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菊花賞を考える(全頭考察あり)
土曜の重賞 富士S
![](https://assets.st-note.com/img/1729337035-dOu8KfzhUjRCiqtSkMsYQm2n.png?width=1200)
有力馬2頭。⑦セリフォスと⑪ソウルラッシュの2頭がどちらも有力に見え
オッズ的にも積極的に手を出したいモノ ではなかったので
ここに書くのをやめた。どちらもある程度控えた形になるはずなので
差し届かない可能性 というのは考えていた。2頭軸の三連複 なども視野にいれつつ オッズと睨めっこしてたのだが 買えないオッズ という
判断。結果が上記の通り。まぁ助かったよ(笑)
前日セリフォスの複勝にちょこっと入れた分だけ損したけど。
セリフォスは道中 馬と騎手の折り合いが悪かった印象。
![](https://assets.st-note.com/img/1729337353-zOgCPn6xd5i9UfjYbIBE1tVQ.png?width=1200)
フルゲート18頭で行われる今回の菊花賞。
一頭ずつ書いていきましょうかねー。
①ピースワンデュック:まずこれまでの過去4戦。全て出遅れ気味であることをお伝えしておく。完全な出遅れではなく 出負け という感じ。
補正を入れる程ではないが そこは念頭に置く必要はある。
時計的には 例えば 2走前の東京2400M。
1勝クラス 実質2.27.4 実質上がり34.70(54k)
④ダノンデザイルが勝利したダービーと比較しておこうか
ダービー 実質2.26.8 実質上がり34.12(57k)
開催日はピースワンデュックの1勝クラスのほうが20日程遅いが
そこは気にしないとして、時計にして0.6秒 上がりは0.58秒違う。
しかも斤量が3k重いダノンデザイルのダービーなので
実質的には 斤量&上がり&そもそもの実質時計 の総合で
1.5秒前後の違いがあった と見るべきだ。もしピースワンデュックが
仮にダービー出走していた場合
![](https://assets.st-note.com/img/1729339304-PEoUmHR7eCOM5A8Su4KsxtgI.png)
斤量1k=0.2(通常0.17で計算するのだが 2400Mなので0.2くらい)
として 13着ゴンバデカーブース辺りか と思われる。ただ それは
ちょっとの計算誤差などがあれば 上振れ下振れあるわけで
13着のゴンバデカーブースから9着のシックスペンスまでは0.2なので
9~13着程度だったかも と幅を持たせてイメージするのが良いか。
いずれにしてもダノンデザイルとは 少なくとも6月の時点では
大きな差がある と判断して問題なし。映像的には面白いモノがある。
②ノーブルスカイ:コーナリングが下手な印象。若さなのかな。
重馬場を制して前走1勝クラスを楽勝したが、時計的にも評価は難しい。
スタミナあり を前走で示したわけだし、タフな戦いになれば上がり目ゼロとは言わないが静観妥当だろう。位置取りが毎回変わることからも
乗り難しい馬なのだろうね。
③アスクカムオンモア:2走前のセントライト記念を6番人気6着
![](https://assets.st-note.com/img/1729342167-bRskToVwyC0HY5xUz4vpWchZ.png?width=1200)
3着のエコロヴァルツとは0.6差もあるのだが、もう少しやれそうな馬では
あると思う。前走Tvk賞勝利は
24年 アスクカムオンモア 実質2.01.9 実上がり33.48
22年 プラチナトレジャー 実質2.03.0 実上がり33.59
(※超スローの上がり勝負 勝ち馬はこの後も 低レベル戦の3勝クラスを
勝利した程度)
21年 ノースブリッジ 実質2.00.0 実上がり35.7
(※このくらいの時計だと評価すべき。勝ち馬はその後 エプソムC
AJCC 札幌記念 と重賞3勝)
14年 ルファルシオン 実質2.01.9 実上がり34.69
2000Mで行われた過去10年のTvk賞が上記なのだが、14年のルファルシオンと今年のアスクカムオンモアは同等の時計。上がりは1.2秒も上回っているので実質は もっともっと上 だ。ルファルシオンは3勝クラスを勝てずに終わったが アスクカムオンモアは もっとやれていい。距離に対応出来れば
