.2-10.8-11.5
一気のペースアップから ラストは11.5と驚愕ラップに近い。
朝日FSも勝って納得の前走である。
2着の⑧タイセイビジョンの前走は京王杯二歳Sで勝利だが
12.4-11.1-11.4-11.8-11.3-11.3-11.5
後半0.5秒のペースアップからのラストは11.5
そして上がりも最速 つまり 最後までしっかり脚が使えている
3着の穴をあけた⑨グランレイは 出遅れた事で
これまで(逃げ)の脚質とは異なるレースをしたのが好結果につながった。
これは例外 として良いだろう。
つまり
19年1着サリオス(前走上がり最速勝ち)
2着タイセイビジョン(前走上がり最速勝ち)
20年1着グレナディアガーズ(前走上がり最速勝ち)
3着レッドベルオーブ(前走上がり最速勝ち)
21年1着ドウドュース(前走上がり2位勝ち)
2着セリフォス(前走上がり最速勝ち)
3着ダノンスコーピオン(前走上がり最速勝ち)
となっている。しっかり読んでくれてない方は
【前走上がり最速馬のBOXでも買えばいいんじゃないの?】
なんて思うだろうが、 あくまで 前走ラップと総合判断して
狙いをつけていく必要がある ということだ。
では そこらへんを踏まえた上で まずは1番人気の
②ドルチェモアを考えていく。前走サウジアラビアRCを
2番手から上がり最速で勝利。
字面だけ見ると 良いのだが
12.1-11.1-11.6-11.5-11.5-11.1-12.0-12.5
実はこれ 1頭大逃げのラップであり、2番手のドルチェモアは
10馬身以上離されていた中でのもの。となると ラストの12.5
という部分に引っ掛かりが出て来る・・・
勿論 これはあくまでペースラップなので 実際この馬のラップは
(私計測ではあるが)
12.45-11.65-12.10-11.90-11.91-11.30-10.90-11.24
とラストも殆ど落ちてない なかなか優秀ではある
優秀 と言えば そのサウジアラビアRCで大逃げを打って2着に残したのが
今回⑧番枠で出走するグラニットなのだが切れないタイプに見えるので
今回も先行か逃げ を選択するのだろうが 1戦毎の成長が大きい
(私はあくまで数字上での判断ですが)ので 今回も前走以上の走り前提
とするならば 圏内に粘る可能性のある1頭ではあるかもしれない。
ここら辺も印は回していければ と思うところ。
さて 数字最上位となった⑫ダノンタッチダウン
前走は最後に凄い脚(1頭だけレベチ)で追い込んで上がり33.1と
断然の2着届かず という内容だったが
ただ 映像を見ると 結構追い出してからエンジン掛かり切るまでに
時間を要している。逃げ馬③オールパルフェの勝ちラップは
12.3-11.0-12.0-12.0-11.7-11.4-11.0-11.8 なのだが ダノンスコーピオンは
13.3-11.5-11.8-11.9-11.8-11.0-10.7-11.4(私計測ではあるが)
となっており エンジン掛かり切るまでに時間を要しているように見える箇所は11.8-11.0-10.7 であり ラップを見れば それは気のせい というところか。ラストが11.4と0.7秒程落ちているのは少し気がかりな点ではあるが。
そうは 言っても初ハロン以外をオール11秒台&10秒台で走ってラストも11.4という事なら 滅茶苦茶素晴らしい のです。
早熟傾向にあるフランケル産駒の⑭レイベリング
新馬戦を勝って二戦目が今回になるが その新馬戦
13.0-11.8-12.1-12.2-12.3-11.6-11.1-11.3(ペースラップ)
13.6-11.9-12.3-12.3-12.2-11.5-10.7-11.0(レイベリング)
新馬戦だけに前半&中盤は速くないが この馬だけ後半一気の
伸び脚を見せ ラストも0.3秒遅くなる程度でフィニッシュ。
上がりの実質時計(馬場差などを考慮したもの)も
次走以降で 充分時計を詰める事が出来るであろう 事
は確認できた。ただ 怪物級の走りか?
と言われると 新馬戦では少なくとも私はそれを確認出来なかった。
例えば・・・今 手元にある私作成の資料(アナログなので手書き)
で すげぇな と思った新馬戦をいくつか挙げるが
13.17-11.53-12.13-12.94-12.91-12.64-12.39-11.19-11.02
これ何か というとシャフリヤールの新馬戦の個別ラップ
たまたまデスク横にあるからこの馬を取り上げるだけなんだけど(笑)
中盤ド緩い流れの中で この馬も緩いラップを刻んでラストだけの
決め手比べレースなのだが、そのラスト1ハロンが最速だったりする。
これで何が分かるか というと (絶対ではないが)
距離はもっとあったほうがいいんじゃね? って事と
能力はかなり高いね って事が見えてくるのだ。
グランアレグリアなんかも 新馬戦の個別ラップを拾う時点で
12.90-11.70-11.67-11.83-11.96-11.53-11.08-10.93
なんだこの馬?怪物じゃん ってのが見える。
ラストが一番早いんですね。しかもこの馬の場合 中盤以降も
11秒台で進んでいるのに だ。なのでレベルが違う。
とはいえ それ(怪物級)が新馬戦では見えなかったケースもままある。
例えばコントレイル
13.22-11.56-12.01-13.14-13.08-12.38-11.61-10.81-11.03
ラストが0.2秒程落ちている。中盤緩いのはレースレベルが低いだけで
この馬のせいではないが それならラストが切り上がってもいいような感もあり 私は正直 新馬戦で怪物認定なんて全く出来なかった。
今回の⑭レイベリングの新馬戦もざっくり言えば そんな(コントレイル)ラップに見え、現時点では そこまでの評価を下す材料を持ち得ていない。
このレースを見て 評価したい馬ではあるかな。
というところで 文句のつけようがなく という程ではないものの
このオッズなら 充分過ぎるくらい見合っている という判断は
⑫ダノンタッチダウン となった。ここに◎とする。
怪物級不在の今回なら この馬で充分足りるだろう という見立て。
◎⑫ダノンタッチダウン
○②ドルチェモア
▲③オールパルフェ
△⑭レイベリング
△⑯コーパクリスティ
△⑧グラニット
△⑪ティニア
★⑦オオバンブルマイ
単勝5P 複勝22P予定です。
一応印は振ったが 私は単複のみ しか買わないレース。
ただ その単複が(このオッズならば)MAX予定ではある というところ。
参考以下にしていただければ幸いです。乱文失礼。