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セントウルS(GⅡ)&京成杯AH(GⅢ)を考える


中京メインのセントウルSから考えていくわけだが、
前売り時点ではオッズが割れてるねー。

昨年の上位3頭の近3走成績は(左から3走前)
23年1着テイエムスパーダ  174.6 261.6 253.7
  2着アグリ       297.5 275.9 海外
  3着スマートクラージュ 260.0 258.6 272.4
昨年は大穴テイエムスパーダ(112.6倍)が勝利したわけだが
前走が海外とはいえ、2着のアグリが3走前に300近い数字を叩いているので
単勝4.1倍なら ここから入るのが一番良かったのではないか?と思える。

一昨年の上位3頭の近3走成績は
22年1着メイケイエール   284.6 287.4 289.1
  2着ファストフォース  280.2 231.9 258.8
  3着サンライズオネスト 278.3 280.2 273.5
一昨年は断然1.7倍の人気に応えメイケイエールが勝利したが
数字を見ればわかるように過去3戦の安定感が抜群。3戦ともに280p台を
キープ出来ていれば 馬券に絡む可能性が極めて高い。
しかし 馬券で食う となれば話は違ってくる。オッズと見比べて
一番期待(感)値が高い馬を選ぶ とすれば、3着だったサンライズオネストが良いのではないか?単勝で13.4倍 複勝も2.0~4.1となっていた。
この数字だと馬券内40%くらいの期待は持てそうなので充分複勝オッズは
見合っていたのではないか と思われる。

とまぁ 過去2年を軽く出しておいたのだが、
ざっくり 
3戦ともに 280P台=高確率で馬券内の期待が持てそう
3戦ともに 270P台以上=ソコソコ馬券内の期待も

と言ったところかと思う。
そこらへんを少し意識の片隅に入れて貰いながら今回の出走メンツ。
出負けなどの補正に対しての距離補正は掛けてない
負けがデフォルト化している馬も一応補正対象としている
(意味が分からなくても そもそも気にしないでいいです)
①モズメイメイ55k   228.2(56k) 269.9(55k) 270.9(55k)
②アネゴハダ 55k   254.1(55k) 244.1(55k) 222.8(53k)
③グレイトゲイナー57k 265.7(57k) 226.1(57k) 259.1(56.5k)
➃ストーンリッジ57k  264.1(55k) 270.9(57k) 282.3(55k)
⑤サウザンサニー57k  249.6(58k) 268.5(58k) 275.9(57k)
⑥ジョウショウホープ57k255.8(58k) 258.6(58k) 270.6(56k)
⑦ヨシノイースター57k 280.2(57k) 278.1(57k) 280.7(57k)
⑧キミワクイーン55k  204.9(55.5k) 265.1(56k) 273.0(57k)
⑨ミッキーハーモニー55k257.4(56k) 262.8(56k) 269.4(55k)
⑩テイエムスパーダ56k 199.1(56k) 212.9(56k) 266.9(57k)
⑪トゥラヴェスーラ57k 277.7(57k) 267.3(58k) 241.4(58k) 
⑫テンハッピーローズ56k278.9(55k) 278.4(55k) 291.9(56k)
⑬ピューロマジック53k 246.2(55k) 267.5(55k) 288.5(53k)
⑭ダノンスコーピオン58k258.3(58k) 273.4(58k) 262.8(56k)
⑮アサカラキング57k  288.8(57k) 281.3(58k) 265.1(57k)
⑯カリボール57k    275.7(57k) 279.8(57k) 255.3(56k)
⑰トウシンマカオ57k  287.6(57k) 267.8(58k) 273.4(57k) 
⑱ママコチャ57k    290.3(56k) 285.3(56k) 260.7(56k)

まず 少々強引に 数字から消していくのが数頭。
②③辺りは展開恵まれたとしても苦しいだろう
⑨ミッキーハーモニーや⑩テイエムスパーダはそれぞれ前走で
269.4 266.9(今回斤量1k減) と実質270程度の数字を出しているので
展開次第では圏内もゼロではない。ないが・・・ここらまでフォロー入れると印が足りないので消し扱い。
⑥ジョウショウホープは前走で270に届いているが56kでのお話。
今回の57k換算とすれば不足感。これも消しておく。
➃ストーンリッジをどう扱うか。1戦毎に上昇しており、前走なんかは
282.3という好数字。ただ1年1か月ぶりの実戦なわけだ・・・
消しておくのが無難な気もするが・・・数字は決して低くないので
そこが微妙なとこね。