圏内の大駆けもあり得る と判断している。
④ダノンデザイル:3走前の京都二歳Sは
![](https://assets.st-note.com/img/1729343891-Qdm2ADCl4tKEj0yOTr7qhUu9.png?width=1200)
勝ち馬と0.1差だったが、直線切り返しのロスがあり
実質の勝ち馬 と言って差し支え無し。実質上がりも一番速い。
そう考えると次走の京成杯の5番人気11.5倍は ちょっとヤバいね(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1729344070-IQm0nkLb9oy8lvsxewrGYj3W.png?width=1200)
この映像見てても4角で少し膨らんでいるので 極端な中山のようなコースはあまり得意じゃない印象があるが(コーナー下手) それでいて
アーバンシックに抜かれる感じは一切ない完勝なのだから本当に強い。
ダービーに関しては 今回菊に出走するメンバー達には
![](https://assets.st-note.com/img/1729344465-QptdfvGVgxrN49OYS2BwWHuM.png)
0.8差以上。中山程ではないが京都も 登って下っての少し乗り難しいコースなので そこがどうか も筆頭なのは疑いなし。
⑤ハヤテフクノスケ:持久力特化型に見えるので上がりの掛かる馬場や展開がいいか。京都が今これを書いている深夜の時点で稍重発表なので
少なくとも硬い高速馬場にはならないハズで その点はハヤテフクノスケに味方するだろう。3走前の札幌1勝クラスを圧勝する ってのはそういうこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1729344977-I6CkbJW5XAvymN94UwSRnPBl.png?width=1200)
ただでさえ重い洋芝の中で 稍重で更に持久力が求められる戦い。
上がりも最速のこの馬でさえ35.8 という勝負。こういうスタミナ比べに
特化したタイプ と言い切ることができる。阪神2400Mのゆきやなぎ賞で
負けたのは そういうこと。
![](https://assets.st-note.com/img/1729345256-onq3yQAFhZTX1ga2wlI57UE9.png?width=1200)
ショウナンラプンタより決して能力が劣ってるわけじゃない。
33秒台の上がり勝負には向かない ってだけ。適性が異なるんですね。
距離自体は向いている。馬場もピーカン続きで上がりが速くなるより良いので合っている。
菊花賞(京都限定)の勝ち馬平均上がりは(10年)35.34
キセキが勝利した17年の上がり(不良)が39秒台だったので
それを除いた平均のほうがいいか。とすれば 34.73
これだと ちょっとねぇ・・・ハヤテフクノスケには厳しい(笑)
もっとタフな展開。勝ち馬上がりが35秒後半か 36秒台の勝負
とかなら可能性のある1頭。ただ明日は晴れ予報でもあり、ちょっとそこまでの上がりの掛かる展開は難しい と判断して 消し扱いとした。
適当に削ってるわけじゃないことは理解してほしい。イチ完歩が大きい馬なので馬込みの中じゃないほうがいいね。
⑥ミスタージーティー:皐月賞が勝ち馬から1秒
ダービーが1.3秒(展開不利はあったけど) 休み明けの秋初戦の前走
神戸新聞杯が1.6秒
と菊でやれる根拠を示していない。勿論使った上積みはあるだろうが
厳しいのではないか というのが結論だ。
⑦ビザンチンドリーム:きさらぎ賞勝ちの重賞ホルダー。
皐月賞はまずスタートで致命的出遅れ
![](https://assets.st-note.com/img/1729347464-ksUeaq431xvrnwYEVFzi2HDd.png?width=1200)
0.3秒程だろうか。直線でも大きな接触があり
![](https://assets.st-note.com/img/1729347649-sMWQd3UTXHStVbNciq1wL8hY.png)
出遅れと併せ どの程度の補正を掛ければ良いのか
正直わからない程。少なくとも勝ち馬から1.4差の負け換算は
絶対にしてはいけない。私は勝ち馬から0.4差圏内もあったのでは?
