8/13(土)のラフィアン注目馬&その他平場のお話
今、丹内祐次騎手の話をしてましたよね?????
え・・・してない・・・?
そうですか・・・_(┐「ε:)_
はじめに
はいどうも、バーチャルサラブレッドのリュウタロウです。
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この記事では「明日のラフィアン注目馬」と称して「マイネル」でお馴染みのサラブレッドクラブラフィアンから出走する馬についての見解をお届けします。
普段はTwitterでツイートしているのですが、今回はnoteで実施します。
その他、ラフィアン以外の平場レースの見解もあるので、ぜひ最後までご覧ください!
明日のラフィアン注目馬(8/13)
それでは「激アツ」「ワンチャン」「指名なし」の順で見ていきましょう。
札幌6R(3歳未勝利/芝2000m)
😎②ヴァンデスト(丹内祐次)
まず「ローカル芝中距離のラフィアン×丹内祐次騎手」は激アツ度UPの条件。
前走は9着で優先出走権が取れず中3週の出走となったが、気性面と馬体重の維持に課題を抱えているこの馬にとっては逆にプラスとなるかもしれない。中間はずっと札幌で滞在調整されている点も加味すると、中1週や中2週で間隔を詰めて出走して馬体が減ったりやカリカリしたりするといった不安要素は少なくなる。
前走は稍重とはいえかなり馬場状態が悪く、400㎏前後と小柄なこの馬にとっては嫌なコンディションだった。加えて大外枠も引いて行き脚もつかなかったので、最後方待機からの直線一気という競馬をするしかなかった。最後は上がり2位の末脚を使って9着まで追い上げたが、さすがにこれでは馬券内は無理というレース運びだった。
記事執筆段階では札幌の馬場状態は稍重で、雨予報もないため良馬場に回復する可能性もある。回復しなかったとしても、前走が重に近い稍重だったので、同じ稍重でも前走よりは良いコンディションで走れる可能性は高い。
さらに今回は1枠2番を引いたので、立ち回りの上手さが光る丹内騎手の手腕に期待が高まる。ヴァンデスト自身、先行力はあまりなく途中からレースを動かしていくスタイルで走ってきているので、気性面も考慮すると外枠の方が良さそうとは見ているが、馬券内に来た過去2戦は最後の直線でインを選択している。そのため内枠はマイナス材料にはならないはずで、徐々にポジションを上げていきながら最後の直線で内目から猛追して馬券内を確保してくれると期待している。
新潟6R(2歳新馬/芝1400m)
😎②クライノート(柴田大知)
まず「夏競馬までの2歳新馬戦でビッグレッド系列の馬に騎乗する柴田大知騎手」は激アツ度UPの条件。
母マイネプリンセスという血統はクライノートを管理する畠山厩舎ゆかりの血統で、その母マイネプリンセス最後の仔となる。
兄と姉の成績を見ると、5頭いて初仔以外は馬券内の好走経験があり、うち3頭は勝ち上がっている。大物こそいないが安定感のある一族。
3世代続けてスクリーンヒーローが配合されており、2個上の全姉ヒットザシーンは柴田大知騎手で3歳の春に勝ち上がり、1勝クラスでも何度か馬券内がある。1個上の姉ヒメゴゼンは柴田大知騎手で新馬戦3着に好走したものの、小柄な馬体のせいもあり勝ち上がれず未勝利でもどかしい内容が続く。募集時の馬体写真を見比べると、クライノートは胴の長さなどがヒットザシーンの方に似ていた。募集時の段階からそうであるのなら「小柄で非力」という課題は抱えないタイプと見ている。
そんなクライノートを新馬戦という不確定要素が多いレースにおいて激アツ指名をした最大の理由は調教である。1週前と最終追い切りの映像を見ることができたが「これはとんでもないな…」というのが正直な感想。映像を見ながらニヤニヤが止まらず、「どっひゃー」と声も漏れてしまいました。
まず1週前追い切りは8/4(木)に美浦南Wで行われ、推進力バツグンの動きでコーナーの外々を回り、最後の直線に向いてからびっしり追ってラスト1F11.5をマーク。パワーのありそうなフットワークと、新馬向きの前向きな姿勢には目を見張るものがありました。