半ば強引に13頭立てにしてみたわけだが、

先ほど書いた

3戦ともに 280P台=高確率で馬券内の期待が持てそう
3戦ともに 270P台以上=ソコソコ馬券内の期待も

を思い出して欲しい。要するに 軸としては
3戦ともに 280P台=高確率で馬券内の期待が持てそう
・・・が居れば 余程オッズが辛くない限り問答無用で
そこから狙えばいい
 ということだ。

しかし残念ながら今回 3戦とも280超え はいなかった。
⑦ヨシノイースター57k 280.2(57k) 278.1(57k) 280.7(57k)
⑫テンハッピーローズ56k278.9(55k) 278.4(55k) 291.9(56k)
の二頭が それに近い馬 となるだろうか。
言葉に置き換えるなら
⑦ヨシノイースター&⑫テンハッピーローズはそれなりの率
勝ちをも含めた馬券内の期待が持てそう
という感じ。高確率とまではいかない。いかないが そもそも
⑦ヨシノイースターは現在12倍台 ⑫テンハッピーローズも10倍弱。
どちらも複勝ですら 期待感はかなりありそうに私は思える。

ただ・・・少し気になるのがCBCなんだよね・・・昨年7月のCBC賞で
ヨシノイースターは3番人気で大敗。

①がヨシノイースターだったのだけど大きく出遅れた。
不利は0.21と計算したので結構大きい。大きいのだけど
直線もなすすべなく敗れている感じなのが非常に気になるのですよ。

直線向いた時に7馬身弱ってところの差。

逃げ残り決着で出遅れが結果的に展開上大きく響いたのは確か。
とはいえ・・・ちょっと伸びなさすぎじゃないか?
つまり何が言いたいか というと もしかしたら中京コースは
あまり得意舞台じゃないのかな?という懸念がある
 ってこと。

まぁ それが杞憂に終わる可能性も充分あるし、
何よりオッズ妙味はあるのだから
機械的に投入してしまう手は全然あるんだけど、うーん・・・
腕組みしながらガチで悩んでしまう(笑)

そしてもう1頭は ご存じの通り あの⑫テンハッピーローズなわけだ。

単勝208.6倍の超絶大穴配当となったわけだが、あれだけ推していながら
ちょこっとしか買えなかった後悔は未だに引きづっている。
X(旧Twitter)にあれだけこの馬の事を何回にも分けて呟いたのに
自分が◎打たないって一体どういう事だよ・・ と。
マジでこのレースのあと体調壊したわ!

・・・取り乱しました。
そもそもVマイルで大穴テンハッピーローズを注目馬としたのは
身体がマイル向きになってきている印象を持っていた というのが大きい。
もう1400<1600 と言う感じで。
だから 今回1200というのは適した舞台ではないのでは?
とは思うのだよね。通常の1200Mコースと違って 中京の1200は特殊なので
生粋のスプリンターじゃなくてもやれるコースではある。なので能力でここも勝ち負けする可能性はそれなりにあるのだが。
前走大きな魚を逃しておいて 後追いするのもどうか という
博打的悪手を打つ事への抵抗もあるよね。
だから今回ここも正直◎としたくない。
満点に近い2頭
⑦ヨシノイースター57k 280.2(57k) 278.1(57k) 280.7(57k)
⑫テンハッピーローズ56k278.9(55k) 278.4(55k) 291.9(56k)
に◎を打たない のなら
残った馬から決めていかなくてはいけないわけだが
さすがに 270をも2回超えてない馬は軸に相応しいとは言えないか。
ならば 
➃ストーンリッジ57k  264.1(55k) 270.9(57k) 282.3(55k)
⑮アサカラキング57k  288.8(57k) 281.3(58k) 265.1(57k)
⑯カリボール57k    275.7(57k) 279.8(57k) 255.3(56k)
⑰トウシンマカオ57k  287.6(57k) 267.8(58k) 273.4(57k)
⑱ママコチャ57k    290.3(56k) 285.3(56k) 260.7(56k)
この5頭。➃ストーンリッジは先ほど言ったように1年1か月のブランクあるので 
⑮アサカラキング57k  288.8(57k) 281.3(58k) 265.1(57k)
⑯カリボール57k    275.7(57k) 279.8(57k) 255.3(56k)
⑰トウシンマカオ57k  287.6(57k) 267.8(58k) 273.4(57k)
⑱ママコチャ57k    290.3(56k) 285.3(56k) 260.7(56k)
この4頭から としようか。ならば推したいのは断然⑮アサカラキングだ!