と考えている。ただ そこからダービー最下位。神戸新聞杯も展開利が
皆無だったとはいえ0.9差。不利換算も加味して仮に0.5差と甘めの見積もりをしたとしよう。例年の神戸新聞杯と比較してどうだったのか?
中京開催のみ を羅列する。
24年 メイショウタバル 実質2.12.6 実上がり36.22
ショウナンラプンタ 実質2.13.0 実上がり35.42
メリオーレム 実質2.13.4 実上がり35.72
ビザンチンドリーム 実質2.13.1 実上がり35.62(0.5も甘め補正)
22年 ジャスティンパレス 実質2.13.2 実上がり34.97
※ジャスティンパレスは菊では3着好走。
20年 コントレイル 実質2.13.2 実上がり35.79
※菊では1着。
菊に向けてのカギ となるのは2.13.2 という時計の壁。
クリアしているのは メイショウタバル ショウナンラプンタ
そして 甘め補正入れるなら だがビザンチンドリームの3頭。
ただ 上がりも含める となると、22年のジャスティンパレスの35秒弱
が目安となってくる。メイショウタバルは上がりは当然かかっている(逃げ)が実質時計が0.6も優秀なので合格ライン。
ショウナンラプンタ&ビザンチンドリームは上がりが足りないのではないか?正しくは 上がり&実時計の合算値が弱いのではないか?
それでもね 20年のコントレイルをショウナンラプンタ&ビザンチンドリームは上回っている とも言えるんだけど、コントレイルの神戸新聞杯は
明らかに叩き台仕上げのコントレイルであり レースも低調だった。
なので目安は ジャスティンパレスの22年なのだろう。
とすれば 今年の神戸新聞杯組は少し軽視が妥当か。
⑧ウエストナウ:初戦が既走馬相手の未勝利戦だったのだが
これが凄かった。勝ち時計は(実質)秀逸過ぎるくらい秀逸。
二戦目の京都新聞杯GⅡでの2着好走は裏付けがあったのだ。しかも
スタートでハナ奪ってスタンド前を走っていたら
![](https://assets.st-note.com/img/1729350168-hSMoPwvJx0u64GdlK1DaQqCy.png?width=1200)
急にスタンド側へ斜行し他馬へ迷惑を掛けた。それでいながらラスト1ハロンまで先頭で粘る好走なのだ。2戦目としては価値が大き過ぎる。
それだけに前走 3戦目の神戸新聞杯大敗は意外だったが、不利もあった。
この馬は初戦や 超高速馬場だった京都新聞杯を見るに 高速馬場特化型
なのだろう。明日は乾くとはいえ この馬の得意な馬場ではないはずで
少し割引が必要か。印は回せない。
⑨コスモキュランダ:皐月賞2着ではあるが、ダノンデザイルと比較すると
京都二歳では実質的勝ち馬とも言えるダノンデザイルに0.5前後の差(ダノンデザイルも出遅れの不利を換算)
そしてダービーでも0.8差。
![](https://assets.st-note.com/img/1729354327-kPx54zaGgdEcQZlJCHOS8U0T.png?width=1200)
ただ この中身を精査すると、査定は少々変わってくる。
![](https://assets.st-note.com/img/1729354417-9qdxRgXiBjV34v8SelUkGm6y.png)
まずスタート後に伸び上がって1馬身の出遅れ。
多少デフォルト化してるので 不利換算はどうなのか問題はあるのだが
一応これも不利 としておこう。そして道中のペース。
出遅れたために後方となったコスモキュランダは少しずつの押し上げ。
コーナー毎の位置取りとしては⑯⑬⑤④。その分最後の伸び脚を欠いた。
絶好位で競馬したダノンデザイルとの差は0.8も無いハズで、
出遅れとペースを考えれば 差は0.4~0.5 というところ。
