卒論日記②
遠野に来て二日目
今日は調査と題して遠野の街を練り歩いていました。
駅前の観光案内所で自転車を借り、遠野市の図書館、博物館、酒屋さんを周り
小腹が空いたのでお蕎麦屋さんに
舞茸天ざるを頬張っているとなんと偶然同じ民宿に泊まっているらしいイケメンの男性が、、
なんとなく一緒の席になり話してみると彼は京都の大学の院生で遠野のお寺について論文を書くために遠野に二週間滞在するそう
まさかこんなところで関西の大学生と遭遇するとは思わず、サービスのコーヒーを2杯も飲んでしまいました。
面白い出会いがあるもんだなーとしっかりお手洗いを済まし、外に出てみると
雨。
仕方がないので自転車は返却。一度民宿に戻ります。
民宿に戻るとオーナーのあばあちゃんがお茶は!?と食い気味に訪ねてくれます。
いただきますといっても何度も声をかけられるので急いでおばあちゃんのいる部屋へ
おばあちゃんはここにくる大学生はみんな孫みたいでかわいいのよとお茶をついでくれ、さらにはコーヒーも飲むでしょと僕の目の前にはコップ並々、熱々のドリンクが二つ並びました。
ちなみにこのおばあちゃん、耳が遠いらしく、さらには方言が強い。
こちらの意思を伝えることは至難の技です。
山盛りのハッピーターンを差し出しながら、何学部?と聞くおばあちゃん
僕が文学部 地理 ga…と言い切る前にあら文学部!文章書くのね遠野物語いいわよ どんどん書きなさい 仕事も文章書くんでしょ
と、あれよあれよと言う間に僕は文豪の卵というキャラを演じることになってしまいました。
その後はおばあちゃんの話を聞きつつ目の前に並んだ二つのドリンクを飲み干しまして、
そろそろご飯食べに行ってきますと部屋を出ました。
あー優しいおばあちゃんだな(半分ぐらい何をいってるか受け取れなかったけれど、、、)としっかりお手洗いを済まし、
また遠野の醸造所でビールを飲むため駅前へと向かうのでした。
まあここからは昨晩とほぼ同じなので省略します。
さて明日からはついに免許合宿です。
運転を身につけながら卒論を進められるのか、見ものですね
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