U-MUSIC AWARDS
今年も残すところあと1日。音楽界では年の瀬に様々な賞が発表されることに乗っかり、我々もUMA x 音楽をテーマに、UMAにちなんだ楽曲、アーティストを和洋問わず、独断と偏見で発表する特別企画を開催!
題して、「U Tunes presents U-MUSIC AWARDS」!
とは言っても今年2021年の曲に絞るとネタが不足してしまうため、その辺りのルールはゆる~くさせて頂きます。
それでは早速行ってみましょう!
◆Best of Music Video賞
edda / 半魚人
とにかく、映像美と歌声に引き込まれる。この歌では半魚人=マーメイドの愛情、苦しみ、儚さといった様々な感情が溶け合い交じり合う様子を見事に表現している。日食なつこの「水流のロック」にも、どことなく似ている気もする。
◆最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞
初音ミク(デッドボールP) / 多分、ネッシー
King of UMAこと、ネッシーをモチーフに、シティポップ風の楽曲に初音ミクの歌声が見事にマッチ。メロディ、コード進行がお洒落だが、外界・人との繋がりを求めるネッシーの想いが儚く、そのギャップもGood。ちなみに、2番の歌詞ではモケーレ・ムベンベも登場。
◆最優秀新人賞
nessie / 西へ帰りたい
ネッシーをもう一つ。我々UMA CREW PROJECTがnoteで連載しているUMA会(怪)談でもご紹介したnessie(ネッシー)の楽曲。10年以上活動を続けているので新人ではないのだが、我々としては新たな出会いであることから、新人賞という位置づけ。
淡々としたリズム、無機質なヴォーカルに、ギターとベースがアドリブし合っているように思えて、絶妙な調和があり、歪んだ空間に入り込んでいるかのような不思議な感覚を覚える奇妙なポップミュージック。
◆最優秀カントリー楽曲賞
The Okee Dokee Brothers / Jackalope
鹿の角が生えたウサギこと、ジャッカロープ。キャンプファイヤーに時折現れるという言い伝えがあることから、MVでもそのようなシーンがあり。
トラディショナルなアメリカンフォークに乗せて、ジャッカロープを探すストリーがほのぼのさせてくれる。
◆最優秀ハード・ロック/メタル・パフォーマンス賞
POWERWOLF / Bête du Gévaudan
フランスに出現したオオカミに似たUMA、ジェヴォーダンの獣をそのままフランス語で楽曲タイトルに。演奏するのは、ジャーマンメタルの雄、POWERWOLF。クラシカルな曲調、ハードでドラマチックな展開がサイコー。ちなみに、学生時代、メタル好きの友人に「Rage Against the Machine」の話をしたら、ドイツのメタルバンド「RAGE」(レイジ)と勘違いしていて話が噛み合わなかった記憶が・・・。
◆最優秀ダンス・レコーディング賞
W&W / Bigfoot
オランダではクラブミュージックが大衆的な人気を得ており、数多の世界的DJを輩出、イベントも多数開催している。そんなEDM大国のオランダ出身のDJデュオによるクラブヒット曲。UMA界でも有名な猿人をタイトルに冠し、彼らの知られざる音楽ライフを垣間見れるようなMVが楽しい。
◆最優秀ロック楽曲賞
中川 翔子 / フライングヒューマノイド
しょこたんによるアニメ主題歌。空に浮かぶ人間の形をしたUMAがタイトルとなっているが、歌詞にUMAテイストは特にない感じ。しかし、正統派ロックを歌いこなす彼女のボーカリストとしての幅を実感できる一曲。ちなみに作詞作曲はBISHを手掛ける松隈ケンタ氏で、エモーショナルでドラマチックな展開が素晴らしい。
◆最優秀アルバム賞
水曜日のカンパネラ / 1st Album「UMA」
このアルバムでは、ツチノコ、チュパカブラ、イエティ、クラーケンといったUMAをタイトルにした楽曲が多数収録。ダンスミュージックをベースに、無機質でカオスな独特な世界観が堪らない。
そして、栄えある(?)大賞に選ばれたのは・・・
◆U-MUSIC AWARD大賞:ウマ娘
って、UMAじゃないじゃん!!
はい、皆さまのご意見もごもっともです。
ですが、ネットでUMAと検索するとウマ娘の記事が出るくらい、今年のエンタメ界の話題を牽引し、且つUMAのワードを世に広めてくれたウマ娘に感謝の意を込めて大賞とさせて頂きます!
もちろん、音楽的にも盛り上がり、展開、メロディ、演出などのツボを押さえた名曲揃い。個人的にもアニソンは大好物で、いつかU tunesでも取り上げたいなと。
それでは最後にウマ娘の映像、音楽をお送りしながら、本企画を終了したいと思います。寒い日が続きますが、体には気を付けてお過ごしくださいませ。来年もよろしくお願い致します!
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