これがそのままダービー時におけるダノンデザイルとの能力差 だ。
つまり ソコソコ評価している ということ。
それを踏まえた上で前走のセントライト記念2着を見ると
勝ったアーバンシックは更に上の評価が出来るわけで・・・
詳しくはアーバンシック項でセントライト記念を解剖していこう
⑩メイショウタバル:皐月賞なんかは 掛かって終了(17着)したし
それ以前の つばき賞なんかでも 勝利したものの掛かっていたので
折り合いとの勝負 もある。⑦ビザンチンドリームの項で詳しく書いたが
前走 神戸新聞杯では唯一の合格ライン ってところで
最低限の印は回しておきたいかな。馬場的には向きそうな現在の状況。
⑪ショウナンラプンタ:イチ完歩が大きいタイプで多頭数向き とは
言えないかな。ダービーでは1.3秒差の負け。
しかし大外17番枠だった点(不利大)と向こう正面で掛かっていた点
は不利換算してもよいのではないか?となれば 実質的には1.3秒も
負けちゃいない。ただ ⑦ビザンチンドリームの項でも書いたように
神戸新聞杯の上がりが少し物足りない感じを受ける。
神戸新聞杯単体を見れば 消し扱いとしてもおかしくない1頭だが
それまでの内容実績を鑑みて△を入れておくこととする
⑫シュバルツクーゲル:距離が伸びて やれるイメージが全く沸かない
というのが正直な感想。
![](https://assets.st-note.com/img/1729357788-r0qbcEhYw2x7tFzUi9yJ5n1R.png?width=1200)
これは青葉賞での直線なのだが、一旦は伸びてくるものの
最後はバテた恰好の上がり34.8での10着。
![](https://assets.st-note.com/img/1729357928-zjRnZQY28Vsi0mF4WfvBkLcN.png?width=1200)
決め手比べよりも持久力勝負のほうがいい のは間違いないのだろうが
それにしても負けすぎで これは距離適性を疑う。
実際そのあとワールドスーパージョッキーシリーズで2000M勝利からも
適性はそこらへんに現状あるのかな と。
ちなみに前走ワールドスーパージョッキーも平凡な時計でのもので
ここは見送りだろう。
⑬アーバンシック:京成杯でのダノンデザイルとの差は0.1。
ペース的には過去10年の京成杯で2番目に遅いペース つまり
前有利の流れの中の後方であり、
![](https://assets.st-note.com/img/1729358555-aWitX5Sq6TpPG4ygms1KYxZu.png?width=1200)
その価値は 控え目に言ってダノンデザイルと同等。
映像見ても ほんと同等 だよ(笑) ※京成杯 改めて見てほしい。
皐月賞は4着だったが(ジャスティンミラノと0.4差)
流れとしては 逃げ馬だけが大逃げの形で二番手以降はそれほど早くないペースであり(19年サートゥルナーリアが勝利したレースペースと同じくらい)位置取り的には不利な状況下でのもの。なので及第点以上は上げられる内容。問題はダービーなわけだ・・・・
京成杯では 同等の価値のある走りをしたはずの
ダノンデザイルとアーバンシックは明暗を分けた。
![](https://assets.st-note.com/img/1729370280-VEgDmMTA890GFRiwoKqrP5xj.png?width=1200)
この1.1秒の差は一体何だったのか?
勿論 敗因の一つにはペース があるだろう。後方にはこの超絶スローは
不利極まりないもの ではあった。同じような位置取りから脚を伸ばそうとした牝馬レガレイラにも明らかに見劣る伸び脚だった。
ただ 距離の壁があった という感じには捉えてはいない。
敗因は別の何か。蓄積疲労なのか 映像では見えない折り合い面を欠いた
などがあったのか?