最終追い切りは8/10(水)に同じく美浦南Wで行われ、1週前にびっしり追ったのと輸送を考慮してタイムは抑えめだった。しかし直線に向いてからのフットワークに驚愕。鞍上の手は全く動いていなかったが、前脚の掻き込みから感じる推進力はものすごい。2週続けて柴田大知騎手が調教に跨っているので、初戦から動ける態勢は整っている。これでだめならしょうがないと割り切れる。期待したい1頭。
余談だがPOG馬を検討する時期に「ヒザに外傷を負った」という情報を得たため「デビュー遅くなりそうだなぁ…」と思い指名馬から外してしまった。結果夏デビューに間に合っているので、POG指名をしなかったことをものすごく後悔している。
※リュウタロウは指名馬10頭オール・ラフィアンでPOG大会に参加しています。
札幌8R(3歳以上1勝クラス/芝2600m)
😎⑩マイネルメサイア(丹内祐次)
丹内祐次騎手は今年の芝2600mで[3-3-2-12]という成績を残しており、得意な条件。特に父ステイゴールド系で挑んだ時は[3-2-2-4]と複勝率が63.6%まで上がるので、ゴールドシップ産駒のマイネルメサイアで挑む今回も期待したい。
マイネルメサイアも福島ではあるが芝2600mで勝利しており、前走も同舞台で3着と健闘した。前走は陣営が状態面に不安の声を漏らしていたので、そこそこのタイムで走破して3着に粘ったのは地力の高さを示した1戦だったと言える。そこから叩き2戦目となるので状態面にも上積みが期待できる。
過去にはダノンギャラクシー(現在[2-1-0-0]のセリ高額馬)やバトルボーン(現在[2-1-0-0]で新馬戦はダノンベルーガの2着)と戦ってきた経験もあるので、54㎏を背負えるここでは引き続きの好走も可能と見ている。
札幌11R(TVh賞/ダ1700m)
😎⑩マイネルクロンヌ(丹内祐次)
2走前に初めてダートを試して5馬身差の圧勝。前走は昇級初戦ながらも7馬身差の圧勝と、ダートに変えてから2連勝中。
父はBCディスタフ覇者のマルシュロレーヌも輩出したオルフェーヴルで、半姉には兵庫SCで3着、関東オークスで2着の経験があるポムフィリアがいるという血統をしているので、ダートで好走できてなんら不思議ない。
数字だけを見ると「逃げて連勝している」「上がり最速とはいえ38秒台」というところから「逃げられなかったら」「レベルが上がってどうか」とケチをつけたくなるだろうが、レース映像を見れば決して楽に勝っているわけではないことがわかる。
前々走は2角までは3番手という位置取りだったが向こう正面(ラスト800m過ぎ)で先頭に躍り出た。最初の1000mのラップが「12.7-11.5-12.4-12.6-12.4」と13秒台が登場しない緩みの少ないペースだったので、マイネルクロンヌはそれよりも速いラップを刻んで先頭に立ったことになる。これに加えて3角前に外から空馬が捲ってきて進路をカットされ減速。4角までは空馬のせいで内に閉じ込められ、最後の直線でも内から空馬を抜こうとしたら空馬に進路をカットされ、外に切り返すロスがあった。
このように、楽なペースどころかかなりきついペースで先行し、空馬に絡まれる不利も多々あった中、上がり最速で5馬身差の圧勝を演じたことになる。これだけきついペースなら上がりも38秒かかって当然。
前走はスタート後に躓きながらも強引にハナを奪って逃げ切った。2角までは外から番手の馬と競り合っていたため、ここでも決して楽に逃げられたわけではない。2角過ぎから単騎で逃げることができたが、向こう正面の途中から今回も空馬が上がってきて競りかけられた。レースラップを見ても「13.0-12.0-12.1-12.6-12.0-12.3-12.5-12.3-13.4」と、楽逃げできないペースの中、空馬のせいでひと息入れる余裕もなかったことがわかる。空馬を振り切ってからはそのまま逃げ切り。上がり3Fもメンバー最速で7馬身差の圧勝だった。
