見出し画像

ダービー予想


それにしても 先週は参った(悲)
考察を書き終えた時点では しっかり書けた と満足だったのだが
結果は真逆。とにかくリバティアイランドが強すぎた。
枠や展開に恵まれた とはいえ 異常な強さ だった。
10年ベースでみても オークスどころか ダービーに出走していても
勝っていたであろう年度は6~7度
程あると思われる。
紛れもない怪物誕生なのだが それにしてもここに来て
とんでもない牝馬があらわれたもんだね・・
オークスの影響が少なからず精神的にある と自己判断していたので
今日(土曜)の競馬は少し控えめにしておいた(全部で7レース購入)が
控えめじゃない負け をくらい また今年トータルがマイナス域に転落。
まぁ自分で言うのもなんだが 少々の事では動じないがね。


ざっくりとした評価をしておく。
当然ながら 枠や調教や騎手は考慮せず あくまで能力のみ
で出しているのであしからず。
毎度言っている事だが 内枠超絶有利なレースなので
多少皆さんで±してもらえれば。
能力評価トップの⑤ソールオリエンスを S+ と見立てた場合の
他馬評価 となります。オークスの数字はリバティアイランドだけ
とんでもなく抜けた数字となっていたが 今回はそこまでの差はない

①ベラジオオペラ    A-
②スキルヴィング    A
③ホウオウビスケッツ  D+
④トップナイフ     C+
⑤ソールオリエンス   S+
⑥ショウナンバシット  D
⑦フリームファクシ   B
⑧メタルスピード    D-
⑨グリュネグリーン   E
⑩シャザーン      D+
⑪ハーツコンチェルト  C
⑫タスティエーラ    S
⑬シーズンリッチ    D+
⑭ファントムシーフ   A
⑮ノッキングポイント  C+
⑯パクスオトマニカ   D-
⑰ドゥラエレーレ    D-
⑱サトノグランツ    B-

上位順にすると

⑤ソールオリエンス   S+
⑫タスティエーラ    S
②スキルヴィング    A
⑭ファントムシーフ   A
①ベラジオオペラ    A-
⑦フリームファクシ   B
⑱サトノグランツ    B-
④トップナイフ     C+
⑮ノッキングポイント  C+
⑪ハーツコンチェルト  C
③ホウオウビスケッツ  D+
⑩シャザーン      D+
⑬シーズンリッチ    D+
⑥ショウナンバシット  D
⑧メタルスピード    D-
⑯パクスオトマニカ   D-
⑰ドゥラエレーレ    D-
⑨グリュネグリーン   E

またお前は 断然の一番人気にケチをつけるのか!
と言われそうだが、ソールオリエンス
かなり怪しい と言わざるを得ない。
枠に関しては絶好を引いた。ほんとに抽選してるのかね?
と思わず言いたくもなるような絶好枠。まぁそれをここでどんだけ言ったところで何が変わる訳でもないので この程度にしておくが
お膳立てが全て揃った状態なのを承知の上で 勝てるのか怪しい と思っている。オークスでも同じような事を言って散々だったのだが 
リバティアイランドはそもそも能力評価自体は抜けていた。今回はそこまでの差ではない。もっと⑫タスティエーラを評価すべき と考えているのだ。

皐月賞で⑤ソールオリエンスと⑫タスティエーラの差は0.2秒
1馬身と4分の1 というところ。では この差を踏まえて どちらが強かったのか? というお話。

「そりゃ0.2差で⑤ソールオリエンスが勝利してるんだから
ソールオリエンスの方が強かったにきまってるでしょ!」
という大方の意見があるから 今回前売りオッズで

⑤ソールオリエンス1.8倍
⑫タスティエーラ 9.5倍
という圧倒的な差になっているのだろう。
大袈裟に言えば 皐月賞0.2差が約5.3倍のオッズ差を生んでいるのだが

では 以下を読んだ上でも 妥当なオッズ と捉える事が出来るだろうか?

