ストラスペイ20の物語 EP01 レイクヴィラの快足娘!ドレフォン産駒の方程式を読み解く
こんにちは、UMA&ME(ウマアンドミー)です。
今回はDMMバヌーシーより募集が開始され出資が確定した愛馬ストラスペイ20をご紹介します。
少しでも本馬の魅力が伝わればと思いを込めて書きました。
ストラスペイ20 牝
2020年3月31日生 鹿毛
父:ドレフォン
母父:シンボリクリスエス
厩舎:栗東 武幸四郎厩舎
育成牧場:ノーザンファーム
セレクト落札額:4,100万円
募集額:4,500万円
一口:22,500円
クラブ:DMMバヌーシー
祖母ポップスはJRAに13頭の産駒を送り込み、目黒記念を連覇したポップロック、重賞2着3回のスピードリッパー、オープンまで出世したカノンコードなどを輩出。9頭で26勝を挙げています。
注目は父の母系に流れるデピュティミニスターと母父シンボリクリスエスがニックスであること。母系にデピュティミニスターの血を持つシンボリクリスエス産駒にはサクセスブロッケンやマチカネニホンバレ、サトノティターンなどダート中距離の強豪がズラリと並びます。
本馬も真っすぐ伸びた飛節からダート馬であることは間違いないでしょう。母の産駒らしく息長く、そして母以上に太く、走ってくれるはずです。(レイクヴィラファームHPより)
レイクヴィラファームのみなさんからは、ペイペイちゃんという愛称で可愛がられ愛情をたくさん受けて育ったようです。男の子にも負けない性格のようで、走るのが大好きな女の子です。
DMMバヌーシーの近況動画では、1歳馬ながら素晴らしいダッシュ力(もはや逃走劇?)を見せてクラブ会員のハートを鷲掴みしていました。セレクトセールから馬体重も+20kgと増えて馬体の成長もうかがえます。このまま元気に育ってほしいですね!
セレクトセール 価値のある落札額
セレクトセール2021ではリザーブ価格1,500万円スタートで4,100万円まで値が上がっていますから、とても需要があり走りそうな仔ということでしょう。値上がり率273%は、1億6,500万円で落札されたエースのメジロツボネ20にせまる数字です。
サイバーエージェント藤田氏やサトミホースカンパニー里見氏、アドマイヤで知られる近藤氏など高額落札馬の値上がり率は平均300%の数字になっています。クラブ購入馬としては少々お高く感じるかもしれませんが、それだけ期待値が高く最後までセリを降りず落札を勝ち取ったDMMドリームクラブに拍手を送りたいですね。
生産牧場としては愛情を持って育てた若駒が高く評価され、セレクトセールで得た利益はまた牧場に還元される。このように牧場は繁栄し、強い馬を作ることができる。私たち出資者は夢を追うことができ、また間接的に生産牧場も応援することができる。
牧場に恩返しをできたストラスペイ20。
いいよね、一口馬主ライフ。
父ドレフォンは米国チャンピオンスプリンター
ドレフォンDrefong 鹿毛 2013年生 米国産
USA 9戦 6勝、ブリーダーズCスプリント[G1-D6F]、キングスビショップS[G1-D7F]、フォアゴーS[G1-D7F]を勝利し、2016年エクリプス賞チャンピオンスプリンターに選出されています。ライバルホースには、G1ドバイゴールデンシャヒーンを2勝したマインドユアビスケッツ Mind Your Biscuitsがいます。
社台の期待通り 馬産地での評価は一級品
従来のアメリカのダート短距離馬は、ミスタープロスペクターの影響もあり硬い馬が多かったが、ドレフォンはダート短距離っぽくない馬体、柔らかさとしなやかさがある。
引退後は短めの背中付きでいかにも短距離馬だったが、日本についてから馬体に変化があり日本仕様に変わった。気性はとても前向きで気持ちが強い、スピードがあり芝でも通用するイメージがする。
このように馬産地ではドレフォンを高く評価する声が聞こえます。
産駒の評価と期待 2億5,000万円ホース誕生
初年度種付頭数は207頭。10頭の産駒がセレクトセールに上場され最高落札額2億5,000万円、平均落札額5,700万円とロケットスタートをきったドレフォン。
