まとまくPOG(23-24)に参加します!

皆さんこんにちは。
バーチャルサラブレッドのリュウタロウです。

今回はまとまくPOGで指名した2歳馬10頭について紹介します。

まとまくPOGとは

競馬Vtuberの的射まくりさんが企画しているPOG大会です。今年で4回目の参加となります。

指名人数に応じて獲得賞金の比率が設定されている「賞金山分け制」でのPOGとなります。つまり自分だけが指名している馬が活躍すれば優勝にグッと近づきます。

今回の指名戦略

その前に昨年の指名結果を振り返りましょう。

昨年の指名戦略は
「10頭全てサラブレッドクラブ・ラフィアンの馬を指名する」でした。

なんじゃその無謀な策は・・・

リュウタロウ曰く
「ノーザンファーム生産の馬が重視されるのがPOGだが、指名被りが少ない馬が有利な『賞金山分け制のPOG』において指名が集中しないラフィアンは正義!😎」
とのことです。

その結果が下記の通りです。

天下は取れたのか????????

はい・・・😇
(最終順位75位)

牡馬こそ全頭勝ち上がりましたが、勝ち上がってからの成績がサッパリだったため、賞金を加算することができませんでした。

牝馬については新馬戦3着だったスコプルスが続く未勝利戦の後に怪我をして休養、夏デビューが見えていたローブドゥマリエ・レアリーズレーヴが怪我でデビューが遅れる、調教もめちゃくちゃ動いていたコマチザクラが新馬戦で4角逸走と、呪われてるとしか思えない不調ぶりでした…_(┐「ε:)_

牡馬の勝ち上がりがスムーズだったこともあり、序盤で1位に躍り出るシーンもあったのですが、最終的な結果は2年前にもオール・ラフィアンで挑んだ第2回まとまくPOGよりも悪い結果となってしまいました。

ちなみに10頭全てラフィアンを選んでいるのにも関わらず、若駒Sを勝ったマイネルラウレアとフローラSを勝ったゴールデンハインドを指名できなかったポンコツは私です…🐴

そこで今回は指名戦略を考え直そうと思います。

確かにラフィアンの馬がG1を勝てばリュウタロウが優勝することは間違いないのですが、下手をすれば夏が終わってから全く楽しくないPOGになってしまう恐れもあります。

せっかく大会として参加しているPOGですから、ギリギリまで優勝の可能性を信じて楽しみたい・・・

なりふり構ってはいられないのですよ・・・😎

とはいえラフィアンの馬を指名したいのも事実なので、「ラフィアンの馬は1頭指名する」という縛りを設けて挑みたいと思います!

その上で血統をメインとしながら選んでいこうというのが今回の指名戦略となります!🐴

それでは指名した10頭を発表します!
こちら!!!!!!

おや・・・?

全部ラフィアンじゃねぇか!!!!!!!

🐴「『1頭指名する』とは言ったけど『1頭しか指名してはいけない』とは言ってないし・・・」

指名馬について

ということでここまで茶番に付き合っていただきありがとうございました。

今年もオール・ラフィアンで挑もうと思います😎

ここからは指名した10頭について簡単に紹介していきます。

マイネルトバーン(トバーンの21)

父:ダノンバラード
母父:Teofilo
美浦・和田雄二厩舎

まずは牡馬からです。

ラフィアン大好きリュウタロウ、ついにこの世代からラフィアンへの一口出資を開始しました。この世代は2頭出資しているのですが、最初に出資したのがこのマイネルトバーン。

父のダノンバラードはビッグレッドファームによって日本に買い戻され、昨年の2歳世代から再び産駒を出していますが、昨年段階でラフィアンはダノンバラードを推していました。

ただ昨年の2歳ラフィアンのダノンバラード産駒は馬体が薄い馬が多く、「ほんとに走るの???」と疑問でした。

とはいえ「2年目,3年目の方が繁殖牝馬の質は上がっている」というコメントがあったので、それを信じようと思ったのと、柴田大知騎手を起用してくれるであろう和田雄二厩舎所属という点から出資に至りました。

蓋を開けてみればダノンバラード産駒はミルファームを中心に昨年の2歳戦を盛り上げましたから、出資して良かったと思っています。

ダノンバラード
・父ディープインパクト×母父Fappiano系のミスプロ系
・主流スピード色を強化するサンデーサイレンスを介さないHaloクロス
・早熟志向のあるBallade牝系
・早熟志向のあるLe Fabuleuxも内包
という血統をしているためスピードと早熟性に優れた種牡馬だと考えています。