こういう背景もあるので、前走も上がりが38秒かかってしまうのは仕方がない。逃げ馬は自分のペースで気分よく行けるので強引なペースで逃げても残るケースがあるが、マイネルクロンヌの場合は2戦とも空馬に絡まれて自分のペースが刻めたとは言い難い。そのため「他馬に邪魔されながら強引なペースで逃げながら圧勝」という勝ち方を続けているマイネルクロンヌは素直に強いと評価していい。
本来は先週の柳都S(新潟ダ1800m)に出走予定だったが、抽選漏れとなってしまった。しかしそのケースも想定していたのか陣営の対応は早かった。そのため1週ずれ込んだこともそこまでマイナス材料にはならないし、芝時代から「走る気持ちが切れる」といった課題もあった馬なので、2連勝中と同じ丹内騎手の継続騎乗は大きい。
今回は6枠を引けており、内枠に入って包まれるリスクもある程度回避できたのも大きい。「ラフィアンからダートの大物が誕生した」とワクワクさせるような競馬を見せて欲しい。
札幌8R(3歳以上1勝クラス/芝2600m)
🤔⑦ギンノサジ(武藤雅)
馬券に絡んだレースは全て芝2600mと、この距離は得意としている。とはいえタイムが速くなると対応できないので、ある程度時計がかかりそうな今の馬場状態はこの馬にマッチしそう。この条件なら抑えるべき馬。
札幌9R(コスモス賞/芝1800m)
🤔③マイネルズーメン(丹内祐次)
前走は福島で新馬勝ち。早めに抜け出して一旦は後続に並ばれかけるも、もう一伸びして勝ち切った。ダノンバラード産駒はダリア賞も制してこの世代絶好調なので、ここでも期待したい。
「ローカル芝中距離のラフィアン×丹内祐次騎手」のパワーで何とか馬券内に来てほしい。
新潟9R(湯沢特別/芝2000m)
🤔⑤マイネルパリオート(柴田大知)
柴田大知騎手を背に新潟芝では[1-1-0-0]と結果が出ている。調教は毎回動くタイプなので、いつ好走してもおかしくはない状態にあるはず。
1勝クラスに昇級した3戦は
・約7ヵ月の休み明け初戦
・落馬事故に巻き込まれ競争中止
・競争中止明けで間隔が空いたのに-10kg
と力を発揮できたレースは1度もない。
結果が出ているコンビ&舞台なので、また馬体重が大幅減でなければ一発があるかもしれない。
新潟12R(3歳以上1勝クラス/ダ1200m)
④マイネルシトラス(戸崎圭太)
デビュー前から素質は評価されていて、前走はデムーロ騎手起用の人気もあっただろうが昇級初戦で2番人気に推されていた。
その前走はスタートで出遅れてしまったのが敗因。昇級初戦でメンバーレベルもペースも上がるとなると出遅れは厳しい。
今回は戸崎圭太騎手を起用し巻き返しを狙う。
しかし
・器用なタイプではないためベストは東京ダート
→新潟が合うかは微妙
・最終追い切りの内容に疑問
→併せ馬で遅れ&タイムも△
・テン乗りだとスタートがどうか
→スタートが上手い柴田大知騎手でも複数回出遅れているので、馬自体がスタート下手な可能性が高い
と「今回が狙い時だ!😎」とは言い難い
正直、一番の買い要素が「戸崎騎手だから」という現状で、「騎手が一番の買える要素」というケースは基本的に妙味がないケース。馬券内に来れる素質は秘めていると思うが、戸崎騎手起用である程度人気が上がることも加味すると、アツイ要素は少ないので今回は指名なし。
メインレース考察
明日のメインレースをゆる~く考察したり、ガチに考察したりするコーナー。参考程度にどうぞ。
札幌11R(TVh賞/ダ1700m)
「明日のラフィアン注目馬」で語ったので理由は割愛します。
小倉11R(阿蘇S/ダ1700m)
プロキオンSの時に投稿した小倉ダ1700mの血統傾向を参照。
阿蘇SはとにかくDeputy Minister持ちが強いレース。
今回Deputy Minister持ちに該当するのはダノングリスターとサンライズラポールの2頭。母父クロフネで母父ヴァイスリージェント系に該当するダノングリスターの方を高評価。