推しポイントの一つ目
中京での1勝クラスの勝ちっぷりの良さ。

⑬番だったアサカラキングは中京マイルで4角手前で逃げて先頭

坂を上ってからむしろ後続を引き離す勢い。それが最後ではバテバテの辛勝
となるわけです。

つまり どういうことか。距離は長かったがコース適性は感じた
ということ。
推しポイント二つ目

オッズの甘さ。複勝でも500円前後の推移。
馬券内に来る可能性は決して高くはないかもしれないが
少なくとも20%以下って事はない気がする。(気がするだけなのだが)
なので 私的にはオッズは充分見合っている印象だ。

推しポイントその三。
前走の敗因がはっきりしている点。前走の函館スプリントSは
1番人気に推されながら9着大敗だったが、スタートで後手からのダッシュで脚を使った点と、厩舎が言うにはメンタル面の問題も大きかったとのこと。もしかしたら洋芝も向かなかったかもしれない。
何よりハナを奪い切れなかった点も大きいのだろう。
で・・・今回も多分ハナは切れないと思う。というのも⑬ピューロマジック
の存在があるからだ。テンはピューロマジックがかなり速い。しかも53k。
なのでそれ程やりあわずに控える(控えさせられる)形になると思うのだが
そこで 前走大敗時の番手追走 の経験が生きてくるのではないか?

・・・同時に

不安点もその部分

今回⑬ピューロマジックだけでなく ⑮アサカラキング
⑩テイエムスパーダなども前に行く。⑱ママコチャや②アネゴハダ
それから⑦ヨシノイースターも切れないので前でレースしたいクチ。
さらに③グレイトゲイナーや⑰トウシンマカオもゲート次第では前。
他にも候補がいる。馬場は土曜の1勝クラスを見ても
前有利の芝質だろうが、展開想定は差し有利 となるかもしれない。

そのくらい前は激戦だ。ちなみに前は激戦見立てだが
決着時計は1分6秒台は望めず、1分7秒2~4程度の想定。前が残る決着なら
7秒5~6もあるか。
差し馬有利の展開を考えて その手のタイプに◎ も考えたのだけど

ちょっと待てよ と。

前走なんかを見て貰って分かる通り ピューロマジック(⑫)は
ゲートは普通も そのあとが滅法速い。今回も53kなのだから
当然ハナは楽に切れる。他の先行勢が 突っかかって行く余裕もないまま
ハナを奪う筈
だ。これだけ速いならば 割と他の逃げ馬も番手やそれ以下に
収まり 意外と隊列はスンナリ もあり得るんじゃないか と考えた。
⑭ダノンスコーピオン辺りの差し馬が絡んだ3連単大穴馬券 なんてのも
展開の数%(10数%かも)はあるだろうが、逆に前決着のスタミナ比べ
もそれなりにあるのでは?

私は今年のセントウルSを 前決着で組んでみました。
正直過去に例がないくらい悩んだけど。。。。。

◎⑮アサカラキング
〇⑦ヨシノイースター
▲⑬ピューロマジック
△⑰トウシンマカオ
△⑫テンハッピーローズ
△⑱ママコチャ
△⑤サウザンサニー


★京成杯AH GⅢ

⑩アスコリピチェーノが断然の1.9倍。
ただ NHKマイルからの直行組ってのは過去 あまり好走例がない印象
印象だけで語るのもアレなんで 実際調べてみた。
過去13年まで遡った。(ダルかったっす)
【0・0・2・7】となっている。9頭該当して3着が2度。
近年で言うと 21年に NHKマイル1番人気で3着だった
グレナディアガーズがこの京成杯AHにハンデ56kで出走して3着。
3着と言っても0.1差だったので勝ち負けは出来ていた という判断。

では このグレナディアガーズのNHKマイルとアスコリピチェーノの
NHKマイルを比較してみようか?

24年 NHKマイル2着 アスコリピチェーノ 実質1.34.4 実上がり34.875
21年 NHKマイル3着 グレナディアガーズ 実質1.33.8 実上がり35.738

上がりはアスコリピチェーノが大きく上回っているが実質時計が
0.6秒程の開きがあるので 上がりを含め換算すると
0.25秒程グレナディアガーズのNHKマイルの方が良かった
という感じになるだろうか。牡馬だったグレナディアガーズのNHKマイル斤量は57k 牝馬のアスコリピチェーノは55k。2kの開きがあるわけだが
21年の京成杯AHでグレナディアガーズは56k、対しアスコリピチェーノは
今回55.5k

文字にすると以下のようになる。
ただでさえ年度こそ違えどグレナディアガーズのNHKマイルの方が優秀だったのにNHKマイルでは2kあった差が京成杯では0.5差。
つまり 

アスコリピチェーノは決して楽ではないハンデを課せられたにも
かかわらず圧倒的1番人気の1倍台の支持を受けている


ということ。それでも勝つ可能性は高いかも知れないが
私個人としては とてもじゃないが このオッズで触りたくない
というのが偽りなき気持ち。
 
270p以上を太字としておく。
出負けなどの補正に対しての距離補正は掛けてない
負けがデフォルト化している馬も一応補正対象としている
(意味が分からなくても そもそも気にしないでいいです)