そのため主流なスピード要素が強い母系と掛け合わせてしまうと、スピード過多でバランスが悪くなってしまいますし、既にHaloクロスが発生しているため、サンデーサイレンスのクロスを発生させてしまうと気性難の不安も出てしまいます。

マイネルトバーンについては母父がTeofilo(Galileo×デインヒル)で非主流な要素が強く、母系にはスタミナ血統のNijinskyも持っていますから、ダノンバラード産駒としてはバランスのとれた良い配合をしていると思います。

牧場からの評価も高いらしく「ゆくゆくはこの世代の1,2を争う馬」というコメントもありました。

5月末に入厩しており、おそらく福島デビューになるのでは…?と思っています。まずは無事にデビュー戦を走り切ってくれることを祈ってますが、上のクラスでも戦える馬になってくれたら嬉しいです。

マイネルガンナー(クードヴァンの21)

父:ゴールドシップ
母父:ディープインパクト
美浦:畠山吉宏厩舎

母のクードヴァンは父ディープインパクト×母マイネヌーヴェルという血統。同じくゴールドシップ産駒でオークス馬になったユーバーレーベンも母母マイネヌーヴェルなので、ユーバーレーベンの母父をディープインパクトに変えた血統をしている馬だと思ってください。

個人的にゴールドシップ×クードヴァンの組み合わせからは大物が出ると思っていて、全妹のレアリーズレーヴを昨年指名した時もそうお話ししました。

ただレアリーズレーヴは芦毛でマイネルガンナーは鹿毛なので、マイネルガンナーの方が期待できると考えています。

現3歳世代こそ芦毛のゴールドシップ産駒が活躍しましたが、個人的に大成するゴールドシップ産駒は非芦毛だと思っています。
※毛色がゴールドシップと一緒=ゴールドシップの要素が色濃く伝わっている=気性難など悪い側面も多く引き継いでしまっている?という仮説

種牡馬としてのゴールドシップ
①3歳までの側面:「若駒戦で活躍できるスピード」「高い末脚能力」
②4歳以降の側面:「長距離向き」「気性難」「ズブい」
という要素を持っていると思っていて、母父がディープインパクトであるマイネルガンナーは①の要素が刺激されていると考えています。

そして「芦毛に出なかった」ということも考えると、ゴールドシップの要素を色濃く引き継ぎすぎないものの、ゴールドシップの良い要素を引き出された馬なのではないかと感じています。

馬体も素晴らしいですし、正直出資するか迷いましたが抽選になりそうだったので諦めました。
※案の定抽選満口になってました。

6/11(日)の東京芝1800mの新馬戦でデビューを予定しているので、ラフィアン馬にとって鬼門となる東京芝とはなりますが、頑張って欲しいですね🐴

マイネルレグルス(マイネテレジアの21)

父:スクリーンヒーロー
母父:ロージズインメイ
美浦:手塚貴久厩舎

マイネルファンロンやユーバーレーベンを輩出したラフィアンの名牝マイネテレジアの仔です。

今年は父がスクリーンヒーローとなっています。

1個上のマイネルエンペラー(父ゴールドシップ)の時はスクリーンヒーローを付けて不受胎→ゴールドシップを種付けという背景がありましたから、スクリーンヒーロー×マイネテレジアという配合はやってみたかった配合なのでは…?と思っています。

母父のロージズインメイは早熟志向のあるBallade牝系に属するDevil's Bagの血を継いでいるので、父がスクリーンヒーローだとしても若駒戦に対応できるスピードを強化してくれていると思います。
※父スクリーンヒーロー×母父ロージズインメイのマイネルウィルトスは重馬場の鬼というイメージがありますが、2~3歳の世代限定戦8戦中7戦で上がり3位以内の末脚を使っていて、中には上がり最速33.4で2着というのもありました。

管理するのは兄マイネルファンロンと姉ユーバーレーベンと同じ手塚調教師、そしてマイネテレジアから誕生した上記2頭の重賞馬と同じ青鹿毛という点からも、重賞レベルでの活躍が期待できます。

体質面にやや課題がある馬なので、順調に使えるかどうかは不安ですが、素質は十分だと思うので、なんとかクラシック戦線に名乗りをあげて欲しいです。

マイネルティグレ(マイネエレーナの21)

