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「最後のお話」
先週、とうとう完結しました「パレット上の戦火」。
最後まで、お楽しみ頂けましたでしょうか。長きに渡る連載というのは、とても大変でしたが、終わってしまうと淋しいものです…
さて、本日でこちらの「パレットの裏」も、同様にラストとなります。こちらも暫くお付き合い頂きました皆様、ありがとうございました!
そんなこんなで、タイトルは「最後のお話」ですが、何の話かというとラストなんで、2段構え!
1.コールドスリプのお話
2.終末世界のお話
以上、2点を最後にお送りしようと思います。
■コールドスリプのお話
主人公は宇宙空間で、「コールドスリープ」に入り、100年経過した後の地球を目指します。
現代においては、まだ確実には確立されていない(たぶん…)技術で、SFの話になりますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1649724816694-HawAQU06bL.jpg?width=1200)
Wikipediaさんによると…
コールドスリープとは、宇宙船での惑星間移動などにおいて、人体を低温状態に保ち、目的地に着くまでの時間経過による搭乗員の老化を防ぐ装置、もしくは同装置による睡眠状態。移動以外にも、肉体の状態を保ったまま未来へ行く一方通行のタイムトラベルの手段としても用いられる。SF作品にはよく出てくる手法である。なお、和製英語におけるSF用語であることから、英語圏で使われることはなく、冷凍睡眠や長期冷凍睡眠にはハイバネーション(冬眠)やハイパースリープといった語句が主に使われる。
一般にコールドスリープには、低温状態にして睡眠後に時々覚醒するタイプ、冬眠タイプ、冷凍タイプがあると考えられる。数十年以上もの長期間におよぶ惑星間の有人移動の際、それに必要不可欠な搭乗員の食料や酸素といった生命維持系、健康維持のための生活空間など、生活に要するものを少なく抑えることができれば宇宙船の質量を減らすことができ、その分だけ燃料を減らすことができるほか、備蓄スペースを別のことに利用できる。また、数十年以上をかけての有人移動には、人間の寿命との兼ね合いが生じる。このような点から、コールドスリープが選択される。一方、生命を保ったまま人間を冷凍させる技術や、長期冬眠をさせるための技術は確立していない。冷凍した場合、水分が凍結した時に起こる体積膨張によって細胞を破壊してしまうため、生命を保ったまま人間を冷凍できるかどうかなどの問題がある。
分かりやすい!
SF映画の辻褄合わせの部分が大きく、以前お話したワープの件と、その辺りは、同じ理由ですね。
なので、SF系のエンタメでは、多くの作品で使われています。
■映画
・2001年宇宙の旅
・猿の惑星
・アバター
・インターステラー
などなど。
私は、「エイリアン」シリーズがとても印象的でした!
■漫画/アニメ
・7SEEDS
・終末のハーレム
・手塚治虫作品
・カウボーイビバップ
・ガンダムシリーズ
などなど。
最近の人気作では、この後の終末世界の話にも通ずる「Dr.STONE」ですかね。
■ゲーム
・Overblood
・エネミーゼロ
・Fallout 4
・ファイナルファンタジーⅧ
・テイルズ オブ アライズ
などなど。
人気のシリーズ、バイオハザードでは、CODE:Veronicaが、ウイルスを適合させる手段として登場しました。
今年、リメイクされるらしいですよ。しかも、ファンメイドリメイクってまさかの一般のファンの方が、リメイクして発表されるらしいです。時代は進んでますね…
ただ、気になること書いてあります。
なお、本作は2022年に発売が予定されているが、開発チームは、カプコンが「バイオハザード」のIPに関するすべての権利を保有しているため、どの段階でもプロジェクトが中止となる場合があるとしている。
いや、そりゃそーですよね…
この辺で、次のお話。
■終末世界のお話
物語上では、100年が経過し、主人公は再び地球に降り立ちました。そこに描いた世界は、UMAの世界だったわけですが、そもそも終末世界をイメージして作っています。
終末世界とは、大規模な戦争や、自然災害、あるいは超自然的な事象によって、文明や人類が死に絶えた世界です。「ディストピア」や、「ポストアポカリプス」と呼ばれる、退廃してしまった世界感を描いたものや、そこから時間が経過し、植物に飲み込まれていった感じを描いたものなどがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1649744845903-Z0JBxcoQxt.jpg?width=1200)
ターミネーターの世界感が一番分かりやすいかもしれませんね。あのスカイネットの世界がまさにです。
スウェーデン人のアーティストSimon Stalenhagさんの描く作品が、すごく素敵です!
https://www.simonstalenhag.se/
日本人のイラストレーター、東京幻想さんは植物の浸食感が素晴らしいです。
https://ameblo.jp/tokyogenso/
映画やゲームでも、名作が多いです。
■ゲーム
・ファークライ ニュードーン
・The Last of Usシリーズ
・Fall outシリーズ
Days Gone、Dyning Lightなどのゾンビものも、ほとんどがそうですね。
最近の変わり種では、キッズに大人気の「星のカービィー」も、そんな世界感でした!(大人がやっても、意外におもしろいですよwww)
■映画
・マッドマックスシリーズ
・オール・ユー・ニード・イズ・キル
・クワイエット・プレイス
・トゥモロー・ワールド
こちらもゲーム同様に、28日後...やアイ・アム・レジェンドのようにゾンビものが多いですね。(アイ・アム・レジェンドは吸血鬼か…)
東宝株式会社とAlphaBoat合同会社が、共同運営するオーディションプロジェクト「GEMSTONEクリエイターズオーディション」の第6回目、「リモートフィルムコンテスト」のグランプリ作品「viewers:1」が、とても秀逸で、YouTubeで見て、驚きました。
アイデア1つで、エンタメはいかに輝くかという良い例ですね!
以上、今回は2本立てでお送り致しました。
本編の「パレット上の戦火」そして、この「パレットの裏」も、長きに渡り、お付き合い頂き、ありがとうございました!