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1月21日 静かに狂うこと

忙しいと、ついつい自分のことが後回しになりがち。

考えを整理する時間をつくって、意識的にアウトプットするために書き始めるという名目で、日々のことをつらつらと書き残してます。

忘れないように。2月19日のこと。

今日は今日で書きたいこともあるのですが、一昨日のことを。

2月19日に、東京都現代美術館へ ミナ ペルホネン / 皆川明 つづく を見に行ってきました。

概要はこんな感じ。(サイトより引用)

デザイナーの皆川明(1967-)が設立したブランド、ミナペルホネン。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、日本各地の生地産地と深い関係性を紡ぎながら、オリジナルの生地からプロダクトを生み出す独自のものづくりを続けてきました。

皆川がミナペルホネンの前身となる「ミナ」を立ち上げたのは1995年。「せめて100年つづくブランドに」という思いでファッションからスタートした活動は、その後、インテリアや食器など次第に生活全般へと広がり、現在ではデザインの領域を超えてホスピタリティを基盤にした分野へと拡張しています。そのたゆまぬ歩みは、展覧会の会期中である2020年に25周年を迎えます。

本展覧会の「つづく」というタイトルは、文字通りブランドの時間的な継続性を示すものですが、それだけでなく、つながる・連なる・手を組む・循環するなど、モノや人が連鎖し何かを生み出していく生成のエネルギーを想起させる言葉でもあります。

多義的な意味をもつ「つづく」をキーワードに、本展覧会では、生地や衣服、インテリア、食器等のプロダクトに加えて、デザインの原画、映像、印刷物、皆川明の挿絵など創作の背景を浮き彫りにする作品群や資料も併せて展示いたします。ミナ ペルホネンと皆川明のものづくりとその思考をこれまでにない規模で紹介する本展覧会は、私たちの日常生活やその先にある社会の仕組みについて新たな視点と示唆をもたらすことでしょう。

ミナ ペルホネンの前身「ミナ」がスタートした1995年から2020年で25周年を迎えるブランドとデザイナーである皆川明さんのこれまでの活動をまとめた展覧会です。

ミナ ペルホネンは、コンセプトにとても共感していて大好きなブランドの一つなんです。洋服は高くて買ったことがないのですが……(涙)

感想は、TwitterやInstagramにまとめたので読んでくださいって感じなので、書いてないことを。

皆川さんがブランドをつくるときに「せめて100年つづくブランドに」という思いを込めてることがすごくかっこいいと思った。

ミナの服って、テキスタイルがとても可愛くて、思わず騙されそうになるけど、

「こ、これを刺繍で表現しようとするなんて…

とか

「こ、こんなふうに素材を組み合わせてるんだ…」

みたいなものがたくさんあるんですよね。

そういうことを生地の産地だったり、それぞれの技術を持つ職人さんにお願いするのって、本当にすごく大変なことだと思うんです。

尋常じゃないこだわりと、熱意がないと絶対にできない!

昔、何かのドキュメンタリーで、皆川さんがテキスタイルのチェックをしてる映像を見たことがあるのですが、ものすごく細部までこだわって、何回も何回も、職人さんにお願いしていたのがとても印象に残っています。

本当に、納得できるものをつくろうとしるんだなーって。

今回の展覧会は、その集大成でした。

特に、25年ぶんのアーカイブが並んだ「森」の章を見たとき、それをすごく感じました。

普通アーカイブとなると、時系列で展示されてることがほとんどだけど、ミナの展示に関しては時系列関係なくごちゃまぜで展示されていました。

それって、どのデザインも、テキスタイルも、古びないからこそできることなんです。

100年つづけることを考えてないと、やっぱりそれって出来ないですよね。

自分が死んだあともつづくものをつくるって、本当に壮大な野望ですよ。

めっちゃ狂ってるなー!!!


押してもダメなら引いてみろ、じゃないけど

やってみる、って大事だなーと最近思うことが多い。

10代の頃は、失敗することがすごく恥ずかしいものに思えた。

だけど、30歳を目前にして「とりあえず、やろ!」って思って行動することが増えた気がします。

やってみないとわからないし、やってダメなら違うことをやってみよう、と。

そうすることでしか諦めたり、進んだり、新しいことに向かえないよね~~~と思ってます。

皆さんはどうですかね。


ではまた。

はやし

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