念のため抑えるのがアンセットヴァウ。Deputy Minister持ちではないが、Deputy Ministerの父であるVice Regentを内包している。
お気軽血統予想でワイド3頭でゆる~く遊びます🐴
新潟11R(稲妻S/芝1000m)
先週WIN5で千直をしっかり考察したのが楽しかったので、このレースは真剣に考えようと思います。
この2頭がどちらも飛ぶとは考えにくいので、どちらかは中心視しようと思ったところ、ジャスパージャックが2枠に入ってしまった。
連闘ではあるものの6枠に入ったトミケンルーアを軸の1頭にする。
トミケンルーアは差し馬なので、それを負かせるとしたら「外ラチ沿いを逃げか番手追走できる馬」だと思う。
※トミケンルーアの前走も8枠を引いて外ラチを逃げたドリームジャンボが僅差の2着
ノアヴィグラスは51㎏で千直が得意な藤田菜七子騎手。ダート短距離の逃げ馬でサウスヴィグラス産駒というのはアイビスSDでも2着に好走したシンシティと被る部分がある。大外枠も魅力的。
ショウナンバービーは千直を逃げ切った経験がある。54秒台こそマークできていないが、差がつきにくい短距離において2着に3馬身差をつけたのは評価できる。斤量も53㎏と軽め。
千直は坂路で好タイムをマークした馬が好成績を残すレースなので、最終追い切りで自己ベスト51秒をマークしているショウナンバービーの方を評価したい。ノアヴィグラスは中間全て美浦南Wでの調教をこなしており、最終追いも内目を回っているからこそのタイムという印象を受けた。
ショウナンバービーを2頭目の軸としたい。
紐は外枠の馬に手広く&内枠で千直実績と先行力がある馬を選択。
2歳馬一変パドック激アツ・チャレンジ
「素質はあるのにパドック状態が悪く力を出せなかった馬」を事前に調べ、「当日のパドック状態次第で巻き返せるのでは!?😎」と可能性がありそうな馬を紹介するコーナーです。
※当日のパドック状態が×なら今回もダメです。パドック状態は自己判断でよろしくお願いします。一応パドックが見れたらTwitterで呟くようにはしますが、見逃す場合もあるのでご容赦ください。
札幌1R(2歳未勝利/芝1800m)
③トップナイフ(横山和生)
新馬戦は単勝オッズ6.8倍の3番人気に推されていましたが、6着に敗れてしまいました。
パドックは前に進む感じが弱く、ゆったりとした歩様でした。首が下がってからは歩くスピードもアップしましたが、全体的に前進気勢が足りなかったと思います。
次走のパドックで
・首の動かし方(グイグイ前に動かすように変化)
・歩くスピード(キビキビ歩けるように変化)
が改善されて前進気勢が増せば巻き返せると思います。
新潟2R(2歳未勝利/芝1800m)
⑤グランラウディー(藤田菜七子)
新馬戦は単勝オッズ9.4倍の4番人気で9着、2戦目は単勝オッズ16.5倍の6番人気で11着と敗れています。
新馬戦のパドックはキビキビ歩けていて良かったのですが、首の角度が地面と平行で口先をずっと真下に向けながら歩いていました。
2戦目のパドックも首が下がり気味で口先を下方向に向けながら歩いていました。ただ、歩くスピードは新馬戦よりも遅くなっており、9着→11着と着順を落としました。
2戦続けて出遅れていますが、全体的に気合い乗りが足りていないのも影響したかもしれません。
そのため次走のパドックでは
・首の角度(背中のラインより上に変化)
・歩くスピード(キビキビ歩くように変化)
が改善されれば巻き返す可能性が出てくると思います。
おわりに
長々となりましたが以上となります。
参考程度に明日の競馬も楽しんでもらえればなと思います。
明日(8/13)の21時からはYouTubeにて競馬雑談配信があります。
関屋記念の三連単を考えていこうと思うので、お時間ある方はぜひ遊びに来てください。
Twitterもやっているので、こちらのフォローもぜひお願いします!
それではまたお会いしましょう。
バーチャルサラブレッドのリュウタロウでした🐴