
ユネコン 2021.5.20 ROADSHOW
■スクリーン1:モンスターパニック映画のすゝめ
2004年公開 アメリカ映画 「アナコンダ2」
配給:ソニー・ピクチャーズ
https://eiga.com/movie/52502/
癌の治療薬として期待できる「不死の蘭」を目指し、ジャングルの奥地へ向かう科学者一行。しかしそこは巨大なアナコンダたちの住処だった…
一行は無事に目的を成し遂げ、ジャングルから脱出することができるだろうか?
このサイズなら現実にいるかもなぁ…というサイズのアナコンダに次から次へと丸飲みにされていく。大きさが現実的なので、襲われることをリアルに想像でき、かなり恐怖を感られることだろう。
初めて一行がアナコンダに遭遇する湿地帯のシーンだが、一行の間を縫うように進むアナコンダはトラウマもの間違いなし!筆者が観たモンスターパニック映画の中で、最も印象的なシーンかもしれない…
アナコンダシリーズは全部で4本製作されているが、3作目以降は舞台がジャングルから街中に変更され、アナコンダも非現実的なサイズに変更されている。筆者としては、ジャングルという未開地で暴れるアナコンダが観たかったところだ…
噂ではアナコンダのリブートが企画されてるらしく、次作はジャングルで暴れるアナコンダに期待している。
■スクリーン2:UMA MOVIE 徹底調査隊
2020年公開 アメリカ映画 「アンダウォーター」
https://www.20thcenturystudios.jp/movies/underwater
深海約1.1キロメートルの海底施設でエンジニアとして働く主人公たち。
突然の大地震により海底施設が壊滅的な状態となってしまい、施設から脱出しようと試みる。しかし、地震によって覚醒した異形のモンスターたちが主人公たちに襲いかかる。果たして生きて地上に戻れるのだろうか。
「ニンゲン」をモデルにしたと思われるモンスターが襲ってくる映画で、深海で未知の生物に襲われる恐怖を体験できる映画となっている。
「深海47m」シリーズや「ディープ・ブルー」などのサメ映画にも共通するが、不自由な環境で襲われるのは何故こんなにも恐ろしいのだろうか。
また、本格的にモンスターが襲ってくるのは物語中盤以降だが、シーンの各所にモンスターが映り込んでおり、徐々に逃げ場が無くなっていく精神的恐怖も感じられるだろう。
主演は「トワイライト」シリーズのヒロイン(ベラ・スワン)役である「クリステン・スチュワート」。「トワイライト」シリーズで演じたキャラクターからは、内気で精神的に未熟な印象を受けたが、「アンダーワールド」では真逆のキャラクターとなっており、彼女の過去作を観たことがある方にも是非視聴してほしい。
■スクリーン3:あったらいいな こんなUMA MOVIE
架空のホラー/モンスターパニック映画のチラシを2本立てでお届け!
タイトル:「怪物亀のマルタ」
ある辺境の村で生まれ育った少年ココ。その村は規律が厳しく、外界との接触は禁じられていた。
村に同年代の子供もいない彼には秘密があった。村の隣の大きく深い森の奥で伝説の生き物「ンデンデキ」と出会い、マルタと名前を付け、いつしか心を通わすようになっていた。
ところがある日、村人にその様子を見つかってしまい、マルタが殺されそうになってしまう。ココとマルタは、森の奥の遺跡に逃げ込み、立てこもって、村の大人たちと戦う決心をしたのだった。
タイトル:「ハーキンマーモンスター」
今だからこそ、見たい!昭和の怪獣映画リターン!
1960年代に一世を風靡した「ハーキンマーモンスター」またの名を、フラットヘッド湖の怪物、日本ではスクリューのガー助として有名なモンスターが海を渡って、まさかの日本上陸!
巨大怪獣を前に果たして人類はどう立ち向かうのか。
徹底的な昭和の映画撮影の技法に乗っ取り、完璧に再現されたノスタルジックモンスタームービーが世界を騒がす!