傷口が時間とともに腫れ上がり本当にヒヒみたいに仕上がって

その目は突き刺すように野沢を睨んでいたそうだ

馨はうつむいてメモをとりつづけた
それと同時にこれはもしやチャンスがきたのでは?と漠然と自分ではほぼ無意識と呼ぶに違いない考えが通り過ぎた

そして馨は自分でも本当に気づか

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