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勝手に広報大使vol.1:「京都・無鄰菴」編

2024.08.31 追記📝
元々「趣味体験記録」という名目で本記事を書いていましたが
自分の体験記録用だけではなく「大好きな場所を広めたい!ファンを増やして、大好きな場所や人の応援がしたい!」という気持ちが自分の中にあることを発見。
そこでvol.2以降は「勝手に広報大使」シリーズとして執筆していこうと決め、タイトルを修正しました。
冒頭の文章は趣味体験記録時代の名残ですが、そのまま置いておこうと思います。

せっかく訪れた場所や、美味しかったご飯、楽しかった体験etc……
本当に良かった!!!という気持ちは残っているものの、人間である以上どうしても忘れてしまいます。

そこで私は私のために、こんな幸せな人生だったのだということをいつか(見返すのかどうかも知らんけど)いつでも見返すことができるように、記録を残して行きたいと思います。そのためあまり専門的な解説ではなく、見たまま感じたままを書くつもりです!!

あとは、なんかどっか行きたいけど、どこに行けばいいのかわからん!といった迷える子羊に向けて、少しでも役に立つレポにもなればなあ…とも思っており。エッセイ的な要素とレポ的な要素が、混在する内容になりそうな予感もしています・・・・😺気にせずに読んでもらえるといいな。。

尾瀬のレポさえ1年経ってもまだ書けてないというのに……
いやしかし時間は有限……どちらもゆるゆる書いていくぞ!_✍


なんで無鄰菴に行ったの?

実はワタクシ、Youtubeで配信されている、「ゲームさんぽ」シリーズが大好きで…その編集者である「いいだ」さんがTwitterにて無鄰菴について呟かれており。そういえばここ、Googleマップで行きたいところリストに追加してたぞ?(※当方、Googleマップで行きたい場所を保存するのが趣味)と思い出したのがきっかけでした。

行ってみてどうだったの?見どころやポイントは?

心安らぐ時間を過ごせて本当に幸せでした。
本当に衝動に任せて行ってよかった🏃‍♀️💨

まず大前提、無鄰菴さんは「予約必須」で人数制限を設けています。
(詳細は無鄰菴さんのホームページで〜!)

私は朝の9時からの予約をとりました。
そのため朝イチの無鄰菴!という前提でこちらの記録も残していきます。

ちなみに、、、夏の朝の京都は暑いけど涼しくて、比較的観光客も少なくて。
落ち着きのある充実した時間を過ごせるし、朝イチに現地に着いてのんびりして帰宅しても、まだお昼過ぎ!といった超贅沢な1日にできるのでとっても大好きです・・・関西在住の特権ですね。

おもしろ&幸せポイントは大きく2点でした。

①東山へのこだわりと、動きのある庭園
②お庭を見ながら食べるお菓子が美味しい

①東山へのこだわりと、動きのある庭園

無鄰菴さんに着くと、受付の方が9時30分から無料でお庭の解説がありますよと教えてくださり、参加させていただくことに。

解説は「母屋」という場所で聞きました。
母屋には座布団や座椅子が敷いてあって、既に何名か他の観光客の方々がいらっしゃいました。朝イチだったためか、人はちょうどいいくらいの人数で、多過ぎず少な過ぎずといったところでした。

▼写真1:頂いたパンフレットから、無鄰菴の全体図
「9:30」のメモの場所が、解説を聞いた母屋。
母屋から見た庭園全体は、細長い三角の形をしています。

そこで10分ほど、お庭の関係者のかたが解説をしてくださり、こちらの解説がめっちゃ面白かった。
山縣氏の東山へのこだわりや、既存の日本庭園に対して自分は何を作りたいのか、といった想いを知った上で実際のお庭が見れるって幸せすぎます。

解説を聞いたり実際にお庭を見て、確かに今まで見たthe・日本庭園!とは、また違った印象でした。
全部は記載できてないのですが、、覚えているのが下記↓

#無鄰菴の見どころポイント

①東山を主山(山縣の造語)にしている
:借景(日本庭園を作庭する際の技法の一つ。敷地の外にある実際の山や川の景色を庭の要素として取り込むこと)という言葉を借りると、山が脇役のようなニュアンスになってしまうため、「主山」という造語を用いながら作り上げていった。
:全体を通して、主山である東山とお庭に一体感が生まれるようにデザインされている。
:たとえば移動させるのにもお金がかかる「景石」を、立てずに寝かせて設置することで、東山や庭園全体へ向けられる目線が景石によって遮られないようにしている、など。(写真2参照)

