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探検日誌:「パレットの裏 Vol.4」

「ミステリーサークルのお話」

嫌な天気続くなーと思っていたら、あっという間に思いっ切り夏、来ましたね!今年の夏も猛暑のようなので、どうか皆様ご自愛ください。

さて。読んで頂けましたかね?「パレット上の戦火」第6話。
おおかたの予想通り、今回のパレットの裏は、「ミステリーサークル」のお話です。

最近はめっきり聞かなくなりましたが、みんな一度は耳にしたことがあるであろうミステリーサークルとは、一体何なのか?
1980年代に謎の現象として注目され、1990年代には割りと世界的なブームとなり、様々なメディアでも取り上げられました。

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基本的には、突如として現れる円形状の紋様で、農作物がなぎ倒されてできています。そのサイズは様々ですが、比較的遠目で見なければ分からないような、巨大なものが多いです。
色々な図形を組み合わせた複雑なものもあり、とても正確に描かれています。英語ではクロップサークルと呼ばれます。

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原因は、これまた色々な説が出ましたが、やはり一番多かったのは、オカルト界隈のUFOや宇宙人説だったと思います。宇宙人が地球に宛てたメッセージ、もしくはUFOの離発着跡ではないかという話しです。
美しい幾何学的な模様であることや、ミステリーサークル周辺でUFOの目撃情報が多かったことが原因のようです。

その他にも、科学的な見解や、気象現象も疑われましたが、真実は謎のままでした。

そんな中、やはり現実的な方々が考えるのは、人為的に作られたものであるという線でしょう。


満を持して、名乗りを上げた人物たちがいました。

イギリス人の、ダグ・バウワーとデイブ・チョーリーの2人が、1991年に「自分たちが作った」と公表しています。彼らは1978年頃からミステリーサークル作りを始め、世間に注目されたことで、次々とミステリーサークルを作りだし、最終的には200以上ものミステリーサークルを作ったと話しています。この一件以降、「自分も作った」と公表する人が多く表れ、今ではミステリーサークルは、人為的なものであるという一つの結論に至っています。

だがしかし・・・
多くが、人為的なものとして片付けられてしまっていますが、本当にそれが全てでしょうか。
とても人為的に作ったとは思えない事例もありますし、何らかの超常現象である可能性も、完全には否定できません。

また、解明できていない謎もあります。人為的にミステリーサークルを作ろうとすると、作物を押し倒す為、どうしても茎が折れてしまう。ところが、一部のミステリーサークルの茎は、全く折れずに綺麗に曲がっていたという。人為的に折れ曲がった小麦は枯れてしまうが、そのミステリーサークルの小麦は、そのまま成長して収穫ができたという話しもあるようです。


不思議なものは、不思議なままがいいのかもしれませんね。


ところで近年では、こんなものも見つかりました。

海底のミステリーサークル

これは、なんとフグが作った産卵巣だそうです。
国立科学博物館調査チームが2014年、雌雄各1匹を捕獲し、調査を行った結果、このフグは新種と判明。「アマミホシゾラフグ」と命名されました。直径2mほどのサークルを作っているのはオスで、作った産卵巣にメスを呼び込み、産卵が行われます。一説によると、メスを呼べるか否かは、サークルの出来にかかっているのだそうです。
男性から女性への、渾身の愛のメッセージなんですね。まあー、素敵!


以上、最後は少し脱線しましたが、今回は懐かしの「ミステリーサークル」のお話しでした!


本編は、いよいよ地底からの侵略者ヴァーリアントと、地球を守るVEXとの直接対決に入っていきます!どうぞお見逃しなく!



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