父:スクリーンヒーロー
母父:ロージズインメイ
栗東・西園正都厩舎

半兄にはシンザン記念2着のマイネルフラップ、全兄には現OPのマイネルジェロディがいる血統です。

こっちもスクリーンヒーロー×ロージズインメイという配合ですね。

父ゴールドシップ×母父ロージズインメイに隠れがちですが、スクリーンヒーロー×ロージズインメイも優秀な配合だと私は思っています。

所属する西園厩舎は勝ち上がり率が高く、POG向きの厩舎だと思っています。実際6月中の入厩を予定していて、夏の中京や小倉でのデビューが予想されます。○○2歳Sに駒を進められたら理想ですね。

マイネエレーナの仔は馬格がある馬の方が活躍する傾向にあり、体重が軽かった馬は1勝止まりになるケースが多かったです。

全兄のマイネルジェロディも高い素質を評価されながらも勝ち切れない競馬が続いていましたが、馬体重が増えてきてから条件戦を連勝しOPクラスまで駆け上がりました。

マイネルティグレも馬格があるタイプで、1歳時には調教の動きも絶賛されていましたから活躍を期待したい1頭です。

マイネルバーテクス(マイネレーツェルの21)

父:エピファネイア
母父:ステイゴールド
美浦・水野貴広厩舎

母のマイネレーツェルはフィリーズレビューとローズSを勝ったラフィアンの名牝。

その産駒から大成した馬はいないものの、何故か「牡馬は勝ち上がり・牝馬はサッパリ」という傾向がでています。

半兄のマイネルエニグマは条件戦の馬ではありますが、未勝利時代に見せていたパフォーマンスから「これ重賞でも行けるのでは!?」と感じさせる馬でしたから、やはり重賞2勝の母の仔らしくスケール感は感じさせるのだと思います。

この世代の中では最高額となる一口45万でしたから、さすがに満口とはならなかったものの、エピファネイア産駒で馬体も良いですから「走るだろうなぁ…」とは思っていました。

現在は入厩していて6月の東京でデビューを予定しているとのことですが、調教では2週続けて1秒以上離れたところから追走する併せ馬を実施していて、「え!?2歳馬がいきなりそんな長めの追走併せ馬なんかできるの!?」と驚きました。高い末脚能力を持っている気がします。

マイネルオーシャン(アメリオラシオンの21)

父:ゴールドシップ
母父:ルーラーシップ
美浦・鹿戸雄一厩舎

この馬は「走りそう!」というよりも「応援したい!」という意味合いが強い指名です。

私が競馬を主体的に観るようになった初期のころはルーラーシップとローズキングダムが好きだったので、母のアメリオラシオンがルーラーシップ×薔薇一族という血統をしていたのを見て「おっ!😎」と思いました。

それに父のゴールドシップと母父のルーラーシップは2012年の有馬記念で仲良く出遅れたコンビ。出遅れながらもゴールドシップは1着、ルーラーシップは3着まで追い上げていて、間に割って入った2着の馬はオーシャンブルーでした。

そのためこの血統で「マイネルオーシャン」という名前は運命的な何かを感じました。

徐々に良化してきているらしいので、デビューを待ちたいと思います。

カンバセーショナル(ハーコントゥーズの21)

父:ダイワメジャー
母父:Invincible Spirit
栗東・宮徹厩舎

ここからは牝馬となります。

牝馬の1頭目はリュウタロウもう1頭の出資馬カンバセーショナルです。

追加で発表された特別募集馬で、血統を見て「うわ~、出資してぇ~😎」となって我慢できずに出資してしまいました。

母系にサドラーズウェルズや欧州型Danzig系を持つダイワメジャー牝馬は走る傾向にあります。
例)レシステンシアやメジャーエンブレムなど

それに5代母は名種牡馬Galileoの祖母Allegretta、そして母母父がGalileoなので、Allegrettaの5×5のクロスが発生しています。

そのため血統表を見た時に「うわああああああ走るタイプのダイワメジャー牝馬だあああああああ!しかもAllegretta牝系に属してるううううううううううなんならAllegrettaのクロスも発生しているううううううううううう」とテンションが爆上がり。出資申し込みボタンをポチリ

馬体がやや小ぶりだったこともあり人気はしませんでしたが、血統はかなり魅力です。ここにきて馬体の成長も見られるので、デビューを楽しみに待ちたいと思います。

個人的にはゆくゆく1200mの馬になるのかなぁ…とも思っています。

ラストクリスマス(カーヴィシャスの21)