②芝生を生い茂らせている
:この庭園を見ることで、故郷(山口の萩市)の景色を思い出したかった意図がある。
:上記のために、日本庭園でよく使用される苔よりも、芝生が生い茂る庭園を作った。(写真3参照)

③躍動的な川の流れをつくる
:水の流れが、奥にある山から流れているようなデザインになっている。
:庭の水は、琵琶湖の保水を直接ひいている。
:山縣氏は川の動きや変化、自然らしさを感じられる点に趣を感じており、静かで動きのない池ではなく川を作ることを優先した。(写真2・3参照)

▼写真2:母屋から見たお庭の景色
見えにくいですが、一番奥にある深い緑の部分が、主山である東山。
写真中央にある大きな岩が、横に寝かせてある景石。
景石のある丘は芝生でいっぱいです。
川は奥(山側)から手前側に流れるようになっています。
▼写真3:写真2より手前の部分
影になりやすい箇所は、苔もたくさん生えていました。
他の草花と共に生える苔の姿は、自然らしくて美しいため
山縣氏がそのままにしようと置いていたそうです。

これは少し関係ない話なのですが、故郷の景色を思い出したかったという山縣氏の想いを聞いた時に
私自身が今年の春、山口県の秋吉台カルストに行った際、一面緑色の大地を見たことを思い出しました。(これもまた記事にしたいな、、)

もちろん萩市と秋吉台の景色は全然違ったでしょうが🙇‍♀️
広々とした緑豊かな大地を見て、心穏やかになる気持ちは同じように感じていたので、つい思い出していたのでした〜

また川の流れそのものはもちろん、その川にいる生き物たちを見て
動きや変化というものを、別の角度で感じられたのも面白ポイントでした。

朝の庭園内の川で、雀が水浴びをしていたり、カエルや鳥の鳴き声が聞こえたり。
生き物大好きマンこと私にとっては、心おどる瞬間ばかりで・・・
側から見たら黙〜って静か〜に庭を楽しむ成人女性でしたが、
心の奥底では私の中の松平健がマツケンサンバを3周は続けて踊っていた心持ちでした。

▼写真4:雀が水浴びをして、カエルの声が聞こえる川。綺麗。

②お庭を見ながら食べるお菓子が美味しい

私が予約した際に、入園+飲み物+お菓子がいただくことができる¥1200のチケットも一緒に購入していたので、そちらをいただきました。

食事をするのは先ほどの母屋ではなくカフェ。
好きなお菓子と飲み物を選んで少し待つと、お庭を見ながら食事ができます。これこそが、私が待ち望んでいた贅沢だ・・・!!!

▼写真5:人がいないカフェからのお庭の様子
画面右側の、食べ終わった後の食器が置かれている席が、私が座っていたところです。

飲み物はビールも選べたみたいですが、お酒は得意ではないので冷えた抹茶に。
お菓子はどら焼きにしました。ふふふふふ

どら焼きにはロゴが書かれていて、このお庭の川の流れをイメージしたデザインだそうです。洒落ているぜ・・・
そして冷えた抹茶も夏には大正解の一品でした・・・

▼写真6:冷えた抹茶とどら焼き。
どら焼きには川の流れをモチーフにしたロゴが。

おわりに

軽く思い出残せたらいいな♪といったノリで書こうとしていたものの
書けば書くほど当時の思い出が脳内に思い起こされてきて、今めちゃくちゃ朝イチ京都に行きたくなっています。

この日は入園チケット代+往復の交通費+途中で買ったセブンイレブンのアイスカフェラテ=合計約¥4000弱、で、この活動を終えました。娯楽にしては実りがありすぎるし幸せ度合いが高すぎる。

これからもこの贅沢を続けたい、、
そして1人もいいけど、たまにこの贅沢を一緒に体験できる友達も欲しい、、、布教したい、、、

ということでおしまい
ありがとうございました〜

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