特定出来ないまま セントライト記念GⅡを迎え そして勝利。
復活を遂げたわけだが、そのセントライト記念
24年 アーバンシック 実質2.13.9 実上がり34.63
23年 レーベンスティール実質2.13.8 実上がり34.55
※レーベンスティールは菊の舞台には立たなかったが2着の
ソールオリエンスが(セントライトでは0.3差)菊で3着
22年 ガイアフォース 実質2.12.9 実上がり35.03
※ガイアフォースは菊で8着も、セントライトで同タイム2着だった
アスクビクターモアが菊では1着
21年 アサマノイタズラ 実質2.14.3 実上がり35.15
※菊では大敗
20年 バビット 実質2.14.6 実上がり36.89
※菊では10着
19年 リオンリオン 実質2.12.6 実上がり35.93
※このレースを最後に出走してない
18年 ジェネラーレウーノ実質2.13.6 実上がり35.66
※菊では9着
17年 ミッキースワロー 実質2.13.4 実上がり33.59
※実時計&上がりともに優秀だが菊では6着(距離適性かねぇ)
16年 ディーマジェスティ実質2.13.7 実上がり34.66
※菊では0.5差の4着
15年 キタサンブラック 実質2.15.0 実上がり35.23
※菊では1着。言い方悪いが この程度のセントライト記念勝利で
菊優勝するなんて・・・まぁステイヤーってことなんだろね。
ってなわけで10年振り返った。今年のアーバンシックよりも
優秀な実時計&実上がりを それぞれ太字にしてみた。
去年のレーベンスティールなんかは アーバンシックよりも
それぞれ ちょっとずつ上。勿論それは位置取りなどでも
変わってくるので あくまで参考程度であるが、セントライト記念で
負けたソールオリエンスが菊花賞では3着に入っていたことからも
良くも悪くも この程度で前哨戦としては及第点
というところだろう。こんな書き方をしているわけだから
決して優れていたわけではない。というか平凡な部類に入る
セントライト記念だったとは思う。百日草特別で勝っているものの
ダービー回り(左)は不得手だった とかあるんかね?
オッズが示す通り 妥当ダノンデザイルの最右翼だと思う。
⑭メリオーレム:負傷の川田騎手からの乗り替わりは素直に痛いだろうが
元々川田騎手って長距離はなぜかあんまり良くなかったりするよね。
でも乗り替わりは長距離ではマイナス材料かと。
この馬の取捨が非常に難しい・・・能力は高い。
ただ すみれSで内にモタれて それで左回りのプリンシパルSを使った
経緯(勝利)があるだけに 右回りは不得手だと思う。
小倉のスポニチ賞でも それは解消されてなかったから(勝ったが)
それだけに 得意の左回りの前走 中京での神戸新聞杯は少し物足りない。
この神戸新聞杯の結果を踏まえて 消し とすべきなのか
気になる以上は何等かの印を回しておくべきか・・悩み続けている1頭
⑮エコロヴァルツ:まともに掛かってしまった共同通信杯でも
勝ったジャスティンミラノに0.7差。
![](https://assets.st-note.com/img/1729373781-Wyz5YOL2GxH4V7QZb3RfpmKg.png)
武豊をしても御せない程の掛かりなのだから大変だ。
皐月賞では掛からなかったので最後の脚は使えた。
それでも共同通信杯同様にジャスティンミラノの0.7差ではあったが
上がり最速タイ は一定の評価をしてもいい。
ただ 大外枠から逃げたダービーは刻んだペースを考えれば
もっと粘らないといけない。4角ではもう飲み込まれそうになっていた。
前走セントライトは3着。皐月賞から3戦連続で掛かっていない事は
まず収穫といえるが 前にいたとはいえ もう少し上がりは欲しかった
というのが正直なところ。ただ展開的に メイショウタバルが大逃げを
打った場合 離れた2番手にいそうなのがコレ だ。
展開利は相当ありそうで 能力プラスα が見込めるかもしれない。
となると 印は回すべきか。(印が)足りなさそう・・
⑯ヘデントール:青葉賞では1番人気の支持を受けながら0.6差の8着に
敗れたヘデントール。パワーホールの大逃げを除けば実質超絶スローなので