14年皐月賞 実質ペース 1000M=60.40
15年皐月賞 実質ペース 1000M=59.85
16年皐月賞 実質ペース 1000M=58.85
17年皐月賞 実質ペース 1000M=59.95
18年皐月賞 実質ペース 1000M=59.25
19年皐月賞 実質ペース 1000M=59.70
20年皐月賞 実質ペース 1000M=59.40
21年皐月賞 実質ペース 1000M=60.45
22年皐月賞 実質ペース 1000M=60.70
23年皐月賞 実質ペース 1000M=58.30

分かるだろうか?過去10年ベースで見比べても
ぶっちぎりで前半が速かったのが昨年の皐月賞なのだ。
このペースで逃げや先行はまず無理 というレベル。

16年の58.85ですら かなり速くて 前は厳しいのだが

この年は道中14番手~10番手にいたディーマジェスティが戴冠
二着のマカヒキも17~13番手。唯一サトノダイヤモンドだけ が
8~5と中段よりやや前での競馬で
(不利もあった)強かった と言えるわけで。

今年の皐月賞は そんな16年を遥かに凌駕する58.30 なのだ。
前にいればいるだけ損 後ろにいればいるだけ得 という流れ。
そんな中で

ソールオリエンスは1頭だけ次元の違う脚(に見えるだけ)で上がり35.5という圧倒的最速で 他馬を並ぶ間もなく抜き去ったわけだが
そりゃそうだ。前はあれだけ厳しいペースだったのだから 後ろから
凄い脚で追い込んだようにどうしたって見えてしまう。だって前は止まってるんだよ?

タスティエーラは先行やや後ろ。ここで個別ラップが生きてくる。
タスティエーラの1000M通過実質は59.36
皐月賞10年ベースの平均1000M実質は59.685

つまり 

平均的な皐月賞逃げ馬よりも1000M通過時点で前にいた

わけだ。これは 普通なら(馬券内から)消えて当たり前。
そんな厳しいペースを0.2差の二着に残したのがタスティエーラ

一方 ソールオリエンスは恵まれ過ぎた流れの中で の勝利。

前にいかなかった のではなく いけなかったのが功を奏した

というわけだ。その上で0.2差を考えてみてほしい。
少なくとも 互角以上 と私は思うのだが。

ただ 今回 偶然(抽選してるらしいので・・)にも
ソールオリエンスは⑤番枠 という絶好を引いた。
タスティエーラは⑫番枠・・・・
ある程度の位置につけたいタスティエーラにとって
⑫はかなり不利。距離ロス防ぐ為に ラチ沿いを取りたいので
それがほぼ取れなさそうなこの枠は猛烈に痛い。

枠の差 で0.2秒以上の差が 正直ある

とは思う。しかし それで言うなら ジョッキーはどうだ?

基本 私は騎手は気にしないスタイル。
ってか 気にしても分からないので 考えない 事にしてるのだが、

それでも敢えて言うなら

ソールオリエンス 横山武史
タスティエーラ  ダミアンレーン

レーンの方がかなり上 の印象だ。個人的には騎手の中でもトップクラス
と思っているのがこのDレーン。前にも言ったが 何しろ馬の背で動かない。無駄な動きが殆どなく 勝負どころの4角まで極力馬に負担を掛けない
乗り方をしているように見受けられる。ただでさえ2400Mという距離との闘いがある。枠で不利は出たが それも乗り方ひとつである程度のカバーは可能と判断したい。さすがにラチ沿いは取れないが、何とか2列目をキープし
直線はやや外へ。距離ロスを抑えて戴冠を期待したいところだ。

先週のオークスのようには買わないが40P前後の勝負はしてみる。

◎⑫タスティエーラ
〇②スキルヴィング
▲⑭ファントムシーフ
△⑤ソールオリエンス
△①ベラジオオペラ
△⑦フリームファクシ
△⑱サトノグランツ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?