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#17 【馬コーチング】ウマくできたわけを聞いてみる。

先生との関りや
馬との触れ合いを通じて
コミュニケーションを"体得"して欲しい!
と、いうのが
前回までのおはなし。

今回は、
わが家で実践していることを書きます。

~うまくいった理由を尋ねる~

わが家での話題は、もっぱら「馬」🐴

「今日は〇〇に乗った」
「えー!まだ乗ったことないよ」
「ここが難しかった」
「こんなことがあった」etc.

色んなエピソードが飛び交います。

どんどん上達する娘苦戦する親。

ヘタクソな親は
頭で理解しようと
必死で彼女に尋ねます。

「"どうして" そんなに上手なの?」
「"どうしたら" そんな風にうまく乗れるの?」

こんな風にわが家では
「うまくいった理由」
聞くようにしています。

娘は
「"なんで"って聞かれても…
 乗れちゃうものは乗れちゃうんだよなぁ」

と、戸惑いながらもアドバイスをくれます。

娘が生まれる前になりますが、
夫婦でコーチングを学びました。

『相手に「なぜ?」と問うことは
 否定形として届く』


◆『疑問形は否定形』(になりがち)
 と、教わりました。

確かに、失敗した時に

 なんで?
 どして??

と聞かれると

理由を聞かれているだけなのに
責められているような気分になります。


逆に、上手くいった時に
「どうして(上手くできたの)?」
と聞いてもらえる機会は
圧倒的に少ない気がします。

乗馬に関しては
上達の速度はもちろん
レッスンクラスも
娘の方が "上" なので

必然的に
"上手くできた理由"
を聞く機会が増えます。

この問いをきっかけに

自分の ”内側” にある言葉を

娘自身が探しにいき

見つけて

つかんで

自分の "外側" に引っぱり出す作業に
繋がればいいな、と思っています。

出来なかった理由を聞いて
ネガティブ感情を
強化させてしまうのではなく

どうして自分は上手くできたのか?
を、言葉にして顕在化させる。

「成功までのプロセスを追体験する」
「成功体験の記憶を増やす」
ことは

目の前に "少し難しいこと" が現れた時に

「やれるかも」
「やってみよう」

とチャレンジするきっかけに
なるように思います。

”失敗した話”を
積み重ねるより

”上手くいった話”を
積み重ねていく人生の方が

「自己肯定感」が上がりそうですよね。

娘の様子をみていると、
話しているうちに

「あ。だから上手くできたんだ」

と、自分なりの"気づき"があるようです。

ママ山としては
一度は無気力になってしまった
"眠り姫" が

こんな風に
目をキラキラさせて
嬉しそうに話す姿を見られたことが
心から嬉しいです💕

眠り姫の話はこちら→[#4【子どもの習い事】眠り姫、学校に行けない]


眠りから目覚めさせてくれたのは


白馬に乗った王子様…


ではなくて

(→乗り物のほう)だった。。。

という埼玉のメルヘン物語。

つづく…




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