①カテドラル58k    281.6(58k) 259.8(58k) 249.3(58k)
②ディスペランツァ55k 261.0(57k) 258.2(57k) 272.7(55k)
③キャットファイト52k 244.4(55k) 253.1(55k) 216.9(55k)
➃ディオ57.5k      254.1(57.5k) 276.9(58k) 282.2(57k)
⑤ショウナンマグマ57k 280.2(57k) 265.8(58k) 266.0(58k)
⑥エエヤン57.5k     256.5(57k) 285.0(57k) 199.7(57k)
⑦キタウイング52k   252.0(56k) 255.0(56k) 233.4(55k)
⑧サンライズロナウド56k282.3(57k) 海外       276.2(57k)
⑨エアファンディタ58k 281.2(57k) 275.4(60k) 282.0(60k)
⑩アスコリピチェーノ55.5k266.6(55k)  274.1(55k)   274.1(55k)
⑪ジューンオレンジ53k 273.3(55k) 258.5(54k) 254.4(54k)
⑫オーキッドロマンス56k260.4(57k) 254.0(57k) 285.3(53k)
⑬セルバーグ57k    261.5(57k) 270.3(58k) 224.0(57k)
⑭ドルチェモア55k   223.5(56k) 248.4(57k) 245.0(56k)
⑮タイムトゥヘブン56k 270.0(57k) 255.9(57k) 261.0(57k)
⑯コラソンビート54k  260.0(55k) 260.4(55k) 232.8(55k) 
 

◎候補としては以下の4頭(太字二つ以上)からがいいのではないか。
➃ディオ57.5k      254.1(57.5k) 276.9(58k) 282.2(57k)
⑧サンライズロナウド56k282.3(57k) 海外       276.2(57k)
⑨エアファンディタ58k 281.2(57k) 275.4(60k) 282.0(60k)
⑩アスコリピチェーノ55.5k266.6(55k)  274.1(55k)   274.1(55k)

っと・・その前に一つ。⑫オーキッドロマンスなのだが
⑫オーキッドロマンス56k260.4(57k) 254.0(57k) 285.3(53k)
前走突然の好数字。実は3走前の260.4もGⅢファルコンSを2着時のものだけど 時計は平凡。53kだった前走パラダイスSがズバ抜けて高評価となったわけだが、極端な話 このまま53k据え置きハンデならば まず今回も勝ち負け濃厚だったはず。ハンデ師も当然そこは理解していて まさかの56k
古馬とのハンデ差はほぼ無くしてきた(笑)
ちょっと凄い乗っけ方だよねー。
まぁそれでも今回 前走以上の走りが見られれば 上位も充分

⑩アスコリピチェーノは冒頭に述べたように ハンデが重い。
ハンデが重いと感じるのにオッズが1倍台。◎は打てない。
⑨エアファンディタは60kなどを背負ってもこれだけの数字を叩けるので
58kなら ってところだが、今回は10か月の休み明け。
走りも

後方一気の追い込みタイプであり
開幕の馬場では脚質不利も否めずってところで◎は打ちづらい。


よって◎は 私的に二択。
➃ディオ57.5k      254.1(57.5k) 276.9(58k) 282.2(57k)
⑧サンライズロナウド56k282.3(57k) 海外       276.2(57k)

オッズ的にも より甘いし 何より斤量も1k下がる⑧サンライズロナウドを購入する意欲大 なのだが、躊躇してしまうのが一つ・・・・

横山典弘騎手なのだよね。。。。。騎手は基本考慮しない がスタンスなのであまり書くべきではないのだが、どうにもこうにも 後方ポツン が多すぎる。なんで依頼が減らないのだろう。歳重ねて 年々騎乗が意固地になってきている気もします。

前走関谷記念も後方⑯番手から。最後は32.5という超絶上がりも
6着まで。ってか届くわけないのよ・・

今回は開幕週。元々逃げたりもしてたサンライズロナウドなので
本来自在寄りだとは思うのだが・・・正直騎手の判断次第よね。

後方ポツンなら潔く諦めましょ。

騎手は気にせず 買いたい馬を強く買うよ

◎⑧サンライズロナウド
〇➃ディオ
▲⑩アスコリピチェーノ
△⑫オーキッドロマンス
△⑨エアファンディタ
△②ディスペランツァ
△⑥エエヤン

ちなみに◎④ディオならば逃げの手に出そうな
⑬セルバーグ辺りも印入れると思う。今回は◎⑧サンライズロナウドなので
上記の印としました。

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