#私の心のこり
今年人生の分岐点だったと思う。離婚しました。自分だけなら何にも感慨深く考えたりしない。娘たちの人生も色々と変えてしまった。
やっぱり娘たちは母親のもとに行くのが世の常で、おれはまた1人になった。
またって言うのは、若い頃恋人を事故で亡くしていて、両親はいたけど恋人の存在すら伝えてなかったし、そんな話をするほど仲良くなかった。だからその事実を知らない。あの時おれは1人になった気持ちだったから。
心のこりって言うのは、娘たちの今からの時間を共有することが出来なくなったこと。母親の陰謀か娘たちの思春期の思考の結果なのか、娘たちはおれは嫌い、もう会いたくないって言っている。
おれはまわりからよく親バカって言われてた。そんな自分が嫌じゃなかった。なぜなら娘たちのこと大好きだから。甘あまな親もいるだろうが、おれは娘たちにはちょっと厳しいかなって思っても嫌われ役を演じてコゴト言ったり、怒ったり。母親は放任主義。余計に父親のおれのコゴトが嫌だったに違いない。
元嫁は家事も仕事中途半端、部屋中ものだらけで片付け下手。あんな風になってほしくないからと、いつも話せば娘たちには耳障りなことばかりだったかもしれない。
けど自分が気分悪いから言ってたんではない。娘たちには到底わかりっこないこと。
離れてしまえば今更の話。嫌われるような生活をしてきてしまった。何も言わずにいつも優しい父親してれば離婚しなかったかもしれない。
けど、元嫁はどうでもいいが娘たちに対してはそうではいられない。将来のこと考えてしまうしちゃんと躾けてあげたいし、物事のありようをわかる人間になってもらいたい。
けど間違えてました。子供が小さい親子はやっぱり一緒にいないとつらいもんです。楽しいことがあっても、すぐに娘たちと共有することが出来ないってさみしさが押し寄せてきて泣きそうになる。小さな子を電車の中で見てて知らずに涙ためてたことあったし、夜中運転しててラジオ聴きながら泣いてたり。つらいもんです。
娘たちに謝りたい。厳しい親父で悪かった、ゴメン。けどもう謝っても、今娘たちの心には届かない。それが私の心のこりです。
ひとりぼっちの誕生日、ひとりぼっちのクリスマス。そしてひとりぼっちで新年を迎えます。
ps.ロンドンブーツ何号に入れてください。何も取り柄ないけど。そしたら娘たち会ってくれるかな