父:リオンディーズ
母父:シンボリクリスエス
栗東・西園正都厩舎

こちらもカンバセーショナルと同じ追加募集組の馬です。正直カンバセーショナルに出資するかラストクリスマスに出資するかで結構悩みました。

3代母がソニンクということでびっくりしました。まさかラフィアンでソニンク牝系の馬に出会えるとは…🐴

ソニンク牝系からはロジユニヴァース、ディアドラ、ソングラインといったG1馬が出ていますし、今年の3歳馬でもスキルヴィングやフリームファクシといった重賞馬を輩出しています。

そこにリオンディーズを付けたのがこの馬。

リオンディーズ産駒は体質面に不安を抱えがちな印象がありますが、シーザリオ牝系の種牡馬ということで何気に評価している種牡馬です。

阪神芝1600mでの成績もよく、牝馬であれば面白いのでは…?と思っています。そういうこともあって昨年もリオンディーズ産駒のローブドゥマリエを指名していました。

牧場でも最近動きの評価が上がってきていて楽しみが増してきています。
勝ち上がり率の高い西園厩舎でもあるので、どこまでやれるのか注目です😎

レディマキシマ(マイネヴォヤージの21)

父:キタサンブラック
母父:Teofilo
美浦・中野栄治厩舎

母のマイネヴォヤージは欧州G1を制したマルバイユの妹

そのマルバイユからは桜花賞馬マルセリーナ、重賞3勝馬グランデッツァが出ていて、マルセリーナについては母としてヒートオンビートやラストドラフトといった重賞馬を輩出しています。

マイネヴォヤージの仔からはまだ中央で複数勝した馬は出ていませんが、半姉のマリネロは東京芝2000mの未勝利戦を5馬身差の圧勝。優秀な牝系であることは間違いないですし、母系にサドラーズウェルズとデインヒルを持っているという点でも牝馬路線に必要な血統は持っています。

どちらかというとこの馬は馬体と動きを評価しています。

牝馬ながら恵まれた馬格の持ち主で、牧場での調教映像を見てもスピード感あふれる良い走りを見せてくれていました。

6/1にゲート試験を合格し、東京or福島or函館でのデビューを検討しているとのことです。

マニフィコ(マイネチャームの21)

父:トゥザワールド
母父:アグネスタキオン
美浦・和田勇介厩舎

1口8万円とラフィアンの中ではかなりお手頃な馬ですが、値段の割には馬体のバランスも良く、牧場での動きの評価も上々なので、一口馬主という観点で見るなら結構良い馬だと思っています。

母マイネチャームのラフィアン馬は2頭いて2頭とも勝ち上がっています。

父のトゥザワールドは兄のトゥザグローリーとは違い早熟志向のある種牡馬なので、POG向きの種牡馬かもしれません。

マニフィコについては母系にBallade牝系のDevil's Bagも持っているため、さらに早熟志向が増している配合をしています。

芝1200mでいい勝負ができそうだと思っているので、短距離のOPや重賞、ないしはフィリーズレビューで賞金を稼げればPOG的には大きいと思っています。

ただここに来て挫跖の疑いがあり、一旦休養に入るとのこと。しっかり立て直して無事デビューを迎えて欲しいですね🐴

おわりに

以上が今年の「まとまくPOG」の指名馬でした。

正直今年は昨年ほどPOG指名馬選定に時間を割くことができず、出資検討時のイメージで結構決めちゃった部分もあります。

牡馬は他にも指名したい馬が多かったのですが、最終的には「ええい!これでいいや!」と決め打ちました。

今回指名できなかった馬も含め2021年産のラフィアン馬は全頭応援しているので、1頭でも多く勝ちあがってくれたら嬉しいです。

特に今年はマイネルトバーン、カンバセーショナルという2頭の出資馬も控えていますから、頑張る姿を多く見れたらいいなと思っています。

POG的な目標としては
・序盤にしれっと上位にいる(毎回恒例)
・指名馬が重賞好走
このあたりですかね。上のクラスで活躍する馬も出て欲しいです🐴

山分け制なのでラフィアンがG1勝てばPOGも勝てます。

それでは皆さんこれから1年間対戦よろしくお願いします。
まくりさんも運営ありがとうございます🙇‍♂️

以上、バーチャルサラブレッドのリュウタロウでした🐴

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