【うまホーム#3】ヘーベルハウスの建築現場見学会に行ってきた
こんばんは。
今回はヘーベルハウスさんの建築現場見学会に行ってきたのでレポートしておこうと思います。
実際建つ家の鉄骨の骨組みとヘーベル板が貼られているところまでできていました。
見学会の内容は以下の流れでした。
スライドでの説明
へーベル板・ネオマフォームの耐火実演
自由見学・説明
スライドでの説明は主に
・へーベルハウスについての概要
・実際の震災でへーベルハウスが火事や土砂崩れを止めたなどの実績紹介
・制震システム「極低降伏点鋼」の説明
などでした。
スライドで気になったポイントをいくつか紹介したいと思います。
へーベルハウスはなぜ都心部に多いのか?
へーベルハウスは都心部で圧倒的なシェアを誇っており、構造上3階建てなど狭い土地での有効活用が上手なこと、2階リビングに「そらのま」という外からの目を気にせずにくつろげるデッキを作れることから土地の狭い都会での人気が高くあります。
また、インターネットなどで検索すると「断熱気密が弱いので寒い地域には支部がない」といったことを見かけたりもします。これについては、震災などが起きた際にへーベルハウスが物資の配給などフォローに行けるよう販売区間を限定しているという側面があるようです。
鉄骨なので木造に比べたらもちろん条件的には寒くなりますが、断熱材のネオマフォームは旭化成しかつくれない優秀な断熱材ですし、そもそもへーベル板自体が断熱材の役割も担っているので一条さんのような気密性・断熱性を求めないのであればあまり気にすることはないのかなと思いました。
へーベル板とネオマフォームの耐火実験
まず最初にへーベル板の耐火実験を行いました。
へーベル板、タイル、サイディングの裏に断熱材をはめたものにバーナーを20分ほど当てて断熱材がどうなるかの実験でした。
ヘーベル板にはネオマフォーム、タイルとサイディングにはグラスウールでした。ちなみにタイルはサイディングの上にタイル貼ってるそうなので実質同じものらしいです。
結果はお分かりかと思います…笑
タイルとサイディングはグラスウールが黒く焦げていましたが、ヘーベル板はちょっと色が変わったくらいでネオマフォームは直後に触っても熱くないほどの遮熱をしていました。
隣で火災が起きた際にヘーベルハウスが延焼を止めたと言う実績があるのですが、ヘーベル板の耐火性能はとても高いようです。
ちなみに、「じゃあ家の中から出火したらどうなの?」とういうことでネオマフォームにもバーナーを当てて実験をしたのですが、ネオマフォーム自体が木のように炭化して燃えなくなるので、燃え広がることもなく有毒ガスが出ることもないそうです。(断熱の高い某工務店で使用されているウレタンフォームは燃えた際に有毒ガスがでるらしいです)
ヘーベル板もネオマフォームも旭化成でしか作れないので、この2つに魅力感じた方はヘーベルハウスおすすめです!
制震構造「極低降伏点鋼」
そもそもの構造躯体が強いラーメン構造や、木造だとピン構造、モノコック構造、制振にゴムダンパーを使用しているメーカーなどいろいろありますが、ヘーベルハウスは「極低降伏点鋼」という鋼材ダンパーになります。
鋼材が変形して衝撃を吸収する、という仕組みですが、ここらへんの耐震、制震に関しては鉄骨はとても強いとだけ覚えていればとりあえず大丈夫かなと思いました笑
住友林業のビッグフレーム構造は木造でもラーメン構造を実現していて強いイメージはありますが、ピン構造、モノコック構造はそれに劣りますし、耐震に関してはどこまで求めるかは人によって違ってくると思うので難しいですね〜。
ヘーベルハウスの基礎と鉄骨は4本のボルトで強力に固定されており、土砂崩れを止めたり、川の氾濫でも流れずなんなら流れてきた家も止めたりとなかなかの実績を誇っているようです。
耐震実験でも基礎ごと揺らして実験しているのはヘーベルハウスくらいのようで、いろんなメーカー見ましたが頑丈さはとても安心できるなと思いました。
メモとかせずに記憶だけで書いているので違ったりする部分もあるかもしれません、すみません。
ヘーベルハウス検討していて耐震、耐火など気になる方は是非建築現場見学行かれてみてください!
クイズの賞品でラップとか洗剤もらえます笑
長くなってしまって申し訳ありません。
最近へーベルハウスさんにだいぶ傾いてきているのでまた進捗をまとめたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!