位置取り的にあこそからではノーチャンス。
その青葉賞は
青葉賞 ヘデントール 実質2.27.3 実上がり34.32(57k)
次の町田特別が
町田特別ヘデントール 実質2.29.7 実上がり34.30(54k)
超絶スローでペースの補正を意図的に掛けていないので
上記のようになったわけだが、
前売りでは4番人気辺りの支持を受けている。
この馬自身の前半時計は
青葉賞=37.8 (15番手から)
町田特別=40.0 (6番手から)
日本海=37.3 (4番手から)
要は重賞以降は ゆったり前半出しても位置が取れた だけで
そうなれば この馬は強い。ただ 今回 菊花賞ではこの馬の前半では
位置が取れないと思うのです。位置が取れなかった場合は青葉賞のように脆い部分もあり、オッズを考えても 半信半疑ってところ。
位置取りがどうか 後ろだと厳しいんじゃないかなぁ・・
⑰アドマイヤテラ:距離は合う。手は早く動くのだが、それでいて
脚は最後まで途切れない。つまり 長く脚を使えるタイプ。
スタミナがあり 脚も長く使える=この手の馬は菊の舞台で
大崩れするイメージがない。穴としては面白い1頭だと思う。
出来れば内枠引きたかったけど武さんがどうにかするっしょ。
⑱アレグロブリランテ:評価すべきところがあるとすれば
スプリングSでシックスペンスの2着くらい。
ただこれも12.7-12.2-12.6-12.7-12.9-12.6-12.0-10.9-10.8
緩逃げペースの恩恵であり 前走の映像を見ても
菊に繋がる走りが出来ている とは思えず 静観。
さて 全頭軽く触ったが この時点で印を振る となれば
こんなになっちゃう(笑)
![](https://assets.st-note.com/img/1729377075-FZrOX74YC6s0jqpWwSEPLfuA.png?width=1200)
ここから 泣く泣く削っていく作業だ。
まず①ピースワンデュックは△で固定。
大穴中の大穴である③アスクカムオンモアも消したくないので△
④ダノンデザイルと⑬アーバンシックの◎争いはひとまず置いといて
⑩メイショウタバルの逃げ残りの目はあるか?
あるかないか で言えば ないとは言い切れないし△残しか。
⑪ショウナンラプンタは
~~~
神戸新聞杯単体を見れば 消し扱いとしてもおかしくない1頭だが
それまでの内容実績を鑑みて△を入れておくこととする
~~~
と書いたのだけど 削らないと印が回り切らないので。
私は買わないが 三連系触る人は残したい感もある1頭だね。
⑭メリオーレムも印が回り切らないので消す。
⑮エコロヴァルツは展開利を考慮すると残したい・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1729377811-ia5IKezsCOJBM6uSA8QYDPHn.png?width=1200)
で こんな感じになった。これ さすがに今考えてこうやってるわけじゃなくて もちろん演出として ね。木曜辺りまででこんな感じでやってましたよ って話。
穴で言えば⑰アドマイヤテラは凄く気になっている。
実績的には⑨コスモキュランダを▲扱いが妥当だろうが
▲⑰アドマイヤテラ
△⑨コスモキュランダ
としてメリハリをつけてみたい。
▲⑰アドマイヤテラ
△⑨コスモキュランダ
△①ピースワンデュック
△⑯ヘデントール
△③アスクカムオンモア
少し印が増えるがフルゲートなのでお許しいただくとして
▲⑰アドマイヤテラ
△⑨コスモキュランダ
△①ピースワンデュック
△⑯ヘデントール
△③アスクカムオンモア
注⑩メイショウタバル
注⑮エコロヴァルツ
◎は⑬アーバンシック。ほとんど能力に差はないと思うのだが
それならば 一度使った上積み分 を評価すべきか の結論になった。
◎⑬アーバンシック
〇⑤ダノンデザイル
▲⑰アドマイヤテラ
△⑨コスモキュランダ
△①ピースワンデュック
△⑯ヘデントール
△③アスクカムオンモア
注⑩メイショウタバル
注⑮エコロヴァルツ
現状全ての馬券を購入したわけではないが
単複と ⑰⑨(▲と△1番手)への連&ワイドは強めに買っている。