圧倒的な産駒実績を紹介します。
アドマイヤセプター2019(デシエルト)牡
母父キングカメハメハ ノーザンファーム生産
落札額2億5,000万円
ビキニブロンド2019(シンエン)牡
母父キングカメハメハ ノーザンファーム生産
落札額8,000万円
シナジーウィスパー2019(フェズカズマ)牡
母父ネオユニヴァース ノーザンファーム生産
落札額6,000万円
阪神新馬戦ダート1,200m 勝利
アロマティコ2019(ジオグリフ)牡
母父キングカメハメハ ノーザンファーム生産
落札額3,200万円
東京新馬戦芝1,800m 勝利
ユキチャン2019(ハイアムズビーチ)牝
母父クロフネ ノーザンファーム生産
落札額2,500万円
東京新馬戦芝1,400m 勝利
すでにデビュー戦勝利を収めている4頭の産駒のうち3頭がセレクトセール落札馬という衝撃の結果に。
産駒の傾向 ジオポンティの血
日本の繁殖牝馬は芝の長め(マイル以上)のレースを勝った血統が評価されているので、産駒も自然と芝に対応したり長い距離も対応できると思います。芝1,200~1,800mの新馬戦でも十分好走できるでしょう。
また、ドレフォンの父ジオポンティ Gio Pontiは芝レースで活躍しGⅠを7勝しており、距離も2,200mまでこなしている点も日本適性につながっていると考えられますね。
産駒の適距離はダートの短距離馬かと思いきや、4頭中3頭が芝で勝ち上がっており、4勝には6月26日の東京芝1,800mを上がり3F33秒3で差し切ったジオグリフもいる。(キングカメハメハ産駒の母アロマティコは現役時代、秋華賞、エリザベス女王杯ともに3着)
当歳時のいい部分が成長しても崩れにくいことや、繁殖牝馬の良さを引き出すやすい傾向もあると言われていますね。
活躍が楽しみなストラスペイ20の物語
父の成績や血統背景から早熟傾向があるので、早くから活躍できる産駒が多く出ると思います。さらに、ストラスペイ20は仕上がりが早いと言われる牝馬ですから、2歳戦から十分な活躍が期待できます。
近年の2歳戦データでは、芝は若干の牝馬優勢、パワーのいるダートは牡馬優勢と出ていますから芝ダート共にパフォーマンスを発揮できるドレフォン産駒の活躍はイメージできますよね。クロフネ産駒に近いものを感じます。
私のイメージとしては、2歳戦は持ち前のスピードで勝ち上がり、芝ダート問わず短距離路線から賞金加算してクラシックへ出走〜夏以降は短距離路線またはダート路線へ。このようなキャリアを歩むことができるのではないかと考えています。
クラシック出走へのポイントとなる重賞レースは、牡馬の場合マイル以上〜2,000mと皐月賞、そして日本ダービーを見据えた設定となっているため、かなりのスタミナと距離対応が求められます。しかし、牝馬の場合は阪神JF、桜花賞ともに芝1,600mでのレースですから、ドレフォン産駒でも十分パフォーマンスを発揮することができます。
母ストラスペイは芝1,800mで勝利していますし、母父シンボリクリスエスはBMSとしてダービー馬レイデオロを輩出。BMSランキングも2020年6位と安定していることも心強いポイントです。
一口馬主出資者としては、やはり目標はダービー制覇という方も多いとは思いますが、愛馬のポートフォリオには必ず入れておいた方がいい「短距離・ダート路線」の馬選び。まだお決まりでない方はご一緒にいかがでしょか?
ソダシのような活躍を 牝馬のドレフォン産駒を狙え!
ここまで読んでいただいた方は、新たに出資候補リスト入りに、またはもう一口出資したくなったのではないでしょうか?クラシック出走権の勝ち取り方が多様で、かつマイルG1がある牝馬戦線…これは狙い目でしょう。レイクヴィラファームで愛されて育ったペイペイちゃん、ぜひ一緒に応援しましょう!
牝馬のドレフォン産駒で母が芝レース勝ち&中長距離適正のある馬は迷わずGO!
実績が出てセレクトセールが値上がりする前にGO!
レイクヴィラファームを応援したい人は迷わずGO!
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UMA&ME