未来に正解はない?
子育てに正解はない
教育に正解はない
それは子どもたちが大人になった未来にわかることだから。
あるいはどんなに時間を経てもやっぱり正解だったかなんてわからないことかもしれない。
いい大学に入れた
いい会社に入れた
社長になれた
お金持ちになれた
有名になれた
ノーベル賞をとれた
どれも正解かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
あれこれ望んで子育てしても所詮思い通りになんていかないのだから、たった一つ願いが叶うならなにを望むか?
まあ、そんなことが前回のnoteなんですが、今日書き留めておこうと思ったことはその話とはまったく別で、
「未来に正解はないの?」
ということです。
最近、自分の中で、教育にしても、商売にしても、政治にしても、生き方にしても、未来に正解なんてないよね、だから今、色々なやり方があってもそれは否定せずにランダムウォーク理論(後述)で選択していけばいいよね、と考えることが多い気がして、じゃあ全てのことに対して、未来に正解はないの?ってふと疑問が起こったのです。
ランダム・ウォーク理論 (ランダム・ウォークりろん、英: Random Walk Theory) とは、株価の値動きについての「予測の不可能性」を説明する理論。相場の値動きを論じた多くの理論のうちの一つである。(詳しくはwikiでね)
さて、ここからが本題!
コロナという未知の問題に直面して、いま、何が未来にとって正解かはわからないかもしれない。
学校行かせるのがいいのか?
自粛がいいのか?
休業補償はどこまで必要なのか?
いつまで我慢すればいいのか?
とかね。
だから、ここはランダムウォークで、まず直近の、より精度が高く予測可能性が高い、これが正解かな?と思う選択肢をとっていけばいいのではと思っているのだけど、
だとしても、長期的には不正解かもしれない。
だけどそれは経験値として、未来にきっと役立つはず。
一度経験したことは、必ずしも予測不可能な未来じゃないから。
だから、未来に正解はない、
なんて簡単に片付けちゃだめなんだろうなあと。
昨日、配達に行ったお家のおばあちゃんが言っていた。
「なんかあれもう治ったみたいやな。前ほどテレビで見んようなったし。」
コロナって収束した???
ここでは収束したか、してないかは置いておいて、本題は
収束したからめでたし、めでたし。パチパチパチパチ!
はまずくない?
というか、
もったいなくない?
ってこと。
近い未来に、同じようなウィルス感染がないって言える?
また同じ危機に面するかもって思ってたほうがいいんじゃない?ってこと。
きっとそのときは今回よりもずっと賢く、冷静に対処できるはずだから。
(結論)
基本、未来に正解はない
だけど、生かせる過去の経験がある未来には正解に近い選択肢あるかも
と、当たり前のことを長々と書いてしまいましたが、人間往々にして、喉元過ぎれば熱さを忘れる。
「そういえばさ、前にコロナ流行ったときはアマビエさまにお祈りしたら治ったんだよね。」
みたいな会話が交わされる未来も予測できて、ちょっとだけ悲しいかも。
京都北部の山あいの小さな集落にただ1軒の小さな百貨店から田舎の日常を書いています。子供達に豊かな未来を残すためにサポートよろしくお願いします!