ユネコン 2021.4.6 ROADSHOW
■スクリーン1:モンスターパニック映画のすゝめ
1998年公開 アメリカ映画 「ザ・グリード」 配給:東宝東和
https://eiga.com/movie/44752/
豪華客船という海上の密室の中で、次々と捕食されていく生存者達。
人間、モンスターが入り混じったバトルロワイアルの中、一行は無事に豪華客船から脱出できるだろうか!?
グロテスクなモンスターが豪華客船を乗っ取って人間を次から次へと喰いまくる、モンスターパニック映画となっている。
登場するモンスターは、純粋に「捕食する」ことが目的で、該当シーンは迫力満点!
腹減ったから近くを運航していた豪華客船襲ったろ!というノリなのだろう。
「エイリアン」シリーズが好きな人や、ゲームだと「デッド・スペース」をプレイしたことある人には特にお勧めしたい。
こちらの2作は宇宙船だったが、豪華客船に舞台が変わったと思ってもらえばわかりやすいかも。
ヒロインは若かりしファムケ・ヤンセン。元ボンドガールということで、ボンドガールっぽい見た目で、とても美人。
ファムケ・ヤンセンは同年に別のモンスターパニック映画「パラサイト」にも出演しているが、
こちらも筆者の大好きな映画の一つなので、また別の機会で紹介します!
■スクリーン2:UMA MOVIE 徹底調査隊
2002年公開 アメリカ映画 「プロフェシー」
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
https://eiga.com/movie/1605/
クリスマス・イブの夜、妻が謎の言葉とメモを残し事故死してしまう。
2年後、車で見知らぬ町(ポイント・プレザント)に迷い込んだ主人公は、不思議な事件に遭遇する。
やがて妻の死に関する手掛かりを発見し、自らも事件に巻き込まれていく。
UMA好きならご存知、ポイント・プレザント。そう、モスマンの映画だ。
モスマン事件についての調査報告と実体験をまとめた、「モスマンの黙示(The Mothman Prophecies)」が原作となっている。
原題は原作同様「The Mothman Prophecies」で、しっかりモスマンの映画とわかるのだが、邦題からだと全くわからない。
出演者も豪華なので、B級映画感を出さないように「モスマン」を入れなかったのだろうか。もっとUMA感出してくれていいのに!
主人公を演じるはリチャード・ギアで、映画自体は上品な仕上がりとなっている印象。リチャード・ギアはB級映画にあまり出演しない印象で、それも一因か?
UMA系の映画はモンスターパニック映画に仕上がりがちだが、大人向けのミステリー映画に仕上がっている。
ドンパチ戦うのも勿論好きだが、こういう落ち着いた映画も面白い。UMA愛好家は是非!
■スクリーン3:あったらいいな こんなUMA MOVIE
架空のUMA映画のチラシを2本立てでお届け!
タイトル:「コンリット」
東南アジアのある海域では、数々の船舶の通信が突然途絶え、消息不明になるという事件が相次いでいた。音信不通となった船の救助に向かう、主人公一行。そこには信じられないほどの恐ろしい怪物が生息していた・・・来るもの全てを飲み込む巨大生物と戦う、海洋モンスターパニックムービーの傑作!海上に浮かぶ船や人間は、全て奴のエサとなる!
タイトル:「DEEP FOREST」
とある森にキャンプをするため入り込んだ、男女4人組。その森には昔から得たいの知れない何かが潜んでいるという噂があった。近隣の住民の反対を押し切り、テントを張った4人は夜を迎える。
気づくと、何かが周囲を取り囲んでいた・・・
4人は近隣の住民から、これだけは絶対に守れと言われた言葉を思い出していた。
「ルールは一つ。後ろに気配を感じても決して振り返ってはいけない・・」